Web
Analytics

北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【スポーツ教育】ついに政府が動いた!?部活動のクラブチーム化移行検討へ

こんにちは! Nishi です。

 

昨年から国内だけでなく、世界中で猛威を振るい、生活環境を激変させたコロナウイルスも落ち着いてきましたね。

 

国内も、緊急事態宣言解除後に徐々に日常に戻ってきましたね。

 

それと併せて、子供たちのど部活動も徐々に通常通りに戻ってきました。

 

学校生活もだいぶ元に戻りそうな雰囲気になってきたなぁっと思ってきたところ、その部活動に関わるニュースがありましたので、今日はそのニュースを取り上げていきたいと思います。

 

ついに政府が動いた部活動改革!?

www.sankei.com

今の日本の学生スポーツのオーソドックスな流れは、進学した中学及び高校の部活動に加入して、その学校の部活動で汗をかき日々鍛錬するのが一般的なやり方です。

 

サッカーでは、クラブチームも普及してきたり、また野球では硬式クラブチームなどに所属するケースも少数ですがありますね。

 

そんな進学したら部活動どうするかも考えるくらい一般的になってる部活動ですが、先日スポーツ庁が、現行の部活動制度の見直しを検討しているというニュースでした。

 

記事を要約すると、運動系の部活動を学校から切り離して段階的に各地域のスポーツクラブに委任する構想だそうです。

 

その背景に教師の働き方改革にも通じるものもあり、教鞭と並行して監督・指導することになる教師にとって、土日も部活動に同行するなど負担が重いことが問題になっていました。

 

その教師の負担を軽減する意味もあり、部活動からクラブチームへ移行構想がスポーツ庁主導のもと検討し始めたというニュースでした。

 

これには、僕は前向きに進めてもらいたいっと思っています。

 

僕もこのブログで度々話題に出していましたが、部活動廃止論者ですし、この考えは概ね僕の考えに近いものですね。

 

過去記事も併せて記載します↓

www.mariaazzura-nishi.com

 

前々から部活動からクラブチームへ移行を提言していた身としては、一番の障壁は現行の学校教育制度でした。

 

明治時代の近代化によって、普通教育が導入され、その経緯の中でほぼ同時期に誕生した学校の部活動は多くの国民に馴染みの深いものになっています。

 

それだけ”当たり前”のような存在を変えるとなると、やっぱり抵抗感の方が大きいと思います(^^;

 

その一番のネックだった壁が動いたというのが、僕の中では一番おっ!!っとなった瞬間でしたw

 

なかなか新しい取り組みには、いつも及び腰な日本政府はこういう教育改革なんて話すら出さないだろうなぁって半分思ってましたからね(^^;

 

でもTwitterとかで部活動の話題になった時に、若手の議員さんとかに畏れ多くも部活動からクラブチームへの移行をリプしたら、好感触だったこともあって、もしかしたらそういった議員さんも動いてくれたのかもしれないですね。

 

教師の働き方改革

f:id:nishi30:20211119183701j:plain

ニュースの記事と僕の記事でも書いていますが、教師の働き方改革の為にもこの議題はどんどん進めていって欲しいと思います。

 

やっぱりほぼ休みのない教師にとってみたら、肉体的にも精神的にも重荷になっていると思う(^^;

 

その余裕のなさが、教師の質を悪くしているとも思っています。

 

教師達の不祥事もいろいろ多く聞くようにもなりましたしね…

 

最近話題の旭川のいじめ事件では、教員たちの隠蔽や問題から逃げようとしていたのも明るみになってきています。

 

このいじめ事件は、教師個人の質の問題もあるだろうけど、こういう心理になるのも環境の余裕のなさからくるものも一因としてあると思う。

 

旭川の事件だけではなく、いじめ問題の直接的な解決にはならないだろうけど、教鞭は教師に、部活動はその競技の指導者にっと役割を分担させることで、教師達の負担が減った分、子供達の学校生活により寄り添える時間ができると思う。

 

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃの状態だと、面倒くさい(こういう発想もして欲しくないけど)ことはやりたがらない、また逃げたいっという発想になっても仕方がないとも感じます。

 

本来こういう発想は人としてどうか?ということにもなるけど、構造的な欠陥をなくして余裕を持たせてあげるのも撲滅へのひとつのアプローチだと思います。

 

教師への負担軽減だけでなく、ニュースの記事では触れられなかったけど、育成の面で考えると卒業学年への空白期間を埋めるにもメリットはあると思う。

 

だいたい夏の大会で引退して終わるので、卒業までの半年間、大切な成長期を何もしないのはもったいないと感じています。

 

文武両道というけど、切り離す事でそれを達成できるのではないかとも思います。

 

おわりに

f:id:nishi30:20211119184022j:plain

以前にも、この部活動廃止論をブログのテーマとして取り上げましたが、読者&フォロワー間でも賛否両論でしたね。

 

若干クラブチーム化賛成が多いかなって感じです。

 

また意見として、クラブチーム出身の人からすると、学校部活動に憧れがあったという意見もありました。

 

それにやはり教育の概念が失われ、より勝利至上主義に走ったり、選手の使い捨てなどが起こる青田買いの問題を危惧する意見もあります。

 

その懸念は、今回のニュース記事にもありましたね。

 

こういうデメリット面も考えながら、現在の部活動のあり方は早急に改革や見直しをして欲しいと僕は思います^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村