こんにちは! Nishi です。
北京オリンピックが開幕してから、連日日本人選手の活躍がニュースで飛び交っていますね。
僕は、あまりウインタースポーツをやらないので、そこまで僕自身熱はないけど何種目かは注目して見ています^^
そのひとつにスキージャンプがあります。
スキージャンプでは、小林陵侑選手が長野オリンピックの船木和喜選手以来24年ぶりに金メダルを獲得しました。
女子では、高梨沙羅選手が4位と健闘し、日本ジャンプ陣は好調な滑り出しをみせました。
こういった勢いもあって、注目されていたスキージャンプの混合団体で思わぬ波乱がありました。
問われる日本のスタッフ陣の対応
前述で金メダルを獲得した小林選手はじめ、個人4位の高梨選手らを擁して混合団体のメダル候補だった日本代表。
第一走の高梨選手が103mの大ジャンプを披露して優位に立ちましたが、まさかのスーツ規定違反で記録なしに終わりました。
その後、後続の選手達が驚異の追い上げを見せ、4位まで順位を上げました。
まさかの失格を受け、ファン以上にメダル獲得への意気込みを胸にオリンピックに臨んでいた高梨選手にとって、この結果は不本意で悲しい気持ちはとても理解できます。
自分のせいでチームに迷惑をかけてしまった…
自身のインスタグラムで長文の謝罪文を公開しましたが、この気持ちは理解はできるけど、高梨選手の責任ではありません。
むしろ僕は、スーツを管理しているスタッフもしくはコーチの責任だと思っています。
だから高梨選手はそこまで落ち込まなくてもいいと思うし、そんな自分自身を責めるものではないので、気持ちを切り替えて欲しい。
でも、選手としてこう言うしかない気持ちも重々にわかるので、すごくもどかしい気分ですね…(^^;
だからこそ、選手に精神的に極力追い詰めさせない為にも、周りのスタッフなりコーチ達が選手を守らないといけないっと思っています。
一応すぐに総合監督やスーツ管理のスタッフが我々のミスだとは認めたものの、それ以上の事はしていないのはどうかって思う。
高梨選手を2、3ヶ月くらいしばらくメディアの前に出さないとか、試合後にスタッフ陣が表立って出てきて、「俺たちが悪かったんだ!だからこれ以上高梨選手の取材はやめてくれ」くらいのコメントはあってもいいと思う。
それくらいの気持ちで選手を守って欲しいと思います。
これから帰国する際、メディアが高梨選手の前に殺到すると思うので、きちんと精神的に追い詰められている選手を守って欲しいです。
選手を”守っている”原監督
今回の件のように、選手自身が悪くないのに選手が謝罪することってこれまでいろんな競技で見てきました。
もちろん責任感っていうのもわかるけど、選手にはよい成績を残して欲しいから、余計なプレッシャーなどは極力少なくして欲しいと思う。
僕的には、大学駅伝の青山学院大学の原監督のやり方は上手いと思う。
原監督自身がメディアに出たり、〇〇作戦と称して世間の注目を監督に向けさせるようにして、選手に余計なプレッシャーを与えないようにしています。
記録や結果が出たときは、選手を前面にメディアに出させるけど、逆の結果の場合選手をメディアの前に出させない。
コメントを出したとしても最小限にしています。
こうやって、主役である選手を『余計なストレス』から守っているからこそあれだけの結果を残せているんだと思う。
日本のスキージャンプスタッフ陣も、高梨選手と同じく失格を受けたドイツやオーストリア、ノルウェーのスタッフ陣とともに、抗議のひとつくらいしないと本当に守れないよ。
仕方ないのひと言で選手といっしょに悲しみ嘆くのではなく、ダメだとわかっていながらでも正当性は主張していかないと。
運がなかったって言えば、それ自身選手のせいにしてると思うしね。
運がなかったとか、結局神頼みや、もうそこで手の内ようがないと諦める事って果たして次に繋げれるのか?って考えると疑問に思います。
選手も戦っているんだから、周りのスタッフやコーチ達も戦って欲しいと思います。
スーツの検査もいつものやり方と違ったみたいだし、それこそ日本だけでなく同じく被害を被った国と連携して抗議するくらいじゃないとね
だって、ルールを守ってやってるのに、ルールをチェックする方が今まで通りにチェックしないとそりゃ文句のひとつやふたつは言いたくなりますよね…
それすらもしないというのが美学なのかもしれないけど、それはどうなの?っと僕は正直思いますけどねぇ…
おわりに
今回の件は、スキージャンプのスタッフ陣の対応は考え直した方がいいと思う。
これじゃあ選手は強烈なプレッシャーだけ感じて嫌になっちゃいますよ。。。
良いパフォーマンスが出ない時って、こういう事も結びついているのかもしれないですね
こういうケースって、どの競技にもあるかもしれないですね(-_-;)
僕はサッカーでも指導する事があるので、こういう過度にプレッシャーかけるような事はしないようにしてるけど、きちんと最後まで選手を守るように自分自身徹底できてるか見直したいと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了