こんにちは! Nishi です。
昨日は、Jリーグゼロックススーパーカップで起きた、PK戦にまつわる珍事について話しました。
まぁ、両者合わせて9人連続で外すっていうこともなかなか少ないですよね^^;
前回の記事では、一見簡単そうに見えるPKもいくつかの要素が加わり外してしまうというお話をしました。
そして今日は、いざPK戦になった時の駆け引きというか戦略について少し触れたいと思います。
実は、僕は外のサッカーではPKの経験はありますがPK戦の経験はありません。
フットサルの大会ではあります。
フットサルの方が、トーナメント方式の大会に数多く出場していたので、フットサルの経験でお話することがございますので予めご了承下さい。
でも基本の考え方は同じだと思っています。
その考え方に則ってお話を進めていきたいと思います^^
先攻・後攻どちらが有利か
PK戦になった時は、先攻後攻と場所を決めます。
まず先に蹴るか後に蹴るかの選択ですが、僕はPK戦の場合、先行を選ぶようにしてます。
理由は、プレッシャーを少しでも減らす為です。
前回も記事で触れたように、サッカーのPKではキッカー側が決める確率は8:2です。
キッカー側が、80%も成功するのです。
野球で例えると8割打者です。
イチローなんて目じゃないレベルですw
言うなれば、決めて当然の場面を外してしまうのは、GKの能力を抜きに語れば決めて当然というプレッシャーです。
そこで、前のキッカーが決めたら→決めなきゃという心理になる。
逆に外したら→外せないという心理になる。
どちらにしろプレッシャーが加わってしまう状況になります。
僕は、少しでもこの負の要素を省くためにも、後攻より先攻をとって気楽に蹴らせる方がいいと思っています。
例え先攻で外しても、GKが止めてくれる可能性も残るので、一人で背負いこませる負担を軽減させることができます。
だから僕の結論としては、極力先攻を選ぶようにしています。
PK戦に臨む時のGKの基本姿勢
次は、GKがPK戦に臨む時の姿勢です。
先程も述べた通り、PKはGKには圧倒的不利な状況です。
だから正直僕は、必ず止めるという意識をあまり持たないようにしています^^;
あくまでも確率論だと思っているので、5回のうち2回ないし3回止めれればいいやという気持ちでいます。
その為にも、キッカーの決める確率を減らす事に神経を注いでいます。
そのひとつに、キッカーの利き足の自然のサイドに注目しています。
自然なサイドというのは、例えば利き足が右足ならキッカーの右側(GKなら左側)の事です。
人間の身体の構造上、身体を捻って逆側を狙うのは意外と難しい動作なのです。
ですから、利き足と逆のコースは相手が失敗しやすいコースになるので、ここのサイドは失敗すると見込んでいます。
結論としては僕の場合は、出来るだけキッカーの自然のサイドに思い切って跳ぶようにしてます。
もちろんこれは、キッカーのクセとかによって変わります。
ただ僕の基本的な考え方として、こういうのあるよっていう事です。
あんまり余計な事を考えないようにする術だと思っていただいて大丈夫です^^;
考え過ぎると相手に逆に読まれてしまいますので、シンプルに相手の動きを読みながら臨むべきだと思います。
その為にも、しっかりとした基本姿勢だけは持っていた方がいいと思います。
世の中には、ウソみたいにPKが強いGKがいますので、そういった猛者達のプレイなども参考にするといいかもしれませんね。
個人的にはPKはあまり好きではないので、アイスホッケーのようなフィールド選手とGKの1vs1になるシュートアウトの方式がいいなって思っていますw
1vs1に強いのでww
参考までにアイスホッケーのシュートアウトです⇓
終わりに
PKもただボールを蹴るだけではなく、なかなか奥が深いものなんです^^;
キッカー側としては、GKはこう考えているのなら、その逆の発想でいこうと考えるのもありだと思います。
パネンカ(ふわっと蹴る)などトリッキーな事をしてもいいと思います。
ただそれを読まれたり、外してしまうと物凄く恥ずかしいですよw
キッカーとGKの間で行われる、些細な駆け引きにも今後注目して欲しいです^^
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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