こんにちは! Nishi です。
Jリーグも来週末に開幕します。
新型コロナウイルスもだいぶ落ち着きをみせてきましたが、まだ緊急事態宣言解除に至らず、予断のできない状況には変わりません。
例年とは違う雰囲気での開幕に、少し不安な面はありますが、昨年の実績もあるので上手く開催されるような気はします。
国内の情勢の他、サッカーはアジアチャンピオンズリーグなど、国外での試合もあるので、海外の話題にも注視しておく必要があります。
今やリーグの力的には、Jリーグと肩を並べるリーグになった中国も、好き嫌い抜きにして警戒しておく存在です。
巨額の資金を背景に、急成長してきた中国リーグですが、どうも上手くいっていないのが現状です。
中国はサッカーは強くならない!?
当ブログでも、伸び悩む中国サッカーの話題は何度か取り上げてきましたが、現在でもその問題は解決されていないようです。
それよりも、中国国内全体の景気の衰退により国内リーグのクラブの倒産など、中国サッカーバブル崩壊が顕著になってきました。
法外な年俸などで多くの有名選手や監督など引き抜いてきましたが、給料の未払いやサッカー環境の悪さなどで、嫌気がさして短期間で移籍するケースが増えてきました。
そういった環境を指摘して、中国は強くはならないと断言する人も出てきました。
記事の指摘は当たっていると思う。
莫大な資金力で選手は連れて来れても、国内の選手をレベルアップさせる環境が伴っていなかったのだ。
国内の選手も、わざわざサッカーのレベルを上げて代表で好成績残さなくても、目の前の年俸が高いので、それ以上レベルアップしなくても良いと思っている選手が多い。
国民性の問題なのか、そのへんはわからないけど、サッカーに対する向上心のなさも問題に拍車をかけているようです。
現に代表の成績も芳しくない。
現在一時中断になっているワールドカップ予選も、グループA首位のシリア(15)に勝ち点差8差の2位です。(中国は1試合少ない)
ポテンシャルを考えればグループ1位になってもおかしくないけど、不本意な成績といったところでしょうか…
2002年のワールドカップ初出場以降、予選敗退を続けていますし、アジアカップも2004年以降ベスト4以上の成績を収めていません。
むしろ後退している現状を、見直す時期なのかもしれませんね(^^;
中国はこのまま日の目をみることはないのか?
このまま中国代表は、強くない国になるのか?っと言われると、僕はそこまで安易には考えていないです。
脅威になる要因のひとつとして、国家の政治体制があります。
共産党独裁体制も不幸ではあるけど、スポーツの強化の面だけで考えれば大きなアドバンテージにはなる。
かつて、ソビエトなど東欧共産主義国が団体スポーツで上位に食い込んでいたように、国が総力をつぎ込めば、自由主義圏では考えられないような強化が可能です。
その点は警戒しています(^^;
それに加え、人口的なポテンシャルが相変わらず高いのがそのひとつですね。
サッカーの強化も、ここ10年くらい前に始まったので、まだ育成年代への投資が成果出てきていませんが、年月を重ねると化ける可能性はあります。
どういった育成メソッドで行っているかわかりませんが、前述の独裁体制の中で、総力つぎ込めば大きく化けるかもしれませんね(^^;
しかし、育成年代にまで投資するように、貪欲にサッカーに懸ける意気込みは、肌感覚では感じないです。
東アジア選手権でも見られたように、危険なファウルを犯しても知らぬ素振りで過ごしたり、戦術的な動きや理解に成長の兆しが見られないです。
一部良識的な人は、その行為を恥じているコメントなどは見受けられましたが、臭い物には無理くりでも蓋をする癖があるからなぁ…
その自分達の行いの過ちに気づいて修正してきた時の脅威は、警戒しておいた方がいいかなって思います。
おわりに
個人的には、日本のレベル向上の為にも、いいライバルが増えてくれるのは歓迎です。
ただし、ルールを守れないサッカーもどきは軽蔑します。
互いにサッカーをして、勝って嬉しい、負けて悔しいの関係を築ける世界になればいいなって思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了