こんにちは! Nishi です。
欧州主要国のリーグ戦が終え、各クラブは次のシーズンに向けて戦力の確保に余念がありません。
また選手は、自身が活躍できるクラブへの移籍を模索しており、その動向が注目されています。
そんな真夏のピッチ以外の熱い戦いが繰り広げられる中、日本だけではなく、世界のサッカー界が注目する選手の移籍先が決まりました。
レンタル移籍先は中堅クラブのビジャレアルに
今や日本だけではなく、世界中のサッカーメディアからも注目されるようになった久保建英選手のレンタル移籍先がビジャレアルに決まりました。
所属元はレアル・マドリーですが、次シーズンも他クラブへレンタル移籍をし、武者修行することになりました。
試合になかなか出場できない日々を過ごすよりも、コンスタントに試合に出場した方が久保選手のためになるので、レンタル移籍は良い判断だと思います。
その武者修行先に複数のクラブが名乗りでていたので、どこのクラブにレンタルされるか注目でした。
ここ最近ビジャレアルが有力と報じられ、この度合意したようです。
ビジャレアルは、毎シーズン5位前後をキープする中堅クラブですので、チームとしての戦力もそこそこ高いクラブです。
そんなチームでコンスタントに試合に出場して、レベルアップして欲しいですね。
昨シーズンまでチームの攻撃陣を引っ張て来た元スペイン代表のサンティ・カソルラ選手が抜けるので、その後釜として期待されております。
久保選手がその期待に応えて活躍する姿を見てみたいものですね。
ビジャレアルの特徴
さて、久保選手がレンタル移籍することになったビジャレアルとはどんなクラブでしょうか?
ビジャレアルは、創設年が1923年と比較的歴史は古いですが、スペインリーグ1部リーグに昇格したのがおよそ20年前の1998年シーズンに初めて昇格した新興クラブです。
ホームタウンの人口は約50,000人で、都市としては小規模な街です。
スタジアムの収容人数が25,000人なので、街の人口の半分がスタジアムに駆け付ける事もあります(^^;
トップリーグの経験は浅いクラブですが、街の規模の割にはチーム力は強く、2000年代からリーグ戦で上位に食い込む強さを見せています。
アルゼンチン代表のリケルメやソリン、2010年ワールドカップ得点王にもなったウルグアイ代表のフォルランなど、地味ながら代表選手を揃えたバランスの良いチームを例年作り上げています。
個人的にはニハトやジョセッペ・ロッシなど、国内外の若手選手を戦力に取り組むのが上手いなっていう印象が強いですね^^
過去の前例を見ていると、久保選手も上手く起用してくれるのかなっと淡い期待を抱いています。
そんな田舎クラブのビジャレアルですが、欧州の強豪がひしめくチャンピオンズリーグでもベスト4に輝いたこともあります。
小さな都市のサッカークラブでも、強豪クラブと堂々と渡り合えることもできるし、町興しの一環としても貢献しているクラブです。
日本の地方都市も、地方再生の起爆剤としてビジャレアルのような夢を追いかけるのもひとつの方法かなって個人的には思います^^
おわりに
欧州のカップ戦常連クラブにレンタル移籍をすることになった久保選手は、ここで研鑽して選手として大きく飛躍して欲しいですね^^
ニュース記事でも書かれているように、「自分の10年後の先を見てそれまでの過程を抜きにはできないし、近道はない」というコメント通り、この移籍は将来の為に必ず必要なことだと思う。
”近道”は目標に辿り着かせてはくれないので、ビジャレアルでの活躍を遠くから応援したいと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了