こんにちは! Nishi です。
A代表、五輪代表ともに代表戦真っ盛りですが、国内クラブの試合も実は着々と進んでいます。
先日は、元日決勝でおなじみの天皇杯の二回戦が行われました。
その天皇杯の試合で、今年も波乱がありました。
もはや風物詩!?J1クラブの早期敗退
新年の正月までまだ半年もあるのに、もう試合をしているの?っと疑問に思うかもしれませんね(^^;
実はこの天皇杯、アマチュアのクラブも都道府県ごとの予選を突破すると本戦に出場できます。
その為、Jリーグ加盟のプロ枠から出場するクラブと都道府県枠から出場するクラブが入り乱れてトーナメントの試合を組まれる為、今時期から日程を進めないと年末年始に間に合わないのです。
そして、プロクラブとアマチュアクラブの対戦が実現した二回戦では、早速波乱がありました。
アマチュア最高峰のJFLのホンダFCがJリーグでも上位に位置している横浜FMをPK戦の末破りました。
ホンダFC、2年ぶりのジャイアントキリングですっと言われても、2年ぶりと言う段階で、もはやジャイアントキリングの意味が薄れてますねw
PK戦での勝利とはいえ、トーナメント制の大会ならではの波乱ですね^^
プロクラブが、ましてやJ1所属のクラブがアマチュアクラブに負けるなんて、Jリーグはレベルが低いっと言う人もいるかもしれませんが決してそうではありません。
世界基準というか、どこの国でもカップ戦となれば、1部リーグのクラブが5部や6部の格下クラブに負けるという話はほぼ毎年聞きます。
だから決してJリーグだけの特別不思議な現象でもないし、サッカーとはそういうスポーツだということです。
サッカーやっていたという人は経験したことがあると思うけど、例えばゴール前に人数たくさんいるとなかなかシュートも打てない経験があると思います。
サッカーは普段利用しない足を使うスポーツなので、一見難しい競技だけど、言わば人海戦術でも未経験者でも結構守れたりします。
まぁ物事そう単純には進まないのですが、こういう要素もあるから他の球技に比べるとジャイアントキリングが起きやすいとも言えますね。
夢広がるアマチュアクラブの躍進
ホンダFCはアマチュアクラブとはいえ、プロクラブ並みの陣容を揃えているので、今回の勝利もそんなに驚かないかもしれませんね(^^;
でもサッカーには、格下のチームが格上に勝つという“夢”があるからおもしろいとも思います。
仲間内でメンバーを集めてチームを立ち上げた近所のおっさん・お兄さんチームが、地方予選に勝ち抜いて勝ち進んだら、プロのクラブと対戦する事ができるチャンスが貰えるとなると夢が膨らみますね^^
地元の個人企業でも、スポンサーになってくれるよ!って言う人も出資したクラブが、徐々にカテゴリーを上げていって、数年後にはJリーグ入りも…なぁんてことも夢見ることができます。
小さい頃から才能に溢れた選手達だけがプロになるのではなく、クラブ事態を育ててプロにも挑める環境もあるということです。
僕が昨年まで所属していたフットサルクラブも、立ち上げ当時はフットサル戦術もわからず、試合も負ける方が多かったけど、練習を重ね地域のリーグ戦でも勝てるようになりました。
そして地域交流の意味合いが強いけど、地域リーグの枠を飛び越えての大きなリーグ戦にも参加するようになりました。
こうやって地道に力をつけて、上位リーグへカテゴリーを上げていけばそれだけ多くの人の視線も集まり、宣伝広告の意味合いも強くなります。
これはフットサルの話でしたが、サッカーのクラブチームを立ち上げて「Jリーグを目指そう」という取り組みも同じ仕組みです。
たぶん各都道府県内で三つくらいは、Jリーグを目指しているクラブがあると思います。
そういうクラブがもっとたくさん増えていけば、明るい経済の話題が少ない片田舎の地方でも、盛り上がっていくのではないかと思います。
おわりに
まぁ世の中そんな都合のいいようには進まないと思うけど、僕はサッカーは日本で一番競技的にもビジネス的にも可能性のあるスポーツだと思う。
みなさんの周りの近所の社会人クラブでも、Jリーグを目指す野心溢れるクラブがあるかもしれません。
もしそういうクラブがあったら一度覗いてみて、応援してみてはいかがでしょうか?
自分は運動が苦手だと言う人も、そういうクラブを応援する事でその“スポーツ”に貢献できますし、それが地域を盛り上げる社会貢献にもなります。
別にサッカーじゃなくてもいいので、地元に愛着のあるスポーツや文化を支援する活動を多くの人に触れて欲しいと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了