こんにちは! Nishi です。
先日は、天皇杯以来となる国内サッカーの試合がありました。
富士ゼロックススーパーカップという試合ですが、要はリーグ戦王者とカップ戦王者の試合です。
この試合は、リーグ戦とアジア・チャンピオンズリーグの開幕前哨戦としての位置づけが強い大会ですね^^;
それでも、賞金も懸かっていますし、それなりにコンディションを上げて臨む試合でもあります。
さて、その試合内容はというとヴィッセル神戸が先制すると、負けじと横浜F・マリノスが一点返し、ヴィッセル神戸がまた勝ち越すと取り返すといった点の取り合いになりました。
結果3-3のまま決着はつかず、PK戦になり、接戦の末ヴィッセル神戸が勝利しました^^
しかし、そのPK戦がこれまた珍事として話題を呼びました。
両者ともに二人目までは無難に決めたが、それ以降両者合わせて9人連続で失敗するという珍事が発生しました^^;
GKにセーブされたのが3人いましたが、他はバーに当ててしまったり、枠を大きく上に外してしました。
芝が長かったとの証言もあり、グラウンドコンディションの問題もチラッと聞きますが真相は不明です。
しかしここまで外すとなると、何かしら問題はあったのかもしれませんね^^;
見ている方としては、「PKなんて蹴る方が有利だし、プロならなんであんなに大きく外すの?」っと思うかもしれません^^;
俗にPK戦は、8:2の割合でキッカーが有利だと言われています。
この数字は30年くらい前から変わっていませんし、僕もそう思います。
それにGKからしたら、跳んだ方向にボールが来ても手が届かないコースにボールが来たり、またシュートが強かったりと、コースが当たっても決められる事も多々あります。
それでも圧倒的にキッカー有利なのだが、どうして失敗してしまうのでしょうか?
原因のひとつとしては、選手の疲労があります。
90分間走り回った後のPKというのは、足に相当負担がかかっています^^;
90分間走ったり蹴ったり飛んだりと、もう足はボロボロになっています。
それだけではなく、接触して倒されたり削られたりとされている為、健全な状態でPK戦を迎えるのはほぼ不可能です^^;
そのような状態でボールを蹴るとなると、普段正確に出来ることが出来なかったりします。
決めなければいけないというプレッシャーに合わせて、この身体的状況も加味して見てみるとまた別の評価がみえるかもしれません。
GKもフィールドプレイヤーほどではないですが、やっぱり身体的消耗はあります。
その為、冷静な判断が出来ない事もあります^^;
チームによってはそういったネガティブな要素を取り除くために、PK戦専用のGKを用いるケースもあります。
PK戦に突入すると見込んだら、試合終了間際にそのGKを投入してPK戦を少しでも有利に進めるという戦略です。
結構こういうオプションを使っている強豪チームは多いです。
国内ではあまり聞いたことがないと思いますが、高校サッカーではたまに見かけます。
リーグ戦にはPK戦はないですが、トーナメントの場合は必ずといってあります。
その為のPK戦に対する対策は用意しておいた方がいいと思います。
PK戦は、GKが圧倒的に不利な状況です。
その不利な確率を少しでも下げる戦略は必要だと思います。
運任せでPK戦を考えてはいけません。
PK戦も試合の一部だと認識して、しっかりとした対策をとるのがいいチームだと思います。
次回に、このPK戦の不利な確率を下げる戦略も交えてお話したいと考えています^^;
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
⇓参加しています。ポチっとしてくれると励みになります。
この記事良かった!と思ったらスターやブックマーク押してくれると尚嬉しいです^^