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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】GKだけではない!チームスポーツだからこそ必要な安心感

こんにちは! Nishi です。

 

Jリーグ開幕まで1ヶ月を切りました。

 

各クラブ開幕戦に向けて、着々と準備を進めていますね。

 

移籍の話題も活発で、もう大方チーム体制を固めたところもありますが、今月いっぱいまでは移籍の話題は尽きそうにないですね。

 

今年もたくさんいい試合を見たいと思うので、どのクラブも最高のチームに仕上げてもらいたいものです。

 

そして、いつものGKウォッチも力入れていきたいと思います(笑)

 

そんな僕個人的な野望もあるので、GKの話題は小さな記事でも気になります(^_^;)

 

ワールドカップ後、メディアでの露出が増し、GKについて様々な意見や考え方を披露している権田選手が、とても大事なことを言っていたので紹介します。

 

チームを落ち着かせるセービング

share.smartnews.com

先日、元日本代表の内田篤人さんが司会のYou Tubeチャンネルに権田選手が出演しました。

 

そこでは、ワールドカップ中の試合やロッカールームでの、日本代表の様子などたくさんの事を話していました。

 

その番組の中で、内田さんが印象に残った場面として、スペイン戦を取り上げていました。

「一番ヤバいと思ったのは、スペイン戦(2-1)の後半の、同点になりそうなシュート。ワンツーで崩されたあとの。キャッチしたやつ、権ちゃんが」

 ダニ・オルモがフェラン・トーレスとの素早いパス交換でペナルティエリアに侵入。至近距離からファーサイドを狙ったシュートを放つ。内田氏は「終わったと思った」が、権田がしっかりとキャッチしてみせた。

と、内田さんは後半44分のスペインの決定機の場面を振り返りました。

 

僕もこの場面すごく覚えていて、内田さんと同じく、「ヤバい!」って思った瞬間でした(^^;

 

勝ち越し後、日本としてはリードを守り抜きたいところですが、まだ時間がある中で、ここで追いつかれるのは非常にマズイと思いました。

 

しかし、そんな不安を他所に権田選手は、ダニ・オルモのシュートをしっかりキャッチしてセーブしました。

 

その時を権田選手は、こう振り返ります。

「オルモ選手の映像をすごく見ていて。ああいう時に、けっこう試合の終盤って、最初から飛ばすので疲弊している。序盤は余裕を持ってニアを打てたりするけど、終盤は一杯一杯でファーに打つイメージはちょっとあった。先には動いちゃいけないけど、6:4くらいで右(ファー)の準備はしていた」

インタビューでは、こう振り返っていました。

 

まさしく、事前の情報収集の大切さを物語るものですね。

 

選手の特徴や癖も踏まえた対応と、チームが攻められている中でも、しっかり冷静に分析したセービング。

 

反応スピードなど身体能力では同等か、それ以上の選手は世の中たくさんいます。

 

しかし、正しい分析能力がなければ、間違えた判断をしてしまい、その能力が活かされる事ができません。

 

「無我夢中だった」と言うよりかは、きちんとどう解析してどう動いたかを語れる方が安定感はあると思う。

 

そして、あのシュートを弾かずにキャッチにいけたのも大きかったですね。

 

キャッチしたことで、スペインの攻撃を「リセット」することができました。

 

攻められていた日本は、ここでマイボールにすることで、安心して休息できる時間を作ることができました。

 

この僅かな休息な時間ってとても大切なのです。

 

攻められ続けていると、頭の中は休まずに常に動いている状態なので、フィールドプレイヤー達も冷静な判断ができなくなっています。

 

ここで落ち着いて整理させる時間を作れるかもGKの手腕にかかっています。

 

権田選手もこのスペイン戦のセーブを自分自身で評価していましたが、僕もこの場面は上記の事からベストセーブだと思います。

 

良いチームの安心感

youtu.be

安心感と言えば、同インタビューでもこのような事を語っていました。

ドイツ戦、スペイン戦ともリードして迎えた終盤については、「長かった」としつつ、「スペイン戦は後ろから見ていて、みんなへの安心感が凄かった」と振り返る。

 その理由に、選手間のコミュニケーションを提示。左右のサイドともに選手たちが指示や確認をして、「ずーっとしゃべっている。コミュニケーションを、みんながとっているから穴がない」「後ろから見ていてやられる感じが無かった」とチームメイトを称えた。

事前の決め事だったり、現在の状況や相手チームの特徴など、通常走り回っているフィールドプレイヤー達は、疲労など重なってくるとその判断も難しくなってきます。

 

そのネガティブな要素を後ろに控えているGKが、声を出してフィールドプレイヤー達に指示出して上げる事で、チームのバランスを崩さないようにします。

 

しかしチーム全体がいい状態だと、積極的に声をかける事もなく、解決する事もあります。

 

僕も一度そういう経験ありますね(^_^;)

 

フットサルの試合での事だけど、あの時は人数不足でヤバい状況だったけど、フィールドの人と攻め時や守り時のコミュニケーション上手く取れていて、全試合完璧な試合運びでした。

 

まぁ僕の体験談は置いておいて、明確なチームの方向性を示す事も大事なことかな。

 

あんまりこういう事は前提に考えない方がいいかもしれないけど、1失点まではオッケーとかもね。

 

もちろん自分自身は、常に無失点で抑えるつもりでいるけど、サッカーの特性上、1失点はあるなと思っています(^^;

 

ディフェンスのぶつかりどころが悪くて失点する事もあるだろうし、何かしらのアンラッキーって世の中普通にあると思っていますから、そこは仕方ないで済ませる事もあります。

 

まぁそういうセーフティネットじゃないけど、どういうイメージで試合に勝つかも必要だと思う。

 

個人的には、サッカーは2-1で勝負がつけば(勝てば)オッケーかなって思っています。

 

逆を言えば、2ゴール取るための攻めの形も決めていきたいという気持ちもありますね。

 

このへんの意志統率は、今回の日本代表は出来ていたという証明なのかなっと、このインタビューを聞いてて思いました。

 

おわりに

GKの視点から見た記事の内容かもしれないので、これがサッカーの全てだとは言いません(^^;

 

しかし、チームの目標というか、どういうイメージで勝つかというのは、どのカテゴリーでも必要なのかなって思います。

 

まぁスコアだけ決めるのもアバウト過ぎだとは思うけど、シンプルなイメージとしてはありなのかなっと思います。

 

サッカーはチームスポーツなので、試合の落としどころなど、しっかりチームで明確に練っておきたいですね。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

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