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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2024年Jリーグ GKのこのプレイにピックアップ!#10

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第10弾です!

 

今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

邪道な止め方でも…

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まず最初に紹介するプレイは、神戸vs京都の試合から神戸GK前川選手のプレイです。

 

左サイドから崩され、中央で待っていた豊川選手にシュートを打たれますが、足を素早く出してセーブします。

 

距離的には至近距離ではないので、足のセービングよりかは身体を倒して手で弾いて欲しかった場面とも見えます。

 

11人制のサッカーだとよろしくないセーブだけど、個人的には緊急時はこういうセーブもありと思っています。

 

密集地帯の時に、身体を倒せないという状況が十分にありえるので。

 

この場面は、おそらく前にいた味方ディフェンスと被ってしまい、シュートの出どころが見えなかったのかなと思います。

 

それで咄嗟に足を出したセーブになってしまったのかなと思います。

 

まぁ半歩横にずれて足をだせたので、完全に虚を突かれてその場にベタンと座り込むよりかは幾分かマシかな。

 

状況的には、ポジションを後ろに下げるわけにもいかなかった場面なので、緊急対応といては最低限やれたセービングかなっと思います。

 

PKの極意?

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続いては同じく神戸vs京都の試合から京都GKク・ソンユン選手のプレイです。

 

前半終了間際のPKの場面ですが、しっかりコースを読んでPKストップしました。

 

PKの場面では、僕はキッカーの助走角度を参考に飛ぶ方向決めているのですが、このPKストップの場面が、以前紹介した僕の飛ぶ方向を決める根拠がわかりやすい場面だったので取り上げました(^^;

 

キッカーを務めた大迫選手は、最初はゴールに向かって真っすぐ立っていましたが、蹴る際に左に大きく間合いをとって、右側のコースを狙いました。

 

僕の飛ぶコースを判断をする材料として、助走の角度からこのコースは可能性が高いと読んでいました。

 

ク・ソンユン選手本人から直接聞いたわけじゃないけど、助走の角度はGKがコースを読むひとつの指針です。

 

今回のように角度が深いと、利き足の逆方向(今回の場合は左)へボールを蹴るには腰を捻なければ蹴ることができません。

 

踏み出す角度がゴールラインと平行になればなるほど、腰を捻る動作が必要になり、キックも難しくなります。

 

ちょうどC大阪vs横浜FMの試合でもPKの場面がありました。

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腰を捻って強く蹴ろうとすると、力んでしまってミスショットの確率も高くなります。

 

そのため僕個人の判断基準だと、深い助走の時は利き足方向に読みを絞っていますね。

 

逆コースはミスを期待する。

 

正直全てのコースを防ぐことはできないので、割り切って飛ぶコースを決めています。

 

助走の角度以外にも、キッカーそれぞれ特徴あるので、一概には言えないことですが、何をするにも「どうしてそうしたのか」理由は必要かなと思います。

 

理由があれば、正しかったらそれでいいし、間違えっていたらその理由が間違っていたことになるので修正すればいいしね。

 

とにかくPKでも僕はヤマ勘ではなく、しっかりした理由で判断してもらいたいですね。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは福岡の村上選手を選びました。

 

右→左→中央へとダイレクトでパス交換されたあとのヘディングシュートでしたが、素早く手を出して弾きました。

 

右に左にと振られ、視線がぶれやすい中でもポジションを崩さずに反応できたナイスセーブですね。

 

左右に振られるとバタバタポジションを動かして、不用意なプレイをしがちですが、そこは落ち着いていましたね。

 

視線がぶれなかったことで、至近距離でのシュートにもしっかり反応できていたナイスセーブでしたね。

 

紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)

●磐田:川島…指先ひとつで掻き出した渾身のセーブ

【ジュビロ磐田×町田ゼルビア|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第10節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube

●川崎:上福元…ファーへ流れたクロスを決死のダイブでセーブ

【サンフレッチェ広島×川崎フロンターレ|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第10節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

今節も気になったのは、クロスへの対応ですね。

 

やっぱり飛び出すまではいいけど、ボールを弾けずに失点してしまう場面が目立ったかな。

 

そのへんの判断力はしっかり身につけたいですね。

 

まぁGKをやっていた身からすると難しいのは重々承知ですけどね(^^;

 

だからこそ、その判断力を完璧に身につければ、より失点を減らせるので試合にも勝ちやすくなります。

 

厳しい目線ですけど、その難しいことにチャレンジし、乗り越えた先を見てみたいですね^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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