こんにちは! Nishi です。
僕が学生の頃の日本代表では、海外クラブに所属している選手は本当に数えるくらいでした。
中田英寿、小野伸二、名波浩…
そんな感じだったと思う。
でも今では、いわゆる海外組だけでGKも含めて代表チームを作ることもできるようになりました。
ここ20年の間でここまで来ましたね^^
まっ、海外組=上手くて即日本代表とは言えませんがね(^^;
そんな海外移籍が当たり前になってきた現在、移籍のタイミングについて興味深い記事がありました。
海外挑戦するタイミング
海外移籍する場合、たいていはJリーグである程度実績を残してから移籍するのがスタンダートです。
しかしここ最近、若いうちから海外で揉まれるという意味も込めて、学校卒業後すぐに海外へ挑戦するケースや実働1~2年で海外へ移籍するケースもあります。
世界各国の野心溢れるサッカー選手達に、若い年齢の段階から揉まれていき、這い上がることで自身のスキルアップにつなげる狙いもあるでしょう。
プロの世界ですから、こういった競争は必要ですね。
しかし、揉まれるだけでポジションが取れず、埋もれて終わるだけの場合もあります。
こうなるくらいなら、国内でしっかり足場と実績を積んでから、海外挑戦しても遅くないと先日現役を引退した内田篤人氏は語っております。
僕も、無謀に若い年齢のうちに海外移籍するのは賛成しかねます。
記事にもありますが、若い選手の青田買いも世界的に問題になっており、リスクが伴います。
実力の前に、風土や文化も違うし、言葉もまともに話せないだけでパスが来ないということもあります。
国内リーグのレベルも昔に比べると上がっているので、しっかりプロ選手としての足場を固めてから海外挑戦しても遅くはないと思う。
こういったリスクも熟考して挑戦する分には、何も言うことはできませんが…(^^;
クラブにも恩恵あり
チームに貢献してくれた選手を手放すのは、クラブ運営側からすると大きな痛手です。
しかし、そういう海外挑戦を後押ししてくれるクラブという認識が高まれば、また新たな野心がある人材がそのクラブに魅力を感じ、良い人材が集まりやすくもなります。
クラブ的にもそういった選手を育てると移籍金を得ることになり、その移籍金を元手に強化もできますので、良い循環になりますね^^
また、内田選手のように海外移籍をして数年経ってから復帰してくることもあります。
これは海外でもよくあるケースで、中堅国のクラブからステップアップして強豪クラブで実績を積んだあと、晩年に育ったクラブに戻ってくるのはよく聞きます。
先日ブログで取り上げたシェフチェンコなんかもそうです。
選手に引退前に、もう一度戻ってきたいと魅力を感じさせるクラブを目指して欲しいですね。
そうすれば将来戻ってきて、今度はその時の若手のいい見本になるし、チーム力も上がります。
プロクラブだけではなく、地元の小中学校のクラブチームでも同じ考えでいいと思う。
それなりのレベルで経験を積んだ教え子が、今度は指導者として新しいノウハウを伝えに戻ってくることで、そのクラブチームのレベルアップにも繋がります。
だからこそ、育成年代でも手軽に移籍できるようなシステムを作って欲しいんだけど現実難しいのかな…(^^;
プロ・アマ問わず、手塩にかけた選手が引き抜かれるというその場の損得で考えるのではなく、長期的に利益となるような戦略をとって欲しいところですね。
おわりに
記事でもあるように、若い年齢のうちに挑戦する傾向は強くなると思う。
しかし、どちらにしろクラブ側としては、選手にとって魅力的なクラブ作りをしていかなければいけないと思う。
魅力を感じるひとつの要素に、ファンの存在やホームタウンの環境面も影響はあると思う。
今夏ベルギーへ移籍した鈴木武蔵選手も、「晩年は北海道に住みたい」っと語っていたのも、クラブだけではなくその土地にも魅力を感じたからだと思う。
大きなことを言えば、地域の活性化にも一役繋がることだということです。
”サッカーで町興し”というのも、決して大げさなことではないと僕は思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了