こんにちは! Nishi です
現在欧州サッカーはオフシーズンという事で、新シーズンを迎えるにあたって現在新戦力の補充などで、慌ただしく動きまわっていますね。
しかし新しく入ってくる選手もいれば、逆に退団する選手もいます。
その退団する選手の中には、現役引退をする選手もいます。
今シーズンもそんな寂しい一報を聞くことになるのかぁっと思うと、感慨深いものがありますね…
そして今シーズン、僕個人的に大きな影響を受けた選手が先日、引退を発表しました。
史上最高のGKブッフォン引退へ
守備王国イタリアで長年ゴールマウスを守り、21世紀最高のGKとして呼び声の高い元イタリア代表のブッフォンが先日現役引退を発表しました。
GKとして長年プレイしている僕として、やっぱりプロの選手の技術や動きというものはホント目が見張るものがあります。
その中でも飛びぬけてスゴイ!っと思った選手がブッフォンでした。
僕がサッカーを始めてから30年くらい経ちますが、当時はイタリア・セリエAが人気&実力ともに全盛期の時代でもありました。
日本でも海外サッカー=イタリア・セリエAというくらいの根強い人気でした。
そんな人気絶頂の時に、当時親会社のビッグマネーを背景にのし上がっていたパルマに、若干17歳の若いGKがデビューし、そのポテンシャルにサッカーファンは度肝を抜かれました。
それがブッフォンでした。
その後パルマでは、同じイタリア代表のカンナバーロ、当時の世界王者フランス代表のチュラムらとともに、最強のディフェンス陣を率いてイタリア国内だけではなく欧州カップ戦でも活躍しました。
いやぁ~この布陣は今見ても最強クラスのディフェンス陣ですね^^
そしてパルマからユベントスに移籍し、ユベントスとイタリア代表で長らくゴールマウスに君臨しました。
イタリア代表としては2006年にワールドカップ制覇を成し遂げ、セリエA7連覇を含む10回の優勝など数多くのタイトルを勝ち取りました。
獲れなかったタイトルは、チャンピオンズリーグ優勝だけでしたね(^^;
個人的な気持ちとしては獲らせてあげたかったですね…
まぁこれも運命のめぐり合わせということで仕方ないことですね。
GKとしての自信とプライド
パルマからユベントスに移籍した2001年にこんなエピソードがありました。
この移籍に関して56億円もの移籍金で移籍したこともあって、当時のマスコミはGKにそんな大金を注ぎ込むなんて馬鹿げていると批判が多くありました。
当時からGKとして活動していた僕としては、
「所詮、GKの大切さを理解していないのは日本も欧州もいっしょなのかぁ…」
っと落胆していましたが、当のブッフォン本人は、
「サッカーをよく理解していない人の戯言」
と一蹴し、その強気な発言を実行するかのように、移籍してすぐのシーズンを優勝で飾り、周囲のネガティブ意見を一気に黙らせました。
この活躍に世界中のGK同志たちが救われましたね(笑)
現代サッカーのGKの地位を高めた選手でもあり、GKの質の高さでサッカーも変わることを改めて証明してくれた選手でしたね。
17歳でデビューし、その後ユベントス、パリサンジェルマンと渡り歩きましたが、晩年はデビューしたパルマに戻り引退することに…
キャリアスタートのクラブでプロキャリアを終えるのも、なんとなくブッフォンらしい幕の引き方かなっと僕は思います。
おわりに
憧れの選手ということで、レプリカユニフォームもちゃっかり持っています(^^;
2000-2001シーズンのパルマ時代の背番号77番のレプリカです。
練習着として愛用していたので、文字も剥げてしまってますが、これからも大事に使っていきたいと思います^^
最近はビブスと色がかぶるので着ていませんがね(^^;
多くのGKを志す人間の目標とあり続けたレジェンドの引退は寂しいですが、今後は指導者などで活躍して欲しいですね。
後進に、その類まれな技術を伝えていって欲しいです。
機会があったら僕も習ってみたいですしね^^
引退後のブッフォンの活躍にも期待していきます
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了