こんにちは! Nishi です。
カタールワールドカップ本大会まであと2ヶ月!
本大会が差し迫ってきたということで、誰が最終選考に残るのか気になってきましたね。
その最終選考前の最後のテストマッチが、明日23日アメリカ戦と27日エクアドル戦が組まれています。
ワールドカップ前最後のアピールの場として、代表選手達は奮闘して欲しいですね。
また日本代表の話題といえば、選手選考だけでなく、どう戦うかといった戦術面も気になるところですね。
中盤の構成はスリーセンターハーフ?ダブルボランチ?
日本代表の話題といえば、だれを起用するかの他に、中盤の構成をどうするかもよく巷では議論になっています。
最終予選中にも話題になった、スリーセンターハーフにするかダブルボランチで構成するかどうかもそのひとつでしたね。
現在は遠藤、田中碧、守田のスリーセンターハーフが基本になってますが、それまではダブルボランチで日本代表は中盤を構成していました。
いわゆるにわかファン的にも、ダブルボランチの方がよく耳にする言葉だと思います。
どちらがいいかと言われればどちらもメリットデメリットがあって優劣はつけれないけど、自分達がやりたい攻めや守り形、または試合展開に順応しやすいなどで決めていくものです。
単純に言えば、中盤の中央の攻守の厚みに差が出てきます。
中央の厚みを増やせばその分、中央の攻守の面で厚くなるけど、逆にその分、FWや二列目の前線の人数が減ります。
前線の人数が少なくても、個人の力で打破できる強力なアタッカーが揃っていれば、スリーセンターハーフの方が安定するかなとも思います。
前線に圧倒的な個の力を有していた、2010年前後のバルセロナや2005年前後のミランがそうでしたね。
スリーセンターハーフだと、単純計算で前線3人でゴール崩せますのでね。
やっぱり前線に人数かけたいので4人で行きたいっと考えるなら、ダブルボランチって具合かな
まぁ後ろのDFを一枚持って来る場合もあるけどね(^_^;)
でもこれは結構守りの面でリスキーだから、あんまり選択肢ないかな
そのへん、攻守でどちらかに比重を置くかで中盤の配置は変わってくると覚えておいていいと思います。
スリーセンターハーフの特徴
スリーセンターハーフは、だいたい逆三角形の形になります。
この三角形の頂点を俗にアンカーと呼び、両脇をインサイドハーフっと呼ばれています。
このアンカーの部分は、今は守備力の強い人がだいたいつきます。
その守備力も、センターバック的な対人能力も求められます。
押し込んだ形になった時に、セカンドボールを拾う役目もあるし、攻撃から守備に切り替わる時のカウンターを受ける時の、第一の壁になる役目になります。
だからセンターバックのような対人戦のフィジカル的な要素も必要となります。
日本代表だと、板倉や伊藤はそのへんの役目はできそうかなって個人的には思います。
現状は遠藤が務めていますが、僕なら遠藤はひとつ前のインサイドハーフで使うかな。
田中碧がインサイドハーフの一角だとすると、残り遠藤と守田を比べると攻撃適正は遠藤の方がややあるかなって見方をしています(^^;
はっきりしたデータがあるわけではないけどね(^^;
また稀に、守備的な選手を置かずに攻撃的な選手を配置することもあります。
かつてミランでは、対人奪取能力やフィジカル要素が低いが長短の正確なパスが持ち味の司令塔タイプのピルロが務めていました。
元々トップ下の選手だったピルロは、マークが厳しくなる前線より、比較的マークもゆるくなる中盤の底にポジションを移してこれが見事に成功しました。
それでも守備面でもバランスがとれていたのは、両脇がフィジカル要素が強く走れる選手で固めていたからです。
でも現代ではそう簡単にはいかないかもしれないですね(^^;
アンカーの位置で起用しても、今現代のサッカーではトップの選手やそのすぐ後ろのトップ下の選手もプレッシャーかけに普通にしますからね~
なかなか今の時代では、一定以上の守備的な強度がないと難しいかもしれないですね。
おわりに
シンプルにボランチ(センターハーフ)の枚数の違いを解説してみました。
まぁ試合中は言った通りに、事は上手く運びはしないけど、だいたいこういう感じになるよっていう説明でした(^^;
2枚なら2枚なりの、3枚なら3枚なりのいいところも悪いところもあります。
まぁ好みの問題もありますね(^^;
僕は守備のポジション出身なので、やっぱり中央の守備力が気になるのでスリーセンターハーフの方が好きですね。
どちらのメリットを優先するか、あるいはデメリットを優先するかで駆け引きが生まれ、それが選手や監督の決断力にかかっています。
あと一歩のところで勝ちきれないとか成績を残せないというのは、この部分がまだ日本は強国と比べれば劣っているのかなっとも思いますね(^^;
そろそろこういう部分も克服して、さらに上を目指して欲しいところですね。
ともあれ、今後も日本代表の活躍を見守っていきましょう!
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了