こんにちは! Nishi です。
北海道も暑くなってきました。
本州からの梅雨前線の影響もあり、雨が続く日もありますが、半袖ハーフパンツで過ごしている毎日です。
流石にもうストーブはつけていないですw
内地の人からすると、ジメジメ感がない北海道の夏は憧れの地なのかもしれないですね。
その憧れが強く、北海道に移住する人も結構います。
道民としては、それは嬉しい事ですね^^
でも、住んで初めて知る事実も結構多いようです。
まぁ、実際現地に行かないとわからない事なんてたくさんありますよね。
僕も高校卒業して、専門学校に入学する為、地元を離れ札幌に住む事になったんですが、住んでみて「あれっ!?全然違くね?」って思った事が多々ありましたw
①言葉が通じない
まずはじめに喋っていきなり「函館の人?」って言われてビックリ!
「なんでわかるの?」って聞いたら、ストレートに訛ってるって言われました。
北海道ってみんなこんな感じじゃね?って思っていたけど全然違うそうですw
自分では、かなりまともな方だと思ってたんですけどね…
漁師町で周りはめっちゃ浜言葉バリバリの人を見て育って、その中ではかなりキレイな方だと自覚してたのが一気に崩壊した瞬間でした(-_-;)
一番は、イントネーションが違うみたいですね…
あとは、”なまら”とか”したっけ”など北海道弁として有名な言葉をあまり使わないのもありますね(^_^;)
※なまら→わや、わいや、だて したっけ→じゃあね、んじゃ、せばな
いろいろ気になったので調べたら、北海道は明治初期に開拓の為に全国各地からたくさんの人が北海道に来ました。
しかし、全国各地からやってきたので、その地方それぞれの方言で話しており、開拓団同士で意思の疎通がとれない事が多かったそうです。
その為、標準語が会話のベースとなったそうです。
札幌を中心として、北海道は比較的標準語を使う地域として札幌にコールセンターが多いのも、こういった歴史的背景があるようです。
同じ北海道でも、道南や沿岸部は明治以前より定住している人が多く、こちらの地方は道南弁や浜言葉として、札幌や旭川など内陸部の人からすると訛ってると感じる言葉になりました。
また道南に至っては、幕末の箱館戦争の影響もあって、復興作業からはじまるので本州各地からの移住者より地元民で復興したという背景もあります。
そのいう背景もあって、標準語が定着しづらかったという理由もあります。
②目当てのお店がない!
言葉と同じく普段利用しているお店は、北海道どこでもあると思っていたけど…実はそうでなかったパターンです(-_-;)
本棚が壊れたので、ホームセンターを探している時「イエローグローブってこの辺にないの?」って聞いたら「何それ?」って言われました(-_-;)
その人だけかなぁって思ってたら、みんな知らないって事になってビックリしました。
当時は道南と室蘭にしか店舗がなく、全道的にはまだそこまで知名度はなかったのです。
小さい頃からどこに行ってもあるお店だったから、コンビニ並みにあるのが当たり前になってました。
各分野でも独自に発展したチェーン店が多く、コンビニではハセガワストア、ファーストフードはラッキーピエロ、スーパーでは、スーパー魚長が地元を席巻しています。
もちろん大手チェーン店もありますが、数か所しかなかったりと何かと不便なので、地元独自のチェーン店を覚えた方が早いですねw
同じ北海道だと思って移住すると、少し困惑するのは間違いないですw
③夏と冬は過酷
これが一番僕にとって堪えました(-_-;)
北に行けばより涼しくなると思ってたら、夏は海が遠い平野部だし道路の反射熱も加わり5℃くらいは違いましたね…
同じ気温でも、浜風の影響もあるのでそこまで暑さを感じないこともあります。
冬は一晩で背丈ぐらいまで積もる雪の量にビックリしました。
すごいドカ雪でも、積もるとしてもせいぜい膝くらいだったので、同じ北海道でもこんなに違うんだって驚きましたね。
交差点なんて、除雪で貯まっていく雪で雪壁ができて、人や車が見えなくなって非常に危険です(^^;
ホント冬は生きるか死ぬかのサバイバルでした(誇張してます)
でも、勤めていた会社が地下鉄の駅出入口から徒歩一分もない場所にあって、大手地方銀行の隣だったので、地下街をぬくぬく歩いて出社していたのは内緒です…(´・ω・`)
おわりに
結論としては、道南は北海道から独立した方がいいですねw
名前は、ラッキーピエロ特別自治区で誰も文句はないと思います(テキトー)
でもまぁ冗談はさておき、北海道=全てTVでいわれるイメージというのはこの際捨てた方がいいですねw
一国並みの広い北海道は、やっぱり地域性はあるので結構違う事が多いです。
イメージと違う!っとショックを受ける前に、北海道の風土史をあらかじめ調べておいて、もっと興味をもってくれると嬉しいです^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了