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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】新時代へのトレンド?スローインやコーナーキックなどワンプレイ専門の戦術

こんにちは! Nishi です。

 

サッカーの戦術といえば、複数人で連動してサイドを崩したり、中央の守備ブロックを崩したりと、また個人能力を活かすために周りがマークを引き寄せる動きなど様々ありますね。

 

日本でも戦術をしっかり練り込まないと、サッカーは勝てないという事はもはや浸透していますね。

 

Jリーグを見ていても、そのクラブにあった、また監督の志向でチームカラーがわかるようにもなりました。

 

サッカー後進国と揶揄される日本でさえも、細かくボール運びとかプレスのかける位置など取り決めが行われます。

 

しかし、現代ではチーム戦術だけでは足りなくなってきました。

 

これからはスローインなどワンプレイにも戦術を駆使しなければいけない時代が到来しそうです。

 

スローインの戦術化

number.bunshun.jp

記事にもありますが、プレミアリーグの強豪リバプールは、スローイン専門の戦術コーチをつけ、スローイン時からのボールキープ及び得点機会演出の確率を上げています。

 

足を使って行われるサッカーは、どうしてもピッチ内のオンプレイ(動いているプレイ)の事に目がいきがちです。

 

しかし、スローインもサッカーで恒常的に行われるひとつの場面です。

 

ただ味方に投げ入れるだけではなく、リバプールでは主に3パターン用意して、徹底的に練習をしてスローイン時からの優位性を築いています。

 

これからはピッチ内だけではなく、スローインからも細かい戦術的な動きが当たり前になってくる気がします。

 

かつてオランダ代表で、トータルフットボールの中心選手として活躍したサッカー界のレジェンド、ヨハン・クライフもスローインに着目した一人でした。

 

スローインともなると、両手で投げなければならないので、長い距離を投げるのは難しい。。。

 

サッカー経験者だとよりわかると思います(^_^;)

 

また近くの選手に投げようとしても、すぐに相手ディフェンスに囲まれて、そこから抜け出すのも結構しんどかったりします。

 

僕もサッカー始めた当初は苦手でしたね…

 

そこでクライフは、スローイン時にもっと効率のいい方法がないかと考えたところ、「俺が投げればいい」という結論を導き出しました。

 

その理由は、どこに投げようとしても、スローワーが外に出ている以上、ピッチ内は数的不利な状態です。

 

しかもマークがつくのでスローイン側はより不利な状況とも言えます。

 

意外とスローイン側が不利な状況が多いスローインですが、クライフはこの状況でマークがつかないフリーな選手はスローワーだけだと導き出します。

 

そこで、一番テクニックのある選手であるクライフ自身がスローイン投げて、すぐに折り返して貰えれば、ノーマークの状態でクライフが自由にボールを運べます


まぁ試合本番ではこう上手くはいかないこともありますが、こういう発想の転換は見習いたいものですね^^

 

コーナーキックも専門戦術家が登場

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スローインの他にも、コーナーキックもサインプレイが見られるようになりましたね。

 

キッカーが片手を上げたり、両手で上げたりサインを送ってるのも当たり前のようになってきたと思います。

 

日本代表も、アジア最終予選の途中からコーナーキック専門の戦術コーチをつけたことも話題になりましたね。

 

コーナーキックは、これとない得点チャンスの場面ですから、確率を上げるためにも戦術は必要ですしね。

 

守る方としてもやっぱり緊張しますね(^_^;)

 

敵味方入り乱れる混戦だと、ゴールキーパー自身も上手く身動き取れないし、自分か誰かに不意に当たっただけでもゴールに向かってきます。

 

それだけリスキーな場面なんですが、考え方によっては攻撃のチャンスでもあります。

 

相手もこちらゴール側に集結しているということは、裏のスペースはおのずとたくさん空いている状況です。

 

またキッカーが一人ピッチ外に出ていて、人数的に言えば守る側が有利です。

 

そして唯一手が使えるペナルティエリア内最強のディフェンダーであるゴールキーパーがいます。

 

こういう事もあって、実はコーナーキックは意外と守りやすい側面もあります。

 

さらに、この『最強ディフェンダー』のゴールキーパーからのカウンターのチャンスを作りやすくもなります。

 

ですからゴールキーパー自身もただ守るだけではなく、カウンターのチャンスを伺う事を忘れないで欲しいですね。

 

例えカウンターが成功しなくても、相手にカウンターがあると認識させるだけでも抑止力になって、攻撃を躊躇させることもできます。

 

コーナーキックのカウンターといえば、前回大会のベルギー戦が思い出されますね(^_^;)

 

あのコーナーキックからのひと場面は、ゴールキーパー視点で見ると、とても興味深いものでした。

 

おわりに

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先日のアジア最終予選のベトナム戦でも、コーナーキックのマークミスで失点してしまいましたね(^_^;)

 

守りやすいとは言ったものの、やはりマークの取り決めなどしっかりできていないとリスクは高いもになります。。。

 

かつてはスローインの特殊戦術といえば、ロングスローくらいしかなかったのに、今は細分化されて進化しました。

 

これから先、いろんな局面で細かいやりとりが必要になってくるのかなっと個人的には思います。

 

時代に遅れないように世界中の情報をチェックしていかないといけないですね(^^;

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

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