こんにちは! Nishi です
日本では東京オリンピック開幕が間近に迫って来ており、今か今かと待ち遠しいですね。
そして欧州では、EUROが盛り上がっており、ベスト4が出揃いましたね。
ベスト4に残ったのは、イングランド、イタリア、スペイン、デンマークの4カ国。
ここまでくると、どの国が優勝してもおかしくないですね。
みなさんが予想した国は、勝ち残っているでしょうか?
ちなみに僕は…
ベルギー黄金時代の終焉?
僕の優勝予想は、ベルギーでしたので、僕の優勝予想は見事に撃沈しました(-_-;)
近年FIFAランキングのトップを走っていて、選手の質もよかったのでそろそろタイトルを取るかな…と思ったんですけどね(^_^;)
ベスト8で当たった、低迷期を乗り越えガラっとチームカラーを変えたイタリアに完敗でしたね。
近年はコンパニから始まり、アザールやデ・ブライネ、クルトワ、ルカクなど優秀な選手をたくさん輩出し、代表チームも強豪国とも互角に戦うなど世界ランキングも上位に位置づき、世界ランキングトップにもなりました。
ワールドカップやEUROでは、開催される度に優勝候補に名前を連ねました。
あとはタイトルだけ…
という状態だったので、今大会に賭ける意気込みは相当なものがあったと思います。
前述紹介した選手達も、円熟期を迎え、いよいよ衰えが気になる年齢に差しかかってきたのも、今大会結果は欲しかったでしょう。
そこで気になるのが、主力が年齢を重ね、戦力的に低下してきている現在、ベルギーは強豪国としてこの地位を維持できるかどうかですね。
一時的に強い黄金時代があれば、その先も維持できるか気になりますね(^^;
世代交代の難しさ
近い例だとチェコとトルコがあるかな。
チェコは2000年代前半、ネドベドやコラー、ロシツキー、ツェフらを擁して欧州サッカーを席巻していました。
クラブでも彼らは強豪クラブで主力を張り、まさしく今のベルギーと同じような立ち位置でした。
しかし、彼らが円熟期を過ぎ引退していくと、代表チームとしてもみるみると戦力が落ち、主要な大会では予選敗退が続きました。
選手にスポットを当てても、やはり強豪クラブを引っ張るような選手が出てきませんでした。
トルコもチェコほどではないですが、日韓ワールドカップ以降、ニハトやべロゾギュ、アルティントップ兄弟、ハカン・シュクルなどトルコの一時代を築き上げましたが、その後同じように戦力的な低下を招いて予選敗退が続きました。
やはりひとつのサイクルとして地位を維持するのは難しいことなのかもしれないですね。
ポルトガルもフィーゴやルイ・コスタらを擁して欧州を席捲し、その黄金世代が引退するとずるずると弱体化するかと思ったけど、クリスティアーノ・ロナウドらの世代の台頭で大きな戦力ダウンは間逃れました。
さて、ベルギーはどっちに転ぶでしょうか…
ベルギーは、イタリアやドイツといった、サッカーの歴史や文化、ワールドカップ優勝経験があったりするいわゆるサッカー強豪国とは少し毛並みが違います。
20年前までは、欧州の中堅国という位置づけだったのです。
今で言えば、今回ベスト4に勝ち進んだデンマークやスイス、クロアチアくらいの立ち位置よりワンランク落ちるくらいだと思ってくれればわかりやすいかな。
その20年前に長年チームを引っ張っていた選手達が引退をしていき、代表チームも大きく戦力が落ち、予選も突破できなくなりました。
そこでベルギーのサッカー協会が、育成システムを見直して現代表チームの柱になっている選手達を育て上げ、今の地位を築き上げました。
個々の能力に頼らず、育成システムから着手している事情を鑑みれば、現代表のような黄金世代ほどの大きな粒はないけど、 それなりにまとまりのあるチームは維持できそうな気はします。
おわりに
優勝を狙える位置を保つのは厳しいけど、ポルトガルやスイス、クロアチアあたりのB+レベルは維持できるだろうと僕は思います。
ただ、歴史的な通例をみれば、昔植民地を抱えていた宗主国にありがちな”内紛”によって、まとまりを欠くケースもありますので、どちらの轍を踏むか個人的には気になります…(^^;
オランダや予選敗退はないけどフランスのようにですね…
まだまだこのレベルにも到達していない日本の立場で見ると、世代交代後の心配なんて贅沢な悩みではありますね(^^;
このくらいの悩みができるように日本代表も強くなって欲しいです。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了