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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】GKはPKの時キッカーのどこを見て判断しているの?GKの”ヤマ”の張り方

こんにちは! Nishi です。

 

ワールドカップアジア最終予選は出足で躓き、悪い意味で注目を浴びてしまった日本代表ですが、東京オリンピックから時間置かずに代表戦があった事で、世間的にも注目されていた一戦でしたね(^_^;)

 

試合があった事も知らないと言われるよりまだマシかな…

 

取り敢えず今夜の中国戦が、次戦以降の戦い方に大きく変わる一戦になるので、気にしておきましょうw

 

さて、今日は久しぶりにGKの技術面の話をしようと思います。

 

というのも、ブログやエンジョイフットサルでGKについて詳しく知らない事も多いので、いろいろと聞かれる事が多いです。

 

よく聞かれるのが、「GKは、PKの時キッカーのどこを見て飛ぶ方向判断しているの?」とよく聞かれます。

 

よく”ヤマ”を張ると言われますが、その”ヤマ”の根拠ってなんだろう?って不思議に思いますよね。

 

今日は僕なりの”ヤマ”の張り方を紹介しますね^^

 

以前にもこの話題に触れたので、リライトっぽい記事になりますが、お付き合いしていただければ幸いです

 

PK時の基本条件

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GKが一番目立つ場面といえば、シュートを止めるセーブシーンですが、とりわけ目立つワンシーンがあります。

 

それはPKの場面です。(PK戦ならなおさら)

 

GKとキッカーが1vs1になるこのシチュエーション。

 

ゴールまでの距離がおよそ11m。

 

経験した事もある方は多いかもしれませんが、蹴る側から見ると、すごくゴールが広くてどこ狙っても入る気分になれると思います^^

 

逆にGK側から見ると、当たり前ですがゴールが広く見えます(笑)

 

これはサッカー経験・未経験でも同じ感想になると思います。

 

だからPK止めるの不可能じゃない?って思うのも無理はないですね(^_^;)

 

実際、確率的には8:2でキッカー側有利となっています。

 

GKとしては、その2割の確率で勝負しなければいけないので過酷な状況なのです(^_^;)

 

ではその確率を上げる為にどうするか?というのがPKの真骨頂かなって思います。

 

飛ぶ方向の判断基準

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では、GKが飛ぶ方向の基準は何かあるのか?となりますが、よく言われるのが軸足のつま先の向きっとよく言われます。

 

つま先の方向が、コースを指しているというのが理由(だったような…)ですね。

 

自分もそう言われたんですが、どうもつま先の向きでは判断しづらいのが正直な感想でした。

 

方向は当たっても、シュートスピードが上回ってボールに届かない事が多かった。

 

そこでもっと早く察知できるポイントはないかと模索したのが、以前書いたブログの内容になります。

www.mariaazzura-nishi.com

僕はまず、蹴り足サイドを軸にコースを考えています。

 

人間の身体の構造上、足を出しやすい自然のサイドというものが存在します。

 

利き足と反対の方向に蹴ろうとすると、身体を捻らないといけないので、力が入り過ぎて引っかける可能性があります。

 

だから、失敗するリスクを避ける為に、蹴りやすいコース=利き足と同じ方向に蹴る可能性が高いと考えています。

 

それと併せて三つの要素も決め手にしています。

 

①助走距離

②助走角度

③骨盤の動き

 

以上三点を見て判断しています。

 

助走距離が長いと利き足と逆、助走角度が広い(ゴールラインと平行になるような立ち位置)時は利き足サイドかなって読みます。

 

①の理由は、助走距離が長いとおよそシュートスピードを重視するケースが多いので、勢いをつけようとするとアウトサイドに引っ掛けて枠を大きく外す可能性があります。

 

②助走角度については、詳しい説明は③と被りますが、利き足と逆サイドを狙うと引っかけやすくなるので、僕は自然サイドと読んでいます。

 

③骨盤については、外に開いたら蹴り足サイド(右で蹴るなら右の方向。つまり自分の左側)って僕は読んでいます。

 

外に開いたまま逆の方向に蹴ろうとすると、ボールを巻き込みやすく外に外しやすくなるという理由があります。

 

振りかぶった足をボールにミートするまで、0コンマ何秒かの違いだけど、そこにズレが生じてミスしやすいのです。

 

だからこのミスショットの期待値もこめて、僕は割り切って飛ぶコースを判断しています。

 

他にもその試合当日に感じた雰囲気というか、そういうスピリチュアル的なものを感じとって対応は変えますが、基本は蹴り足サイドを軸にして上記三点を考慮して左右決めてます。

 

もちろん、定番の軸足のつま先の向きで決めるのもありですが、僕個人的には軸足の向きよりも、この持論の方が止める確率が高かったのでそうしてます。

 

おわりに

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まあいろいろグダグダと個人的な根拠を語りましたが、一番の要素は開き直り”が一番かなって個人的には思います。

 

もう気持ち的に、「俺はこう決めた!行くぞ!」の気持ちで判断した方向に飛んだ方が大方当たります。

 

その”開き直り”を自信を持って行動に移す為に、僕は根拠を示して自分に自信を持たせてます。

 

ヤマ勘で動いて「運が悪かっただけだ」っと運任せにするより、自己分析を信じるようにしています。

 

そうすれば反省もできるし、それで成長してまた次の機会に活かせるものだと思う。

 

運で片づけてしまうより、よっぽど僕のサッカーライフの為になると思うから余計そう思います^^

 

あと絶対やっちゃいけないのが、早く判断し過ぎないこと。

 

ギリギリまで見てから飛ばないと、シュートコースを変えられてしまいます(^^;

 

まぁ確固たる根拠がない話ですが、参考までにというレベルで捉えて下さい^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

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