こんにちは! Nishi です。
サッカーは世界的にも多くの国で競技者を抱え、今や世界で一番人気のあるスポーツとして認知されていますね。
日本も例外ではなく、今や野球と並んで二大スポーツとして君臨しています。
そんな人気スポーツのサッカーでは、有名クラブの選手ともなると実力とともに世間に対する影響力は想像以上のものがあります。
その為、素行や言動には細心の注意を心がけている人が多いです。
しかし残念ながら、不注意なのか本心なのかわかりませんが、その言動で大きな騒動に発展してしまうケースが多々あります。
話題の日本人差別発言
事の発端は、2019年に来日した際に、日本人スタッフに対して顔が汚いなどと堂々と差別発言をした動画が流出しました。
これが日本以外の各国からも、人種差別だと批判の声が広がりました。
波紋は広がり、バルセロナのスポンサーでもある楽天の三木谷社長はクラブに対して正式に抗議するまでになりました。
クラブ側も事態を深刻に受け止め、二人に何らかの処分が下りそうです。
当人たちも謝罪はしているものの、「日本人だからと言ったわけではなく、世界中のどの人にも言っている」っと弁解しているあたり、本当に反省しているのか…?っと疑問は残りますがね…(^^;
しかしながら、名門バルセロナに所属する選手である以上、世界中の多くのファン、ましてや子供達から見られる存在のスター選手です。
良識ある言動を心がけてもらいたいものです。
最近は黒人差別や、コロナウイルス感染拡大の影響からアジア人差別も再び騒がれるようになりました。
今も昔も、歴史上必ずといっていいほど語られる人種差別の問題は、残念がら今も根深く残っています。
肌の色が白だとか黒だとか、また体格が大きい小さい関係なく、ひとつのボールを追いかけるサッカーは肌の色や人種による優位性は反映されません。
サッカーにおいて、この低次元の人種差別問題は根絶して欲しいと個人的には思います。
日本にもある敬意を欠いた言葉
こういった言動は、子供達にも悪い影響を与えかねないので注意してもらいたいですね。
国内でも、人種差別的な言動は世界に比べると少ないとは思うけど、それでも人を侮辱するような行為はたまに見かけます。
今はあまりないかもしれないけど、僕が子供のころ(30年くらい前)は結構ありましたね(^^;
例えば、少年野球であったようなヤジもそうだった。
代表例を挙げると「ピッチャーストライク入んないよ!」とか「バッタービビってる!」というヤジがありました。
当時は、コーチや監督にそれをやれとまで言われたもんです。
子供ながらにあれは嫌だったから、野球はやらないと思いましたしね(その為比較的ゆるいソフトボールをやっていました)
サッカーでも、よく「声を出せ」って言われるけど、こういう相手選手を罵倒・侮辱する言葉はやめて欲しいですね。
外野から見てても不愉快だし、やっているプレイヤーはもっと不愉快だと思う。
ましてや、まだそのへんの善悪の区別があいまいな子供に強要させるなんて言語同断だと思う。
サッカーで一度経験した事では、応援している保護者が思わず興奮して、相手選手を罵倒するのはありましたね(-_-;)
さすがに自分もそれは酷いと思って注意したことはありました…
それを強要するコーチやクラブには、二度と指導の現場に復帰できないくらいの厳罰を下すことをしてもいいと思う。
相手選手にも敬意をはらうのがスポーツの良いところなので、差別的発言や罵声には気をつけてほしいですね。
言葉を変えるだけで、ニュアンスを柔らかくすることもできます。
例えば、相手選手の「ストライクが入らない」という事を強調するのであれば、「ストライクの確率が低いから甘いボールだけきちんと見極めて」とか、工夫して戦術的な声掛けをしてもらいたいものですね。
そういうポジティブな言葉の方が、当の選手達も戦術的な理解も含めて頭に入りやすいと思う。
指導現場だけではなく、保護者側もつい興奮する気持ちはわかるけど、 言葉の使い方ひとつ工夫することで、効率がいい指導・教育ができるという事を覚えて欲しいですね。
おわりに
サッカーだけではなく、その競技のスター選手に憧れを抱くものです。
特に始めたばかりの小さい子供にとっては他の誰よりも偉大なヒーローとして目に映るものです。
プロ選手とは言わずに、身近にいる大人の姿でも子供にとっては輝く人物として映ります。
ですから、大人としての言動には注意をしなければいけないというのは、誰も持っている感情だと思います。
僕も何か大きな業績を上げたわけではない、ちっぽけな人間でもそういう自覚は持っています。
それがより多くの人に影響を与える立場にあるのなら、なおさら注意して欲しいと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了