こんにちは! Nishi です。
先週スローインの戦術化について取り上げました。
スローインは、両手で頭上を通り越して投げなければいけないので、遠くへ飛ばす事が難しく、またコントロールも難しいプレイです。
またサイドライン付近でのプレイになるので、ゴールから遠い位置からのリスタートが多く、あまり重要視されずにただ投げ入れることができればいいみたいな考えが多かったと思います。
まぁちょっと乱暴な表現だけど、だいたい当てはまるかな(^^;
将来的には、スローインからの切り崩しや細かな連携はプロに限らずアマチュアレベルでも意外と早く当たり前になって来ると思います。
その理由としても、実は身近にあるものが関係してると思っています。
フットサルのキックイン
今では雪国だけではなく、サッカーより少ない人数で行えることからフットサルも日本全国で行われるようになりました。
そのフットサルでは、スローインの変わりにキックインでゲームが再開されます。
このキックインの時に、スローインの戦術化でもお話したような連携プレイを頻繁にやります。
フットサルのキックイン時は、直接シュートを打てないのに加えて、助走をつけてはいけないというルールがあります。
またセットしてから4秒以内に蹴らないといけません。
そういう制約の中、サッカーと違い人数が少なくコートも狭いので、間接とはいえ得点チャンスでもあります。
そのためゴールを十分狙える距離なら積極的に狙いにいきます。
オーソドックスなサインプレイとしては、『ちょんドン』というプレイがあります。
名前を聞いてイメージついたと思いますが、キッカーがちょこっとボールを転がして、シューターが強烈なシュートを打ち込みます。
間接フリーキックでよく見られるシュート場面と同じような感じです^^
また、発展系として、シュートをファーに走り込んで来る味方に向けて弾丸ライナーのパスをしてファー詰めを狙うというパターンもあります。
こういったパターンは複数用意しておきます
僕ら新生チームでも4パターンくらいは用意してたけど、強いチームだと10パターンくらい用意しているところもあります(^^;
その時のサインとしては一番、二番と声をかけるという簡単なものからやってました。
でもこれだと相手にも読まれてくるので、強いチームともなると何分おきかに番号変わるとか指でサインを決めていましたね
このように、フットサルで当たり前のようなキックインからのサインプレイなどは、サッカーでも応用されて浸透すると思います。
どの年代からでもできるプレイ
キックインとスローインは、リスタートの場面という共通点もありますしね。
だから近年話題のスローインからの戦術的な切り崩しも、自然の流れなのかなとも思います。
フットサルをやってみて、別に大人になってからやるようなプレイではなく、小学生年代でも全然できる事だと思います。
例えば、スローインを近くで受けるフリして急にターンして逆に走るとか、またそのスペースに誰か違う選手が走り込むとかね。
また、今でも比較的ポピュラーなロングスローも、ロングスローをするフリをして近くに投げるのもできますね。
動いてる時間でもそういった崩しは、草サッカーレベルのアマチュアや小学生年代でもだいぶ当たり前になって来ているので、スローインの時も簡単な取り決めも不可能ではないのかなって思う。
その時に、きちんとスローワーにもわかるサインを決めておくのもいいかもしれないですね。
先程上げたような、◯番って番号で合図送ってもいいし、ユニフォームの触った場所とかでもいいと思う。
されどスローインという、ワンシーンでそこまで細かくしなくてもっと思うかもしれないけど、細かい所から強度っていうものは高められると思っています。
あと、子供って意外とこういう作戦みたいな事好きですからね(笑)
僕も缶蹴りとかで、友達と「俺、囮になるからそのスキに蹴って」とかやってましたしね。
そういうの考えたりしてるのみんな楽しかったりしたと思う。
大人達に隠れて悪巧みしたりね(笑)
試合に勝つという最終目的達成のために、みんなでどうするか考えるクセは若い年齢からでも全然やってもいいと思います。
戦術とかって聞くと、自由を縛るイメージがあるかもしれませんが、決してそういう極端な事ではないってことも理解して欲しいですね。
おわりに
草サッカーでも、やっぱり勝ちたいとなると、スローインとか普段投げ入れるだけでやっていたプレイを、ちょこっと練り合わせるとすんなり上手く物事が進むかもしれませんね。
プロだけの話かなと思いきや、意外と近くでその経験できるのかなっと思います。
守る側の人間としては、対策が増えるのでより大変になる未来は見えますけどね(^_^;)
フットサルのゴールキーパー(ゴレイロ)時は、サインプレイには散々泣かされて来ましたからね(笑)
まぁレベルアップの為だと思って精進します(笑)
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了