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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】Jリーグにもビッグクラブは必要!?戦力もお金も集まる一極集中にも意外なメリットがある!?

こんにちは! Nishi です。

 

ここ数日日本列島に寒波が押し寄せ、全国各地で大雪のニュースが多くなってきました(^^;

 

こちらも、幾度も起きるホワイトアウトの最中外出したりと、この大寒波を体験しております。。。

 

雪国育ちの僕でさえ堪える雪なのに、不慣れな人はより大変な思いをしてるかと思います。

 

無理して仕事や学校行くよりかは、しっかり休んで家の中で身を守るのも必要ですよ。

 

さて、そんな冬真っ只中の日本をよそに、欧州ではサッカーシーズン真っ最中で、後半戦に差し掛かり優勝争いも徐々に絞られてきました。

 

主要リーグに目を向ければ、プレミアリーグが首位アーセナルにマンチェスターシティが追い、スペインではバルセロナとレアルマドリーが競り合っています。

 

これから日程が進んでいけば、選手層も厚いビッグクラブと呼ばれるクラブが上位を占めてくる展開が予想されます。

 

今日はこのビッグクラブについて、お話を進めていこうと思います。

 

Jリーグでも必要?戦力と富を集結させたビッグクラブ

share.smartnews.com

先日、Jリーグ30周年オープニングイベントがあり、この先の日本サッカーをはじめ、Jリーグの将来など、元日本代表の内田さんや中村さんなど交えるトークイベントがありました。

 

現在のJリーグのいいところやこれからの課題などを、選手時代に感じた事や今感じる事をそれぞれ語り合いました。

 

そこで注目されていたのが、Jリーグにもビッグクラブが必要なのでないかという話題でした。

 

海外の主要リーグでは、毎年シーズンは行われますが、だいたい優勝するクラブは2〜3クラブに絞られる事が多いです。

 

例えば、イタリアならユベントス、ACミラン、インテルの3クラブ。

 

スペインならバルセロナ、レアルマドリー、アトレティコ・マドリー。

 

プレミアが少し多めで、リバプール、マンチェスターシティにユナイテッド、アーセナルといった具合でしょうか。

 

それでも近年は、ドイツのバイエルンミュンヘンが10連覇したりと、ひとつのクラブの連続優勝が目立ち、より“一極集中”が目立つ構図になってきています。

 

この光景は、主要国だけではなく、他の中堅国のリーグにも見受けられます。

 

オランダのアヤックス、PSV、フェイエノールトやポルトガルのポルト、ベンフィカ、スポルティングの3強も有名だし、クロアチアはだいたいディナモ・ザグレブの一強ですしね。

 

国内組の代表選手も、それぞれの国のビッグクラブに所属している選手で固められています。

 

どの国も、その2、3クラブが、戦力だけではなく資金面でも優位に立ち、自国リーグの優勝を独占しています。

 

こういう状況だからこそ、当時岡崎選手が所属していたレスターの15-16シーズンの優勝は、奇跡とも呼ばれたんですよね(^_^;)

 

ただこれが悪いのかというとそうでもないのです。

 

中堅クラブや田舎となると、この国内最強のクラブと試合があると、そのクラブがアイドルスターのように広告塔になるので、ビッグクラブと試合をして収益面でも効果を発揮しています。

 

昔でいえば、プロ野球の巨人戦が地方で試合開催となると、それに殺到するもんです。

 

北海道もプロ球団がなかったので、円山公園野球場開催は年に一度の楽しみにしていた親戚のおじさんもいましたしね(今はもちろんファイターズファン笑)

 

一方で日本はというと、近年は川崎と横浜FMで優勝を独占していますが、戦力でいうと欧州のように強いクラブに集中しているわけではありません。

 

今回のカタールワールドカップのメンバーでいえば、権田選手や町野選手なんてJリーグで残留争いをしていたクラブからの選出ですからね(^_^;)

 

こういうケースも結構珍しいけど、それだけ選手戦力はバラけているとも言えるでしょう。

 

ビッグクラブのような絶対的な存在がなく、クラブの強さが均衡しているのは、リーグとしては、それはそれでおもしろくしている面はありますね。

 

ビッグクラブがない問題点

news.yahoo.co.jp

ただその飛び抜けて強いクラブがないというのも、内田さんが経験した例だと問題が出てきます。

 

海外から逆に今度は有力選手が移籍する時に、日本を代表するようなクラブがないと紹介もしづらかったと話がありました。

 

例えば車業界でいえばトヨタがあるし、電化製品ではソニーがあるなど、その分野には日本を象徴する企業があって、それらを広告の看板として世界でも日本を認識しています。

 

それをサッカーで発信となると、中心軸がありません。

 

それでJリーグにもビッグクラブの必要性を感じているそうです。

 

僕もマーケティングの意味から考えると、この話はなるほどなと思いました。

 

東京や大阪など、海外に負けない大都市も有しているので、本気で力を入れるとなると日本のビッグクラブ誕生も夢ではないかと思います。

 

でも実際どうなるんでしょうかね(^_^;)

 

日本特有のおらの街根性に見受けられるように、地元意識が強いですからね。

 

未だに高校野球だったり、全国都道府県対抗駅伝とか盛り上がる気質なので、一極集中って実現させるのは難しいのかもしれませんね(^_^;)

 

でも海外などに中心的に発信するような強クラブの存在はあった方がいいと思います。

 

ただそれは2、3クラブといわずに7つくらいあってもいんじゃないかな。

 

個人的には、僕が学生時代は優勝候補と呼べるクラブが7つもあった時代のセリエAを見て育ち、それはそれでおもしろかったです。

 

ユベントス、ACミラン、インテル、パルマ、ラツィオ、ローマ、フィオレンティーナとどのクラブも世界中の代表選手を抱えており、まさしくセリエAが世界一のリーグといっても過言ではなかったです。

 

まぁ思い出補正はかなりかかっていますけどね(笑)

 

それくらいアジアのサッカーといえば、日本のJリーグってとこを見せて欲しいですね。

 

おわりに

やっぱり興行的にも最高のリーグを目指して欲しいですね。

 

このトークイベントに参加していた観月ありささんも言っていたように、高齢者や女性、子供も安心安全で応援に行けるリーグは日本の強みでもあると思う。

 

昨年の天皇杯で見た、甲府のビッグフラッグを一生懸命に振るおじいちゃんの姿なんてとてもよかったじゃあないですか。

こういった光景もどんどん広がっていって欲しいし、大きな力を持ったクラブも存在はして欲しいとも思います。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

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