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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2022年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#12

こんにちは! Nishi です。

 

今年のゴールデンウィークもあっという間に終わりましたね(^^;

 

ホントあっという間に過ぎ去った感じはしますね。。。

 

今日は、ゴールデンウィークの終盤に行われたJリーグの試合から、僕が気になったゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第12弾です!

 

今節からアジアチャンピオンズリーグに出場していた、川崎、横浜FM、浦和、神戸の4クラブが帰って来ましたので、久しぶりに全9試合ありました。

 

主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

珍しい間接フリーキック

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まず最初は、FC東京vs鳥栖の試合から、ちょっと珍しいシーンの紹介です。

 

FC東京のGKスウォヴィク選手は、右サイドの味方選手からバックパスを受けようとしますが、呼吸が合わずボールはゴール方向に流れてしまいます。

 

そしてゴールラインを割る寸前に、咄嗟に手を出して掻き出しました。

 

もちろんこのプレイは、GKへの意図的な『足』でのパスは反則になります。

 

反則になった場合は、反則が行われた場所から間接フリーキックになります。

 

今回のようにゴールエリア内での間接フリーキックになる反則の場合は、反則が行われた場所に一番近いゴールエリアライン上からリスタートとなります。

 

間接フリーキックは直接ゴールしても得点にはなりません

 

だからキッカー以外の人が一度触れる必要があります。

 

その為、今回の鳥栖がやったように、何人かスルーしてその間に誰かが一度触って、シュートを思いっきり叩き込むというケースが多いですね。

 

守る方は、ボールに誰か触るまで、9.15m以上離れて(今回の場合はゴールライン上)いないとダメなので、実はこの間に何回か”フライング”してしまい、イエローカードを貰った選手もいます(^^;

 

まぁ滅多に起きることのない場面ですので、対応に困る気持ちもわかりますね^^

 

守るポイントとしては、壁をほぼ全員で作って絶対飛ばないようにして、シュートの瞬間GKが前に出るのが一番僕はいいと思う。

 

壁が飛ばないようにする理由は、足の下を通される方がリスクが高いので飛ばないようにした方が賢明です。

 

GKが飛び出す方がいい理由は、前に出てシュートブロックする際に、唯一手が使えるGKは、その分多く当たる面積が広いので、クリアできる確率が高くなるからです。

 

僕は正直、間接フリーキックの経験はないけど、フットサルの至近距離からのフリーキックの場面はこのようなケースになることがあります。

 

その経験からも、GKが飛び出した方がクリアできる確率は高いと思います。

 

今回のこの場面、もうひとつ個人的に評価したいのは、攻撃側の鳥栖も、上述したGKが飛び出すのを簡単にさせないために、GKのスウォヴィク選手の前に二人遮るように壁を作っている事です。

 

これは、個人的に「上手い!」っと思いましたね^^

 

鳥栖もゴールの確率を上げる為にいろいろ考えているなっと思いました。

 

そのため、GKのスウォヴィク選手ではなく、フィールド選手が前に飛び出した形になり、結果的にFC東京が防ぎ切りましたが、なかなか見ることのない場面で、互いの執念を感じるおもしろい場面だったと思います。

 

やらなくていいことはしない

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続いては、札幌vs京都の試合から、京都GK上福元選手のプレイです。

 

右コーナーキックからのクロスを、ニア(近い)サイドに走り込んだ選手に見事に頭で合わせられてゴールを決められてしまいました。

 

コーナーキックからのクロスが上がった時の競り合いで、上福元選手はGKの前で競り合っていた味方選手と相手選手の競り合いにいっしょになってポジション争いをしてしまいます。

 

クロスの軌道からも、この地点が落下点ではなく、またその先の落下点に行くためだったとしたら、この競り合いを迂回してクロスの落下点まで飛び出すルート的余裕もありましたしね。

 

マークが切れそうだったわけでもないし、わざわざやらなくていい競り合いに参加したことで、ヘディングシュートへの対応も遅れたと思います。

 

これはやらなくてもいいミスだと僕は思いますね(^^;

 

味方ディフェンスが押さえているのに任せて、クロスに飛び出せないにしても、シュートに対応するように構えておけば、まだ防げた可能性はあると思いました。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは鳥栖のパク・イルギュ選手を選びました。

 

右サイドのアーリークロスから逆サイドの選手に渡り、1vs1のピンチの場面になりました。

 

この1vs1の場面でも慌てずに、徐々に前に詰めながら相手の動きをしっかり見て、ドリブルの切り返しが大きくなったところを一気に仕掛けてボールを奪いました。

 

揺さぶりにも動じずに、しっかりGKのポジションも取っていましたね。

 

むやみに飛びつかず、スマートにボール奪えたのも、やっぱりよく相手の動きを見ていいポジションを取っていたのは大きいですね。

 

地面に飛び込む泥臭いセーブも好きですが、こういうキレイにスパッとボールを獲るプレイも僕は好きですね^^

 

派手さはないけど、ナイスプレイだと思います。

 

今節の紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)

●湘南:谷…逆をつかれるもナイスリカバー

【アビスパ福岡×湘南ベルマーレ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第12節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●磐田:コシシェフ…速くて低いグラウンダーのシュートに鋭く反応

【セレッソ大阪×ジュビロ磐田|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第12節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●FC東京:スウォヴィク…逆をつかれるもギリギリ身体を残して右手でセーブ

【FC東京×サガン鳥栖|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第12節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

今節は久しぶりに全18クラブで対戦がありましたので、そのせいかいろいろな珍事がありましたね(^^;

 

珍事と言っては語弊ありますが、C大阪のキム・ジンヒョン選手の脳震盪の場面も印象深かったですね。。。

【セレッソ大阪×ジュビロ磐田|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第12節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

現在のルールでは、脳震盪の可能性がある選手は最大一人まで、交代枠に関係なく交代できます。

 

今回はこのルールに基づいた交代になります。

 

脳震盪は後で後遺症が出るかもしれないとても危険な症状です(-_-;)

 

僕も実は経験があります。。。

 

僕の場合はPK戦の時に、相手のシュートをモロに顔に受けて脳震盪になってしまいました。

 

幸いトーナメントの大会のPK戦の最後のキッカーの時だったので、セーブして終わった形になりました。

 

その後決勝戦が控えていたけど、やっぱり大事をとって決勝戦は出場しませんでした。

 

後日検査を行い、異常なしということで何事もなかったですが、やっぱり脳に直接ダメージが行くので、安全の意味でも無理はさせない方がいいと思います。

 

これはプロだけではなく、育成年代や知人などと触れ合うエンジョイサッカーでも同じですね。

 

安全面にも考慮しながら、楽しいサッカーライフを送っていきたいですね^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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