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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【カタールW杯】アルゼンチン戴冠!メッシ悲願のワールドカップ制覇!

こんにちは! Nishi です。

 

いやーワールドカップ決勝戦シビレましたね~!

 

もうみなさんご存知だと思いますので、先にネタバレしちゃいますが(笑)、アルゼンチンが36年ぶりの3回目の優勝を飾りました!

 

60年ぶりの連覇を狙ったフランスとの決勝戦は、今後サッカー史に残るような激闘でした。

 

それでは、決勝戦の試合を早速振り返ってみましょう。

 

メッシ悲願のワールドカップ制覇

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年齢的にも今大会最後かと噂されているアルゼンチンのエース・メッシは、これまでクラブシーンでは、長年所属していたバルセロナや現在所属のパリ・サンジェルマンで数多くのタイトルを獲得してきました。

 

アルゼンチン代表では、20歳以下の国際大会のワールドユースや北京オリンピックでは、それぞれの大会で優勝を経験したものの、A代表ではなかなか結果出なくて、昨年ようやくコパ・アメリカ(南米選手権)を制し、A代表での初タイトルを獲得しました。

 

年齢的にも35歳と、サッカープレイヤーとして最後の集大成となる年齢になり、今大会に賭ける意気込みが、メッシ本人だけでなく、チーム全体で感じられていました。

 

一方で、主力選手達のケガなどが相次ぎ大会前からチーム構成として不安視されていたフランス。

 

ところが、サッカー大国の優位を活かした選手層の厚さで、主力選手達不在のポジションを代役選手達がものの見事カバーし、そして若きエース・エムバペが躍動し、決勝まで駒を進めてきました。

 

激戦を予想された決勝戦は、フランスがコンディション不良者が多かったせいもあってか、やや重たい立ち上がりで、アルゼンチンが優位に試合を進めます。

 

そして、前半23分にアルゼンチンのディ・マリアがペナルティエリアで倒され、獲得したPKをメッシが冷静に決めて先制します。

 

その後もアルゼンチンの勢いは止まらず、前半36分に、自陣地でボールを奪い、ワンタッチ・ツータッチの細かいパス交換から、速いカウンターを見せ、最後はディ・マリアが決めて追加点を上げます。

 

このゴールは、今大会で一番好きなゴールかもしれない(笑)

 

日本代表も、こういうシンプルな守備から攻撃に切り替えた素早い攻撃が当たり前にできるようになりたいですね。

 

そして、イケイケのアルゼンチンペースのまま前半は終わります。

 

フランスも主力のコンディション不良はあったとはいえ、アルゼンチンの勢いに飲まれて、変に受け身になり過ぎていた感じがありましたね。

 

ハーフタイム前に前線の選手を2枚交代したのも、そのへん考慮したのかもしれませんね。

 

そして試合は後半に入ります。。。

 

連覇を狙うフランスの意地

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後半に入っても、鈍い動きは変わらないフランスを尻目に、アルゼンチンは2点のリードは守り抜くよう、虎視眈々と時間を進めていきます。

 

フランスがボールを保持しても、崩す術もなく時間は無情にもどんどん過ぎ去っていきます。

 

フランスとしては、最早エムバペらを筆頭に、縦に速い選手達のごり押ししか術がないように思えてきました(^^;

 

ところが、アルゼンチンも時間が経つにつれて、チャージもきつくなりファウルが増えてきます。

 

そして後半33分に左サイドの縦を抜け出したコロ・ムアニが、ペナルティエリアで倒されてPKを獲得、そのPKをエムバペが豪快に決めて1点差とします。

 

遅い時間でしたが、フランスの反撃来るか?っと期待したその1分後に、メッシからボールを奪い、こちらも少ないタッチ数でパスを繋ぎ、最後はエムバペが滑り込みながらのボレーシュートで追いつきます。

 

アルゼンチンとしては、一気に同点とされた事でショックも大きかったと思います(^^;

 

しかもメッシのミスから失点という事で、サッカーの神様はメッシにどれだけ試練を与えるのかと誰もが思ったと思います。。。

 

試合はこのまま2-2の同点で終わり、延長戦に突入します。

 

フランスも、エムバペの起死回生の2ゴールで息を吹き返し、アルゼンチンゴールに襲い掛かります。

 

しかし、アルゼンチンも負けずに攻撃を仕掛けていき、前半終了間際にメッシを起点に、中央を巧みなパス交換で突破すると、ラウタロがシュートを放つもフランスDFウパメカノ決死の身を投げ出したブロックでこれを防ぎます。

 

延長後半3分に、先ほどビッグチャンスを逃したラウタロが右サイドを抜け出し、シュートを放ちフランスGKロリスがこれを弾くとメッシが詰めて勝ち越します。

 

再びリードを広げたアルゼンチンが逃げ切るかと思われた延長後半10分に、フランスのコーナーキックのこぼれ球をエムバペがミドルシュートを放つと、これがアルゼンチンディフェンスの手に当たりハンドを取られPKに。

 

このPKを、またもエムバペが同じコースに豪快に決めて同点ゴール。(このゴールでハットトリック)

 

もう簡単に勝敗が決まらないこの試合なんなんでしょうね(笑)

 

これがサッカーの醍醐味なんですが、決勝戦でこんな白熱の試合が見られるなって感無量です!^^

 

そして延長戦でも決着がつかず、勝敗の行方はPK戦へ。

 

先攻はフランスで一人目のキッカーはエムバペ。

 

この試合でPKを2本とも同じコースに決めて、PK戦ではどのコースに決めるか注目していましたが…

 

またしても同じコースに豪快に決めました!(^^;

 

GKマルティネスもコースは読んでいましたが、それでも強引にねじ伏せるこの胆力はスゴイ…(^^;

 

続くアルゼンチンは一人目はメッシ。

 

メッシはなんと、GKロリスをあざ笑うかのように、力を抜いたコロコロシュートでタイミングをずらし、しっかり決めます。

 

この大一番で、あんなタイミングずらしをするこちらの強心臓っぷりもスゴイ(笑)

 

その後、フランスの二人目、三人目が失敗し、アルゼンチンは全員が決めて試合終了。

 

アルゼンチンが36年ぶり3回目のワールドカップ優勝を飾りました。

 

おわりに

いや~もの凄い試合でしたね^^

神の子と言われ、若い頃からスーパースターだった選手が、なかなか最高のタイトルを取れず、現役生活最後を迎えようとした大会。

 

周りの若い選手達が、そのスーパースターの背中に憧れ、いっしょのステージに立ち、その英雄を支えて勝ち進んだ大舞台の決勝戦。

 

それに立ちはだかるのは、若き新世代の怪物を擁する大会連覇に挑む強敵。

 

初めは順調に先行するも、終盤でその怪物が、優勝の行く手を阻む。

 

延長戦で英雄は勝ち越しゴールを決めるが、またも怪物がそれを阻む。

 

試練を与え続けられますが、その試練を乗り越えて優勝カップを手に…

 

ホント、ドラマの脚本家が「こんなストーリーどうですか?」みたいに台本作ったら、「いや、やりすぎだろ!ボツだ!」ってプロデューサーに怒られるくらいのドラマでしたね^^

 

コアファンだけではなく、ライト層が見ても白熱した、まさしくサッカー史に残る名勝負でした。

 

サッカーって、ホント素晴らしいスポーツだという事をたくさんの人に伝えられたと思います^^

 

ホント、今大会は稀代のスーパースター・メッシの大会となりましたね。

 

文句なしの大会MVPでしたね

 

いつかは日本もこの大舞台で試合をし、感動のフィナーレを迎えたいですね。

 

そして大会を盛り上げてくれた各代表チーム並びに、選手のみなさん、ブラボーなプレイをたくさん披露してくれてありがとうございます!

 

次のワールドカップも楽しみにしています^^

 

ブラボー!!!

 

 

 

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