こんにちは! Nishi です。
外の気温はまだ寒い日がありますが、ここ最近天気に恵まれ道路脇にあった積雪も、徐々に厚みがなくなってきました。
先日雪が少ないと綴ったばかりですが、さらに雪融けが進んでいますね(^^;
さて、先日のブログでエンジョイのフットサル大会に出場したことをブログに投稿しました。
チームも決勝トーナメントまで勝ち進み、準決勝と決勝ともにPK戦までもつれ込む接戦でしたが、2試合ともPK戦を制し優勝しました。
2試合とも2本ずつセーブして、勝ち抜きに貢献できたのは個人的にも嬉しい^^
さらに読み通りのセーブだったので、なおさらですね。
ということで、この時そういう状況でその判断をしたのかなど説明したいと思います。
まぁフットサルのPKだし、参考になるかどうかわからないけど、心理面や飛ぶ方向の決め方のひとつの考え方の参考にしていただければと思います。
まず準決勝のPK戦ですが、僕はフットサルのPK戦時のポジションは中心よりも半歩~一歩左にポジションをとります(左利きの場合は右に)
キッカーから見ると向かって左側のコースが広く見えるようになります。
これはあくまでも僕の考えと感想なんですが、フットサルの場合、距離が短いので右か左どっちかヤマを張っても強いシュートが飛んできて、なかなか防ぎ切れないことが多いのです。
そしてGKの心理的にも、右か左どっちか迷って踏み出しが遅れていまったりするのも嫌なので、もう飛ぶ方向を決めてしまって思いっきり飛んだ方が、迷いもなくなり気持ちも吹っ切れるので、やや極端なポジションをとります。
ポジションをひとつのコースに寄せたことで、キッカーとしては、GKが立っているポジションは蹴りづらくなりますし、また空いているスペースを大きく晒している分、力んでコースが甘くなったり枠を外してくれる”期待値”を高めたいという狙いもあります。
失敗する確率を上げるためには、止める確率を上げることの他にも、外してくれる確率も高くすることで失敗する確率は上がりますしね。
これで空いているスペースへのシュートが勝つか、GKの反応スピードが勝つかの単純な”力勝負”に持っていけます。
それに加えて、わざと開けたコースを指をさして挑発したりもしますね(笑)
まぁこれも駆け引きのオプションのひとつですね。
1本目は僕の想定通りに上手くいき、真ん中低めの甘いシュートを止めることができました。
しかしその後は、コースは当たれどセーブできず、手に当ててもシュートの勢いに持っていかれてゴールを許してしまいました。
これが5~6人続きましたね(^^;
そこで、シュートの勢いに負けているし、流れを変えるために、飛び方をフットサル流の身体を起こして壁を作るような止め方をやめて、外サッカーのように身体を横に投げ出す一般的なセービングに変えて、シュートのパワーに負けないようにフォームを変えて見ました。
フォームを変えた時は、たまたま大きく外してくれたので、効果があったのかわかりませんが、続く決勝ではこのフォームチェンジは功を奏しました。
決勝戦もPK戦になったので、準決勝と同じポジションをとり、セービング時は外サッカーのように横にダイブする意識でパワー負けしないように対策し、1本目も難なく止めました。
しかし味方の1本目も失敗してしまい、続く2本目。
2本目のキッカーが蹴る前の助走が他の人より短かったので、「これは逆をついて僕が消しているコースを敢えて狙ってくるな」と予想しました。
ゴールまでの距離が短いので、だいたいの人はスピードのあるシュートを蹴るために助走は少し長めにとるのがセオリーです。
飛んだあとにできるがら空きのコースに確実にゴールするために、助走距離が短くとって確実にミートさせコントロール重視を選んだと予想し、それなら敢えて僕も早めに動いていつも通り右へ飛ぶフリをするフェイントを入れて、左を狙わせるように仕掛けました。
これが見事に的中し、完璧にセーブして連続セーブしました。
その後2本はボールに触れはするも止められなかったですが、味方が連続で決めてくれたので勝つことができました。
まぁ駆け引きというかPKの時に見るところは、助走の距離と蹴る角度は外サッカーもフットサルも重要視します。
こちらの過去に投稿したブログも参考にしてみて下さい↓
助走距離は先ほども述べましたが、どういう弾道のシュートをするか予想するための指針ですね。
蹴る角度は、ゴールに向かって垂直になっているとか斜めに入ってくるということ。
ゴールに対して垂直に近くなっていれば利き足の逆方向に蹴りやすいし、角度が深くなれば逆に利き足の方向に蹴りやすいので、飛ぶコースを決める判断基準になります。
この部分は最低限僕は見ていますね。
これも人それぞれ蹴りやすい蹴りにくいといったクセもありますので、試合中ないし練習風景なども観察して、相手選手のクセはできるだけチェックしておきたいですね。
かつてパラグアイ代表の名GKチラベルトが「ハーフタイム中でも控室まで追いかけてマークしろ!」っと言いましたが、それくらいしつこくはしなくてもいいけど、それくらい細かい観察は必要かなっと思います。
こういう誰も気づかないような小さな努力は、いつか大きな重要な場面で効果を発揮するものだと確信しています。
日々の小さな努力は決して無駄にならないので、日々の鍛錬は常に行っていきたいですね
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了