こんにちは! Nishi です。
いつかこの日が来るとは思っていましたが、いざ本人が口にすると寂しいですね…
17日、フランクフルトに在籍している元日本代表の長谷部選手が現役引退を発表しました。
元日本代表主将・長谷部引退
日本代表引退後も、ドイツ・フランクフルトでコンスタントに試合に出場し、ファンからも「まだまだ日本代表でもやれる!」という声さえ囁かれるほど、水準以上の働きを見せていました。
僕も実際、日本代表でセンターハーフの駒不足の時は、長谷部待望論を思ったほどでした(笑)
最近は試合出場もめっきり減ってしまい、記者会見ではそれも影響があると言ってましたね。
でもまぁ40歳になっても、欧州のトップリーグのクラブで現役選手としてやっていくだけ大したものです。
残りシーズンわずかですが、試合に出場する機会があれば、長谷部の持っているものを出し切って欲しいですね。
日本代表でのキャリアは、2018年ワールドカップを持って引退しましたが、2010年ワールドカップ時からキャプテンとして、代表チームをまとめ上げていました。
選手の能力としては、豪快なシュートや魅了するドリブルやパスセンスなどあるわけではないけど、本田や香川、岡崎といった攻撃面で個性が強い選手が多い中で、中盤のディフェンス面を支え、縁の下の力持ちとしてチームを支えました。
時には大きな声で発破をかけたり、監督と選手との橋渡し役として、キャプテンの仕事を全うしていましたね。
個人的に一番印象に残る場面はロシアワールドカップの時のこの一コマですね。
たぶんこの場面、記憶にある人も多いと思うけど、この場面は、2018年ロシアワールドカップのグループリーグ第3節ポーランド戦の一コマです。
2試合終えて日本は1勝1分け勝ち点4でグループ1位につけ、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる試合でした。
決勝トーナメントも見据えて、最終戦はメンバーを大きく変えて、このポーランド戦に臨みました。
しかしレギュラーメンバーの代わりに出場した選手が機能せず、敗退が決まっていたポーランドに押し込まれ、1点リードを許してしまいます。
日本はゴールを匂わす気配もなく、このままだとグループリーグ敗退が決まってしまいます。
ところが同時刻に行われていた別会場では、コロンビアがリードしている情報が入りました。
このまま1点差での負けなら、警告枚数の差で日本がセネガルを上回り、決勝トーナメント進出することができます。
そこでベンチは思い切って、これ以上警告も出さずに時間を消費させて試合を終わらせる決断を下します。
この決断をピッチにも伝えるため、この日温存していた長谷部をピッチに送り、このあとのゲームプランの指示を出した場面でした。
この画像の前に、カードも貰うなというジェスチャーもしたことで、浮足立っていたピッチ上の選手達も理解しました。
結果、この策は的中し、日本は決勝トーナメント進出を無事に果たしました。
この判断は、いろいろ批判を浴びましたが、僕は全然そう思わなかったし、むしろ日本も勝ち抜くためにこういう賢い判断できるようになったんだなって頼もしく思ったくらいですね^^
まぁ長谷部が交代で入り、明確にこれからやることを示して、それをピッチの誰もが理解したというのは、長谷部がこのチームのまとめ役だったからこそだと思う。
それだけ、誰からも信頼されていた真のキャプテンだったんだと思いますね。
おわりに
現役引退後はクラブに残り、指導者としての道を目指す予定だそうです。
日本ではあまり例をみない、海外で指導者としてキャリアを再スタートさせるケースになりそうですね。
将来的に長谷部監督が、欧州のクラブを率いてチャンピオンズリーグ優勝とか成し遂げる夢も見てみたいですね^^
とにかく、これまで長い現役生活お疲れ様でした!
今後の活躍にも期待しています。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了