こんにちは! Nishi です。
今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第13弾です!
今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^
前に出るリスクも考える
まず最初に紹介するシーンは、FC東京vs柏の試合から、FC東京GK波多野選手のプレイです。
最終ラインでビルドアップ中にボールを奪われ、そのルーズボールを回収しにペナルティエリア外へ飛び出して処理しようとしますが間に合わず、逆に細谷選手を引っかけてしまいました。
ボールが流れた状況と波多野選手のポジションを加味すると、ここは前に出るべきではなかったかな。
奪われた位置と、ボールが流れた場所が、GKのポジションが離れ過ぎていたのでそう感じますね。
ゴール真正面というわけでもないし、カバーが入る選手もまだ時間的に余裕があったので、待ち(ディレイ)の選択が正しかったと思います。
まぁ、出るか出ない一瞬の判断の難しさは理解しています(^^;
ひっかけてしまい自身が退場になったのも痛かったので、遅れてチャージしてしまった時のリスクも考えて判断をしたいですね。
難しい判断が突然訪れるので、やっぱりGKは難しいですね(^^;
でもその難しさが楽しい部分だったりします^^
派手なセーブより良いポジショニング
続いては、湘南vs町田の試合から、町田GK谷選手のプレイです。
左サイドの崩しから、シュートまで持っていかれますが、このシュートを防ぎました。
派手なセービングの場面ではないけど、ポジショニングがとてもいいですね。
ディフェンスとの間の距離間も申し分なく、どこから打たれても無理のない反応ができる、いいポジショニングでした。
無理のないセービングができるので、見た目の派手さは出ず一見評価されにくいですが、GKは派手さを求めるポジションではありません。
さりげなくスマートに立ち振る舞う方が、失点のリスクを抑えチームとしても安定します。
縁の下の力持ちとして、慌てることなく淡々とプレイできるように、適切なポジションに自身を常に置いておくことを意識したいですね。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは、京都のク・ソンユン選手を選びました。
右サイドからのクロスを、ファーサイドを走り込んできた選手にヘディングで合わせられますが、この際どいシュートに反応してセーブしました。
対応しづらいポケットから視界から消えているファーサイドへのクロスからのシュートでしたが、シュートを受ける際にしっかりセービングの体勢をとっていたのも高いポイントですね。
ここでしっかりセーブする体勢を整えたのはグッドポイントでした。
準備ができていたので、若干逆を突かれる状況にはなったものの、反応できた大きな要因となりました。
現代サッカーでは、ポケットと呼ばれるペナルティエリア深い位置からの崩しが当たり前のようになってきています。
ここのポイントを突かれると、どうしても逆サイドは目を離さななければいけません。
逆サイドにボールが流れることをしっかり想定して、クロスが入った際には、自然と的確なポジションを取れるように身体に覚え込ませておきたいですね。
紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)
●C大阪:キムジンヒョン…完璧なタイミングで飛んだ横っ飛びセーブ
【セレッソ大阪×ヴィッセル神戸|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第13節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube
●磐田:坪井…落ちてくる難しいミドルシュートを逆手でナイスセーブ
【ジュビロ磐田×サガン鳥栖|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第13節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube
●川崎:上福元…プレジャンプが少ないいいタイミングの取り方
【川崎フロンターレ×北海道コンサドーレ札幌|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第13節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube
おわりに
開幕から10試合以上が消化され、だいぶ順位も絞られてきた感じは出てきましたね。
ただこれから暑い夏の季節もやってくるので、疲労も重なりコンディションが下がってくるとまた順位が大きく変わる可能性があるので、あまだ何とも言えないですかね(^^;
それに夏の移籍で、主力が抜けるとまたガラッと戦力が変わりますしね。
それでもだいぶ上位陣と下位がはっきり分かれてきたかなと思います。
地元ネタですが、札幌が降格したら札幌ドームの運営どうなるのかなっとそれはそれで興味はありますね(^^;
あれだけ甘々の事業計画発表しておいて、多くの人に突っ込まれた部分(札幌が降格する可能性を考えていない)が現実化しつつあるので…
まぁまだまだリーグ序盤戦なので、札幌に限らず思ったように上手くいっていないチームは、まだ立て直しができるので、次の試合以降頑張って欲しいですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了