こんにちは! Nishi です。
近年豊富な資金力を背景に、アジアのサッカーでも躍進している中国サッカーですが、コロナ禍の影響もありリーグ戦は中断しています。
しかしここ最近、中国はコロナを克服した!などメディアを通じて中国の主要都市の街の風景を流して経済活動を再開したと報道していますが、どうも胡散臭いというのが正直な感想です(^^;
これだけの災い、こんな早く収束するわけないだろうっと思います(^^;
しかし簡単には以前のような状態には戻ってきてないようです。
僕の懸念通りというか案の定、中国のサッカークラブがまた倒産したようです。
あれだけ世界的な名選手達を、何十億円という莫大な資金で買い漁っていたのが遠い昔の話のように思えます(^^;
以前ブログでも紹介しましたが、経済とサッカーは遠いようで実は近く密接している関係にあります。
国内リーグの事情だけではなく、海外リーグのクラブの胸ユニフォームでもその影響がわかります。
国を上げてサッカーに投資
かつて日本経済が、バブル崩壊で景気が下向く前までの1990年代前半から中盤は、セリエAやプレミアリーグなど世界のトップリーグでは、ソニーやトヨタ、シャープなど日本の大企業が目立っていました。
しかし日本経済の失速とともに、2000年代に入ると日本企業の胸スポンサーが徐々に少なくなってきました。
2000年代になると、サブプライムローンやリーマンショックの煽り受け、世界中の経済が傾く中、サッカーの世界に進出してきたのが、UAEやカタールなど中東諸国を中心のオイルマネーが幅を利かせます。
胸スポンサーだけではなく、クラブチームを買収するなど、現在もその影響は色濃く残っています。
そして2010年以降、中国企業も進出して来ました。
中国共産党トップの習近平国家主席が大のサッカーファンということもあり、サッカーに対して国を上げて投資もしておりました。
象徴的だったのが、中国代表がワールドカップ本大会に出場していないにも関わらず、中国企業がピッチサイドの広告看板でたくさんありました。
世界中に宣伝する目的もありますが、中国国内に宣伝と国力を見せつける狙いがありました。
しかしご存知の通り、アメリカとの関税戦争の煽りを受け、中国経済の勢いがなくなってきた頃にこのコロナ禍が降りかかりました。
中国としては、自国の経済も相当ダメージを食らうことになりました(^^;
今回の中国リーグの危機は、これから政治的な観点と経済的な観点から見ても厳しいものが続くと思います。
今後の展望とまとめ
ここで日本のクラブも、中国リーグから有力な外国人選手の流出が予想されるので、その選手の獲得なども検討してもらいたいと個人的には思います。
ただ資金面では、日本も相当のダメージを被っていますから現実的には難しいとも思います(^^;
欧州もまだ立ち直れていない現実、安心で安全にサッカーができる場所として、Jリーグのアピールもしていけば、それこそ外国からの放映料などを獲得するチャンスでもあります。
政治的な分野でもそうですが、サッカーにおいても日本は戦略的な動きが後手に回りやすいので、ここは狡猾な考えも腹案として用意してもありかと思います(^^;
もちろんこれまでの感染防止対策も同時にこなしての話ですが、ここぞという時には戦略的な思考で対策を練って欲しいと思います。
日本のJリーグも6月中旬~7月初旬の再開を目指していますが、選手もファンも問題なく楽しめるサッカーの復活を期待しております。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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