こんにちは! Nishi です。
子供の頃から好きなスポーツを嗜んでいると、 そのスポーツのプロ選手になることを夢見ることは当然かと思います^^
まぁプロになろうとまではいかないまでも、出来るだけ上のレベルを極めたいと思うかと思います。
サッカーや野球なら、好きなプロチームというものは少なからずあります。
もしプロになる実力が自分にあったら、どのチームを選ぶか迷うことになりますね。
できれば自分の好きなチームや、成長させてくれるチームに入りたいと思うはずです。
今日はそのようなプロ入りに関する話題です。
プロ野球にあった田澤ルールって何?
サッカーと野球、同じプロスポーツでも新人選手がチームに入団する方法は違います。
サッカーは自由競争での自由契約に対して、プロ野球は年に一度のドラフト会議によって、新人選手との獲得交渉権をチームに割り振って決めます。
プロチームなんだし、選手もチームを選ぶ権利だってあるのに、なんでドラフト会議なんてあるの?と思うかもしれませんね(^^;
ドラフト会議をする意義としては、自由競争にしてしまうと、資金力や人気のあるチームに戦力が集中してしまうのを防ぐ目的があります。
戦力の均衡化という考え方ですね。
また、自由競争による契約金高騰の抑止目的もあります。
日本のプロ野球以外では、北米のプロスポーツでほとんど採用されています。
さて、そのドラフト制度ですが、先日”田澤ルール”というものが撤廃されました。
田澤ルールとは、日本人選手が日本のプロ野球のドラフトを拒否して海外のプロリーグと契約した場合、その後日本に戻ってきてもしばらくの間日本のプロチームと契約できないというものでした。
このルール誕生のきっかけになったのは、 現在野球の独立リーグで活躍している田澤選手が、12年前に日本プロ野球を拒否して直接アメリカ・メジャーリーグと契約したことで生まれたルールでした。
記事でもある通り、日本のプロ野球側が人材流失を防ぐ意味という理由もわかりますが、あまりにも選手の選択肢を狭めてしまうこのルールはちょっとどうかなって思う。
戻って来る時くらい、気軽に手を指しのべてもいいと思いますけどね(^-^;
そして、結局熟練投手になった田澤投手を獲得したいがために、その”田澤ルール”を撤廃するんですからねぇ…
何のためにおかしなルールを作ったのかって疑問に思います…
野球界は早急に改革を
ニュース記事の、サッカー界の田澤っていう見出しになんだこれ?って疑問に思って今日はこのニュース記事を取り上げました(^^;
前述通り、サッカーは自由競争で野球と違うルールなので、サッカー界の田澤というものが始めから存在しません(^-^;
才能があれば、久保建英選手や中井卓大選手のように10代前半からでも海外のクラブに所属することもできます。
無論、FIFAで定められている国際的な移籍ルールに基づいていれば、Jリーグに問題なく戻ってこれます。
そもそもサッカーと野球でルールが違うので比べるのもおかしな話ですがね(^-^;
でも同じプロスポーツとしては、この選手の契約の自由度は少し考えた方がいいと思う。
度々野球人口の急激な減少問題を取り上げていますが、このプロになるための契約の問題も少なからず影響していると思う。
例えば、サッカーも野球も同じくらい才能がある子供がいるとしたら、将来プロ入りを目指すとします。
レベルの高い所で挑戦したいという気持ちになるとしたら、海外でも自由に挑戦できる競技と、挑戦はできるけど相当なペナルティがある競技どちらを選びますか?
僕なら挑戦できるラインが同じなら、ペナルティのない前者を選びますね。
ペナルティを恐れるなんて覚悟が足りないとかそういう問題ではなくて、挑戦するには覚悟はそれだけでも必要ですからね(^-^;
レベルが高い環境で挑戦することに、背中を押してもいいと思う。
僕ら観戦する側も、レベルの高いプレイを見たいと思うしね^^
あんまり閉鎖的な環境を作ってしまうと、夢の舞台への上限を作ってしまうようでそれが競技離れに繋がっていくと僕は思います。
おわりに
サッカーやバスケ、ラグビーは若い年齢から世界に挑戦できるけど、野球は基本FA取得による20代後半からかぁってなると、運動能力が高い人や夢がある人ほど野球以外の競技を選びそうなものです。
幸運にも、田澤ルールは撤廃されたものの、選手の移籍に関してはまだまだ不自由な部分はあります。
FA取得の年齢を引き下げるなど、もう少し選手側が有利な制度を作って欲しいと思います。
古くからの体制を改革するのは難しいと思いますが、急ぎ足で進めないと未来はないと思っています(^-^;
野球に限らず、スポーツ文化は大切にしたいと僕は思いますので、各競技団体も今抱えているそれぞれの諸問題は早めに解決してスポーツ大国・日本を実現して欲しいと思っています。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了