こんにちは! Nishi です。
今日は久しぶりに、国外からの視点で^^
Jリーグが開幕しておよそ2ヶ月が経ちました。
川崎や横浜FMなど順当に勝ち点を重ねているクラブもあれば、神戸の不振や柏の躍進など、順位もだいぶばらけてきました。
ただ、まだ序盤戦ということもあって、混戦模様ではありますね。
さて、サッカーは現在国内リーグだけではなく、海外のカップ戦であるアジアチャンピオンズリーグも開幕しました。
日本からは川崎、横浜FM、神戸、浦和の4クラブが参戦しています。
そのアジアチャンピオンズリーグも、今シーズンはなにやら早くも異変が起きているようです。
Jリーグ勢好発進!しかし…
開幕したアジアチャンピオンズリーグは、広大なアジア地域を考慮して、東と西の二つに分けてグループリーグをそれぞれ四つずつ作って対戦します。
日本は東地区に所属するため、主に韓国、オーストラリア、中国の他、東南アジア諸国のクラブと対戦します。
Jリーグ勢は、神戸はまだ未消化ですが、その他3クラブは試合があり、先日川崎は中国の広州FCを8-0の圧勝で下し、アジアでもその強さを見せつけました。
浦和も初戦4発に続き、第2節も5発と攻撃陣が好調、横浜FMも2-1で順当に勝ち点を伸ばし、Jリーグ勢は良い滑り出しのようです。
日本人としては、やっぱり日本勢が勝ち進んでくれると嬉しいものがありますね^^
他の試合の結果も見てみると、近年急激な成長でアジアを主導してきた中国勢は大敗が続きました。
前述の広州の他、山東も0-7、0-5と大量失点での連敗で、中国勢の例年の勢いは完全にないようです。
記事には新型コロナの感染拡大と財政難で、若手中心で挑んでいることが理由として上げられています。
この中で、一番は財政難の問題が一番でかいと僕は思う。
中国サッカーだけでなく、日本のメディアではあまり取り沙汰されないけど、中国の国全体の経済状況が思いのほか悪化しています。
この件に関しては、たまにこのブログでも紹介していましたね。
それが最近急速に進んでいるそうです。
そのため、長春と上海は開幕前に出場辞退もしました。
経済だけではなく、大型ロックダウンによる労働力不足で食料不足の問題と電力不足などで、中国社会が結構ガタついているようです。
サッカーウォッチャーとしては、この外的要因で中国サッカーは長続きはしないと思っていましたが、それが現実となりそうです(^^;
数年後先はどうなっているのやら…歴史好きの人間としては興味深いものもあります。
中国だけではないアジアサッカーの危機
アジアのサッカー事情でいえば、中国だけの問題かと言われればそうでもないようです。
今や東アジアの覇権争いの一角として並ぶオーストラリアも、近年は何ともパっとしない感じです。
今回のワールドカップ予選で日本も対戦しましたが、正直あまり強くなかったですしね…
まぁ15~6年前は、主力に欧州の主要リーグでバリバリ活躍していた選手達が揃っていた時代を知っているので、それに比べるとそうでもないと思っていたけど、思いのほか脆くて正直面を食らった部分もあります(^^;
オーストラリア国内でも、サッカーの盛り上がりはいまいちで、国内リーグ戦は未だに昇格・降格制度がないなど、競技レベルの衰退が懸念されています。
まぁ元々、ラグビーとホッケーの国だから、ここはもうひとつ努力して欲しいところですね(^^;
それでは、日本と韓国は安泰なのかというと、そうでもないなぁっというのが僕の感想ですね(-_-;)
韓国もコロナやコロナ以前からの経済不況の影響で、現在かなり危ない状況です。
中国リーグと同じく、国全体の経済不安はモロにサッカークラブに影響が出てきます。
それに韓国の主要クラブは、サムスンや現代など大派閥がクラブの大スポンサーであるので、中国と同じ道を歩む危険性が十分にあります。
一見高そうに見える経済力も日本の10分の1程度しかなく、一度崩壊すると歯止めが効かなくなりそうです…
日本もコロナの影響は、他国に比べると少ないかもしれないけど、いつまでもダラダラとコロナコロナと騒ぎ、自ら首を絞めている状況を続けば自滅します。
今はJクラブも助成金やこれまでの資金で何とか繋ぎ止めていますが、それも長くは続きません。。。
最近だと、日本サッカー協会は所有してたビルを売却せざる得なくなったり、代表人気も下火になってきていますので、盤石といわれた財政面も不安視されています。
お金が絡む汚い話しかもしれませんが、興行として考えるなら避けては通れない問題でもありますね(^^;
おわりに
現在はウクライナ戦争も絡んで、この先の経済不安は一層進むでしょう…
残念ですけどね…
その苦境をどう乗り越えるか、アジアサッカー界の共通の問題でもありますね。。。
まぁ僕らがどうできるか微々たるものですけどね…
でも、個人の力は微力かもしれないが、決して無力ではありません。
地元のクラブを応援しにいったり、草サッカーを盛り上げる、また子供達といっしょにボールに触れる…なんでもいいです。
僕らができることを精一杯やって、サッカー熱を盛り上げていきたいですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了