こんにちは! Nishi です。
サッカーをやっていると、いろいろ”欲”というものが出てきます。
いつも土のグラウンドでやっていると、芝のピッチでずっとやりたいと思ったり、誰も見ている人がいないところではなく、数人でも見てくれる人がいる環境でやりたいと思ってくるものです(^^;
夢は膨らみ、プロ選手が使うスタジアムで一度サッカーをやりたい!とも思うのは当然かもしれないですね。
僕もそこまではいかないけど、良質の芝の上でボールを蹴りたいと思っていたりします。
そういう憧れは、スポーツをやっている人なら少なからずあると思います。
その夢の舞台に、何かのイベントなどをキッカケに立つこともあります。
その時どのような対応するか、人によって対応は変わると思いますが、今回とんねるずの石橋貴明さんの行動に感銘を受けました。
始球式での神対応
この前の日曜日に、プロ野球界の至宝佐々木朗希選手のプロ初登板ということで、プロ野球関係者やファンはそのデビュー戦に注目していました。
そんな大一番の日に始球式を務めたのが、とんねるずの石橋貴明こと貴さんでした。
この貴さんの始球式の時の“気遣い”が多くの人を惹きつけました。
一般的に始球式は、マウンドから投げますが、貴さんはこの日マウンドから投げずその手前から投げました。
小さい頃からの野球小僧であり、高校も名門の帝京高校に進学した筋金入りの野球小僧である貴さんだからこそ、一度プロのマウンドで投げたいという気持ちはあったはずです。
しかし、その気持ちを抑えてマウンドの下から投げました。
その理由として、
「佐々木朗希選手の初めてのマウンドを汚すわけにはいかない。」
という理由でした。
さらに付け加えると、
「ピッチャーにとってマウンドの感覚はとても大事だ。門出に『マウンド上がりなさい』っていうのがダメなのよ。私は常々思ってるんですけど、あそこは彼らの仕事場ですよ。仕事場に先に上がって汚しちゃいけないってことですよ。」
始球式を担当するとなったら、マウンドに上がった喜びで舞い上がるのは仕方ないこともあります。
野球ファンなら、夢に見たマウンドなのだから。
有名人の立場からすると、自分のアピールの場でもあるので、より目立つ場所に立ちたい気持ちはなお強いと思う。
しかし、自分のことより、選手の心情を考えたこの行動も、野球が好きで真剣に考えてきた貴さんならではなのかもしれない
始球式に呼ばれている立場なので、貴さんはゲストなんだけど、ゲストなりのわきまえ方は素晴らしいと思う。
始球式のあり方
今回の放送では、始球式のあり方についても持論を述べていました。
持論では、
「アメリカのように、始球式をする人はマウンドに上がらずチャチャっと終わらせるのがいい。マウンドはあくまでも神聖なもの」
という考えも述べていました。
始球式に関しては、僕も野球は素人ということもあってそこまで深く考えていなかったけど、この持論は納得できます。
グラウンドならまだしも、ピッチャーにとって投げる際の土台を大切な場所です。
板前に例えていたけど、変にその仕事場を荒らされるのは、それで食っていっている人間にとって死活問題とも言えます。
なんだか妙に納得しました(^^;
この貴さんの行動によって、始球式のあり方について見直しがあるかもしれませんね。
おわりに
それでも、夢のマウンドに上がって投げたいという願いの野球ファンもいると思います。
どちらがいいのかわかりませんが、そこで食っていっている人の事を考えた上で行動するのが望ましいのかもしれないです。
今回の始球式の模様は、Youtubeチャンネル『貴ちゃんねる』で今日(5月20日)アップ予定です。
当ブログアップ後、始球式の全容を楽しみたいと思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了