こんにちは! Nishi です。
いやー昨日は残念でした…
メキシコとの銅メダルをかけた戦いは、1-3と完敗でしたね。
53年ぶりの悲願達成なるか期待していただけに悔しさがより残りましたね(-_-;)
今日はメキシコ戦のレビューです
やはり足を引っ張った采配面
グループリーグでは2-1と勝利した相手だけに、今回も幸先よく得点を重ねて晴れて銅メダル獲得という淡い青写真を多くの人は描いていたと思います。
僕もそのうちの一人で、“やり方”さえ間違わなければ、その目標達成は可能だと思いました。
たぶんサッカーに目が肥えた人なら同じようにそう思ったと思います。
メキシコもグループリーグで負けている上、メダルが懸かっているとなると、より日本を研究して試合に臨んでくるので、前回対戦と同じようにいくわけがないと試合開始前からそれは明白でしたね。
日本サイドもそれらを読んで戦術を組み立てて試合に臨むでしょう。
しかし…
決勝トーナメントでニュージーランド、スペインと戦い、やり方は違えど日本のビルドアップの要である、センターハーフの二人とトップ下の久保に簡単にボールが入らないようにプレスをかけてきました。
これに日本は今回も効果的な対抗策を打てずに、日本のペースを作れないまま、時間だけ過ぎてしまいます。
劣勢のまま攻守に翻弄され、PKを献上し失点し、セットプレイからも失点してしまいます。
やった事とは、試合開始時のフォーメーションに選手を交代するだけ…
選手が気づいて現場で対応するにも、ピッチ上で平面で見てるうえ、選手は走って消耗しているので、このギャップに気づきにくい。
そこを監督が真っ先に手を打ってやらないとますます傷は酷くなります。
その変化に気づかない、あるいは気づいても対抗策ひとつ打てないようだと、世間で言われているように無能と言われても擁護はできないです。
しかも今大会で問題点が出た訳でなく、二年前のアジアカップ決勝でカタールに敗れた時やオリンピック予選でグループリーグ敗退した時から同じ問題点を指摘されている。
これだけ改善できないとなると、懐疑論が大きくなるのは当然ではないかと個人的には思います。
印象的だった田中碧のコメント
特に今回の敗戦を受けて、いろんな選手がコメントを出しているけど、特に田中碧のコメントが印象に残りました。
メキシコはサッカーをしていて日本は一対一をしていた。
これはその通りだなと思いました。
今大会もその戦術的な引き出しが少なかったからこの結果に終わってしまったのではないだろうか。
特にニュージーランド戦では、中盤とCBがマンツーで抑えてきた時の対抗策が一切無く、中山の投入が遅かったことも対応力の無さを表していた。
相手の変化に対応できないのだ
ようは、采配面では何ひとつ成長していないと評されてもおかしくない
選手達は、中二日の過密日程の中、本当によくやったと思う。
だからこそ選手達の涙にもらい泣きしてしまった。
そんな選手達に悔し泣きさせてしまった責任は、多くの人が声を出した方がいいと思う
地元開催でメダルが必須目標だったので、これは厳しく進退を問われても仕方ないのでは。
選手だけでなく、監督も世界で通用するような人でないとベスト8の壁を破れない。
はっきり言って、ワールドカップ予選敗退もあり得るくらいの事態になっていると思ってます。
サッカー協会は真剣に危機感もって欲しいと思います…
おわりに
今や日本はかつてのように、ワールドカップへ行くのが目標ではない。
ワールドカップでベスト8以上、そして優勝が目標のチームだ。
そうなると、個人の力だけではこの目標は達成できないと思っています。
やはり監督の采配だったりマネージメントが必要になってくる。
これまで3年間で、この目標を達成出来るか…僕は甚だ疑問に思ってます。
前述のアジアカップ、オリンピックアジア最終予選、そして今大会…
結果が全てというが、その結果は出しているのか?
個人が優秀で勝ててるのであって、この部分は厳しくみていいと思う。
僕は最低でもサッカーを知っている監督に代表を率いてもらいたいと思っています。
それも世界で勝負ができる監督です。
森保よくやったで終わらせるのではなく、最低限検証はして欲しいものだ
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了