こんにちは! Nishi です。
南半球のオーストラリアとニュージーランドで開催されている女子ワールドカップですが、日本代表がグループリーグで快進撃を見せています。
強豪スペインと同組とはいえ、優勝経験のある日本も含めて2強2弱のグループに入った日本は連勝スタートで同じく2連勝のスペインと昨日対戦しました。
今日はグループリーグ最終節のスペイン戦の振り返りです。
男子に続きスペインを撃破!
今年の女子選手の最優秀選手を擁し、欧州のクラブ選手権も制したバルセロナの選手を多く集めたスペイン代表は、今大会の優勝候補とも言われる強豪チームです。
そんな強豪に挑んだ日本代表は、大方の予想通りボールを支配され、押し込まれる展開になりました。
しかしボールを保持して支配するスペインに対して、昨日の日本はきちんと整備されたプレッシングで、簡単にチャンスの場面を作らせなったですね。
近年の日本は、プレッシングの組織的な運用に甘さがあって、大事な局面で突破されたりしていたので、昨日の試合のように全員の意思がしっかり統一されていたのは大きかったですね。
少しラインが低いかな?っと思ったいかもしれませんが、相手の強さを考えれば、あれくらい(自陣の3/4くらいの位置)の高さからプレスの基準点は正解だったと思う。
それにスペインも自信の表れか、ディフェンスも攻撃寄りにして前に上げてきましたからね。
ディフェンスラインが高くなった裏のスペースを突きやすくなり、結果的に大量ゴールに結びついたと個人的には思います。
選手達の動きや起用法を見ると、意図的に狙い通り進められたと思います。
見てて思ったのは、スペインディフェンス陣のスピードが思ったより遅かったなぁ…(^^;
もっとスプリント力あるかと思っていたけど、ゴールにも繋がった裏へ抜けた場面もあっさり宮澤のスピードに振り切られていましたからね。
あれだけ自信もってライン高くしていたから、ある程度スピード勝負になっても負けない自信もあったのかなっと思っていただけに、全くスピードがなくて逆に面を食らいました…(^^;
このへんも日本の方が、事前のリサーチで”勝てる”部分だと見出していたのかもしれないですね。
見事なカウンターを前半のうちから立て続けに決め、後半もその流れを崩さずに、結果は4-0で日本が勝ち、グループリーグ1位通過を決めました。
決勝T初戦の相手は強豪ノルウェー
まさか優勝候補のスペインも大差で破るとは…
多くのサッカー通も予想しなかったことを成し遂げた日本代表は、次からは負けたらそこで終わりの決勝トーナメントに進みます。
その決勝トーナメント1回戦の相手は、日本と同じく優勝経験のあるノルウェーと対戦します。
当ブログでも取り扱いましたが、ノルウェーは開幕戦でニュージーランドに敗れ、スイスとも引き分けになり、崖っぷちに立たされていました。
しかし最終節であるフィリピン戦では、持ち前の強さを発揮し6-0で圧勝してなんとか決勝トーナメントへの切符を手にしました。
苦労して勝ち上がってきただけに、体力や精神的な面を考えると日本の方が有利なのかなっとも思いましたが、逆に調子を上げてきたとも捉えることもできますね(^^;
まぁここまでくれば、優勝を狙えるだけの実力をもったチームと対戦するので、どちらと当たってもそう大した変わりはないですね。
ノルウェーも、女子サッカー界では長年強豪として名を連ねている国です。
それに日本サッカーもリスペクトしてくるので、分析も怠りなく臨んでくると思いますので、対策もしっかりしていきたいところですね。
スペイン戦で見せた、意思疎通とチーム戦術を見せれば倒せなくもない相手なので、今大会の躍進に繋げて欲しいですね。
おわりに
放映権がとれずに、テレビで観れないのでは…っと心配されましたが、何とかNHKが日本戦だけを放映権獲得し、お茶の間でも観ることができましたね。
そして日本が強豪スペインを破り、いいゲームを放送できたことで女子サッカー人気復活への足掛かりとしてはよかったかなっと思います^^
あとはどんどん勝ち進んでいって、少しでもいい景色を眺めてみたいと期待が膨らみますね
次のノルウェー戦は今週の土曜日8月5日です。
この試合も地上波で放送予定なので、みなさんしっかり応援していきましょう!
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了