こんにちは！ Nishi です。
今日は、GKのプレイに焦点を当てた企画の第25弾です。
主に、GKのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、GKの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
飛び込む場合は要注意！
浦和vs仙台の試合から仙台GKスオヴィク選手のプレイです。
浦和GK西川選手のロングパスから一気に抜け出され一対一の場面になり、ドリブルでかわされたと思われましたが、最後まで目を離さずにボールにスオヴィク選手がさわってピンチを防ぎました。
冷静に最後までボールを見て、食らついたのは高評価ですね。
最後の番人として、このくらいの精神力でゴールを守るのは当然ですね＾＾
ただ注意して欲しいのは、ドリブルをかわすのを読んだ時も誘う時も同じですが、タイミングがずれるとファウルになりやすいので、本当に最後の抵抗の時以外は控えた方がいいですね。
実際このあとの場面で、ファウルになりPKから失点してしまいました。
そのギリギリの技術を磨くのもいいですが、安易に飛び込まないようにもしたいですね。
いやー本当に難しいです(^^;
追伸になりますが、その場面のきっかけを作った浦和の西川選手のロングパスもナイスでしたね。
最近の戦術的流れは、前線からプレスをかけて高い位置でボールを取ろうとするので、その後方にスペースがどうしても空きます。
そこをGKから一気に前線に正確なボールが来るとなると、相手側としては脅威になります。
ましてや、GKは一番後方からフィールド内を見渡せるので、空いているスペースやフリーの選手を見つけやすいポジションでもあります。
GKからのビルドアップ能力は、チームの攻撃の起点としてこれからも重要な要素になるので、パス能力は武器になりますね＾＾
もしかしたら今後、GKからアシスト王が出るかもしれないですねｗ
競り合いは確実に制する
湘南vs柏の試合から湘南GK谷選手のプレイです。
コーナーキックの競り合いに、柏のオルンガ選手に前に入られ失点してしまいました。
谷選手はこの競り合いの最中、柏の仲間選手とポジションを競り合っていました。
しっかりGKについている選手を追い出すか、味方ディフェンスに追い出してもらうかしなきゃダメですね。
併せて、自分についているマーカーを意識するあまり、落下点も見誤ってしまいました。
ゴール前の聖域は、味方がミスしてもGK自身はミスなくしっかり守らなければいけません。
厳しめの評価ですが、それだけ責任重大なポジションなのでここは喝！を入れたいと思います＾＾
逆に、GKの潰し役になった柏の仲間選手は、記録にならないナイスアシストですね。
GKの自由を奪って、ゴールをしやすい環境を作るのも、ズルいと思うかもしれませんが技術のひとつなので、仲間選手のプレイも素直に評価します。
今節のナイスセーブ？
今節のナイスセーブです。
というより、見ごたえのある速攻と攻→守の必死のディフェンスがサッカーの醍醐味でもある、攻守の切り替えの迫力を体現していると思いました。
ナイスセーブというより、横浜FC＆FC東京両軍併せてナイスプレイですね＾＾
攻撃に転じたFC東京も最終的には4人絡み、守備の横浜FCはGKを除けば9人帰陣しています。
横浜FCは、ほぼ全員相手陣地から自陣まで守備に戻ったってことになりますね(^^;
国内でもこういう速攻に複数人絡む展開と、それを必死に食い止める守りの魅力が見れるシーンが増えると、なお盛り上がると思います。
やっぱりサッカーはスピード感は大切ですね。
おわりに
今日はGKのビルドアップも取り上げましたが、どちらもやらなきゃいけないのは大変かもしれませんね(^^;
しかし、今の時代足元の技術も必要ですが、優先順位はゴールを守る事です。
最低限このことは疎かにしてはいけないかなって思います。
その為には、基本的な守備の考え方や構え方やポジションの取り方をしっかり練習で身につけて欲しいです。
何事も基本は疎かにしては、伸びる才能も伸び悩んでしまいますしね＾＾
基本は大切ですよ！
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
