こんにちは! Nishi です。
今年はワールドカップイヤーという事もあって、例年以上に日本と海外の差や仕組みを比べたりしますね
正直、日本と海外では実力的にも差はあることは明白です…(^_^;)
育成からのシステム面でも、まだまだと思うところはあったりもします。
しかし、まだまだ発展途上の日本サッカーでも、海外出身者から見るといい部分もあるとの事です。
スペイン式サッカーが浸透!?
イニエスタを皮切りにセルジ・サンペールや、最近だとボージャンなど、Jリーグもスペイン出身の選手も増えましたね。
引退した選手も含めるとフェルナンド・トーレスやビジャも日本でプレイしました。
また、選手以外でもリカルド・マルティネスやプッチら監督やコーチなどもスペイン出身者が多くなりました。
近年、サッカー大国スペインとの距離は近くなったのかもしれませんね。
今シーズン不信の神戸の新監督にロティーナ氏を迎え、スペイン勢の影響はまだまだ続きそうです。
サッカー大国スペインは、南ヨーロッパに位置し、体格的にも日本人とさほど変わりません。
※1980年以降、軍事政権が終わり食糧事情が改善され急激に平均身長は伸びている。
そのため、スペインのサッカーは身体をぶつけ合うフィジカル面より、パス交換やドリブル突破などテクニック面で崩すサッカーは、日本によく合うとされていますね。
このへんは僕もその面はあると思います。
まぁスペインの場合は、地域色が様々で大西洋側フランスとの国境付近はバスク地方と呼ばれ、ここはイングランドと深い繋がりがあったので、イングランドのようなゴリゴリサッカーが伝統だったり、地域やクラブで上手いこと色分けされてるから、多様性はやっぱりスペインは豊富ですけどね。
まぁそういう差はあれど、スペインの基本的なサッカーや育成のメソッドは、日本が目指すものとしてはいいと思う。
これから先も、継続して学んでいきたいですね。
落ち着いた環境も悪くない
そのスペイン出身のロティーナ氏が、上記記事のインタビューで日本の良いところも取り上げてくれました。
それは、敵味方関係なく好プレイには賛辞を送り、試合終了後拍手で送るなどリスペクト精神は非常にいいとのこと。
スペインの歴史的な例でいうと、1970年代までフランコ将軍の軍事独裁政権の影響もあり、バルセロナ中心のカタルーニャ地方や、前述のバスク地方などは熱が激しく、時にはサポーター同士の小競り合いなども発生したりします。
このように殺伐とした雰囲気がないと強くならないみたいな意見もありますが、決してそうではないと思う
目を血走らせながら生きるか死ぬかの究極な二択より、冷静に現状分析して落ち着いた雰囲気で的確な答えを導き出す方が有益だと思いますね^^
まぁハングリー精神に欠けて即効性は劣る感じはあるけど、着実に目標に近づいて長い繁栄を築けるのなら、僕は後者がいいと思う。
ただ日本の場合、落ち着いた雰囲気であれこれ考えるのはいんだけど、結果が科学的根拠の乏しい精神論にたどり着いたり、2~3段階前の常識をアップデートできないまま続けていたりと、順応性が低いのは反省が必要かな(^^;
こういった課題を、上手くクリアしていけば、夢物語だった目標も現実に近づけるのではっと思います^^
おわりに
日本の良さを活かしながら緻密性を高めていきたいですね
それこそスペインでは、そういうメカニズムを小学生年代からも行ってます。
また同じ南ヨーロッパのイタリアも育成年代から戦術面から考えて育成しています。
どうしたら勝てるのか知恵を絞っていくのは、それこそ昔から日本が得意な分野だと思う。
現在も工業製品や食文化の多様性や精密性は、世界でも比類なきものを持っています。
だから変に欧州や世界の最先端に遅れているって気落ちせずに、現在の問題点をきっちりクリアしていくことは大切なことだと思う。
やり方さえ間違えなければ、サッカー強国になれる下地を日本は十分もっていると信じています。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了