こんにちは! Nishi です。
本日2月11日は建国記念の日です。
現在の今上陛下が126代目の天皇になりますが、その御始祖様である初代天皇の神武天皇が即位したのが2月11日という事で、祝日として制定されています。
神武天皇が即位してから数える年暦を皇紀と表しますが、皇紀で数えると2682年になります。
いやぁ日本の歴史は長いですね^^
古代日本では、月が満月から新月になると一ヶ月と数えていたそうなので、今でいうと半年で1年が経過する計算になるので、それを加味しても2000年くらいになり、それでも長い歴史ですね
長い年月をかけて先人達が、育てて紡いで来た文化や国民性は大切に行きたいですね。
それと併せて、時代の変化に合わせた柔軟性も取り入れて更に後世に伝えていくように努力も怠ってはいけませんね^^
さて、日本だけではなくどこの国や地域でもその土地や気候に沿った歴史や考え方、文化はあります。
そういうのってスポーツの世界でも反映されますよね。
スポーツにおいても長い歴史を誇るサッカーは、その傾向が強いと思う。
隣同士だからこそ違いは出る!?
細かくみてみると、隣国同士でも違うスタイルを持っているという事が結構あります。
イングランドでサッカーが始まり、初めての国際大会はイングランドと大英帝国内の隣国スコットランドとの試合が世界初の国際試合を開催しました。
大柄な人が多いイングランドは、今のラグビーのようにボーンと前線に蹴ってそのボールを追いかけて、時には身体をぶつけても厭わない、いわゆるキック&ラッシュスタイルで戦いました。
対するスコットランドは、体格的にはイングランドに劣るので、フィジカルコンタクトを極力少なくするようにパスサッカーで対抗しました。
現代サッカーと違いFWに7~8人並べてのフォーメーションだけど、初めての対戦でもうすでに攻め方に違いがあるのはおもしろいと思いました^^
ちなみにこの対戦は、今では考えられないような超攻撃シフトでしたが、スコアは0-0で終わったのもまたおもしろいですね(^^;
どういう試合展開だったのか気になります(笑)
この両国のサッカースタイルは、後にも形は変えども根本的なスタイルは継承されていきました。
隣同士っと聞くと似ている思考なのかな?って思うかもしれませんが、このように実際は真逆のケースが多いですね(^^;
世界中にある隣国同士の激しいバトル
南米を見ると、ブラジルとアルゼンチンの関係もこの例にあたります。
サッカー黎明期の1930年代後半から1950年にかけては、アルゼンチンの方が強かった時代でした。
特に前線の選手達の個人能力が高く、攻撃力に定評のあるチームでした。
その攻撃力に対抗する為に、ブラジルはこれまでDFは2枚が慣例だったのを4枚に変更して対抗しました。
これが今のブラジルの伝統とも呼べる4バックの伝統に繋がります。
当時は攻撃のアルゼンチン、守備のブラジルでした。
しかし、1950年代になるとブラジルは、身体能力に優れた黒人選手も積極的に取り入れ、1950年後半になるとガリンシャやペレなどの攻撃的な選手を輩出していきます。
この時代からブラジルは躍進を遂げ、現代の系譜に繋がる攻撃サッカーが誕生します。
現在では、ブラジルはどちらかというと攻撃的で、アルゼンチンは守備よりなサッカーという典型がこの時代から始まったのかなって思います。
まぁマラドーナやメッシのイメージが強いので、アルゼンチンが守備的というには反論があるかもしれないけど、伝統的にCBやその前のポジションのセンターハーフで優秀な選手を多く輩出しているので、この傾向は少なくとも外れてはいないのかなって思います(笑)
アジアでみると、日本と韓国との関係もイングランドとスコットランドの関係性と似ているかなぁ
ラフプレイも厭わないフィジカルコンタクトやピッチを駆け回るフィジカルサッカーと、フィジカルコンタクトを避けパスワークで機会を伺うパスサッカーでスタイルが違うのかなって思います。
同じアジアでは、地域的に中東勢は『自陣に引いて守ってカウンター狙い』って括るけど、細部を見ると意外とサウジアラビアは攻撃的とかオマーンは守備とかあるかもしれないですね。。。
ちょっと中東勢の情報が疎いので、もしかしたらそういうことあるかもしれないです(^^;
他にも北アフリカや西アフリカと分けても更に隣国同士だと守備よりや攻撃よりなど違いがあるかもしれないですね。
サッカーは4-3のスコアでも1-0のスコアでも勝ちには変わりません。
とりあえず殴られてもそれ以上に多く点を取って勝ってもいいし、見てる方がつまらないと思うけど徹底的に守って勝つのもルール上ありです。
こういう縛りの少ない自由さがサッカーのいいところだと思うし、発展していっている理由なんだと思う。
おわりに
今回は、個人的な考察も含めての雑話です^^
もちろん伝統的なスタイルにはこだわらなくてもいいと思いますが、対戦相手やその地域の特徴を掴むだけでも戦略的に考えると傾向と対策はとりやすいと思う。
攻撃重視や守備重視、同じ攻撃的でも、ドリブルなど個人技重視だったりパスワーク重視だったりします
どんなサッカースタイルでも否定するのではなく、リスペクトして欲しいものですね。
地域性もあって受け入れ難い思考もあるけど、それもサッカーのルール上認められている範囲であれば、それを尊重して更に対抗するための知恵を絞っていくようなポジティブな思考を心がけたいですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了