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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】ゴールキーパーの後継者探しは難しい!?どのクラブでも苦労した歴史が…

こんにちは! Nishi です。

 

近年は、科学的なトレーニングが進歩したおかげもあって、どの競技も選手寿命が長くなっています。

 

サッカーでもその流れは顕著で、先日もブログで取り上げたように、40歳を超えてもまだまだ現役という選手が増えてきましたね^^

 

特に僕の出身ポジションでもあるゴールキーパーは、元々フィールド選手に比べて運動量が少なく、40歳近い年齢でも現役を続けている選手はたくさんいました。

 

そんな息の長いポジションでもあるゴールキーパーですが、息の長さゆえにある問題がしばしば起こったりします。

 

ひとつしかないポジションゆえの問題

web.gekisaka.jp

ブンデスリーガで現在9連覇中のバイエルン・ミュンヘンの正ゴールキーパーとして長年君臨しているのは、皆さんご存知のノイアー選手ですね。

 

2011-2012シーズンから加入して、移籍初年度は2位でしたが、翌シーズン以降からチームは優勝をしているので、これだけでもノイアーの貢献度を証明するものだと思います。

 

長年バイエルン・ミュンヘンのゴールマウスに君臨しているノイアーは、それだけ絶対的な存在であるので、ケガなどのトラブルで試合に出場できないとなると、それだけチームの戦力値は落ちてしまいます。

 

今節ではノイアー欠場が響き、大量失点を喫し試合も負けてしまいました。

 

ノイアーも35歳になり、身体的な衰えが見えてくる年齢にもなり、長期的な展望で見るとチームとしては、後継者探しも同時に考えていかない時期に来ているのは間違いないですね。

 

もちろん年齢で実力を否定するつもりはないです。

 

チーム作りとして長期的な展望で見たらの話です(^^;

 

ひとつしかポジションがないサッカーのゴールキーパーでは、強力なゴールキーパーがいると、だいたいその選手が試合に出続けることもあって、頼りっきりになったりするのはある意味仕方のない事だと思います

 

だからといって、コロコロ守備の要であるゴールキーパーをとっかえひっかえ変えるのは問題ではあります(^^;

 

後ろが不安定だと、攻撃陣も安心して攻めることができなくなるので、結果としてチームの成績は悪くなったりします。。。

 

ノイアー加入前のバイエルン・ミュンヘンはまさしくそのような状況でした。

 

長年チームを支えていたカーンの引退で、後継候補がしばらく見つからず、チームの成績も不安定な状況でした。

 

それでも優勝したシーズンはありましたが、チャンピオンズリーグでは、他国のビッグクラブと対戦するも力負けする事が多かった。

 

国内でも当時、クロップ監督率いるドルトムントが香川やレヴァンドフスキら若手選手らを擁して勢いに乗っていた時代でもあるので、しばしバイエルン・ミュンヘンは後塵を拝していました。

 

そんな世代交代の転換期だった事もあって、待望の信頼しうる正ゴールキーパーが出来たのは、その後の成績にも反映されていますね。

 

ノイヤーの信頼は、依然として変わりはないので、第2ゴールキーパーも安心して試合を任せれる選手を確保しておくのも、戦力値を保つ意味では重要なポイントでもありますね。

 

難しい世代交代のタイミング

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バイエルン・ミュンヘンの例だけではなく、他のクラブでも同じような現象が起きています。

 

シュマイケルが抜けた後のマンチェスター・ユナイテッドも後継者探しに苦労し、2005年にファン・デル・サールを獲得するまで毎年のように正ゴールキーパーが変わっていました。

 

ユベントスもペルッツィの後釜が見つからずに、ブッフォンを獲得するまで時間がかかりました。

 

ちなみにペルッツィの後釜探しに模索している間、ファン・デル・サールを後継者として獲得しましたが、ユベントスの土壌に合わずあまり良い成績を残せず2年で退団しています。

 

時間軸を追うと何だか複雑な足取りを辿っていますね(^_^;)

 

こうして見ると、長年君臨したゴールキーパーがいるチームは、後継者探しに苦労している様子が伺えます。

 

バイエルン・ミュンヘンも今その時期なのかもしれませんね。

 

まだノイアーが元気に稼働中の時に、スムーズに世代交代できるようにめぼしい人材は確保しておきたいというのが、クラブ側の本音でしょうね(^_^;)

 

長くその地位に君臨してなおかつ貢献していれば、依存度は高くなってしまうのは当然だと思います。

 

それが悪いという事ではなく、それがもっとも効率的で効果が高い方法なので否定はしようがないです。

 

しかし、永続的にできるかというとそれも無理な話です。

 

だから運営側としたら、その変革期のタイミングを見極めるのはスゴく難しいのだと思う。

 

それこそ、その運営側の人間の手腕ってスゴく影響しますね(^_^;)

 

おわりに

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僕ら普段の生活の中でも、会社とかでこういうケースありますよね(^^;

 

長くその仕事を担当していた人が、退職したり休んだりした時に、上手く引継ぎができなくて苦労したっていう話聞きますよね。。。

 

サッカーのゴールキーパー事情も、このケースと同じような感じですね。

 

あるクラブで、ゴールキーパーが移籍して成績落ちたとなったら、「あっ、〇〇クラブは経理のおばちゃんが辞めちゃって今てんてこまいになっているんだぁ」みたいな視点でも見ると結構おもしろいものですよ^^

 

今週末にJリーグも開幕します。

 

ゴールキーパーの移籍もいくつかありましたし、同じクラブで長く君臨している選手もいます。

 

普段僕らの日常でもあるような出来事が、サッカーにはいろいろあるので、ちょっと変わった視点からも見ると、また違った楽しさで見ることができるかもしれないですね。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

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