こんにちは! Nishi です。
国内ではJリーグが再開したばかりですが、欧州のサッカーリーグは中断前は終盤戦だったこともあり、優勝クラブも決まりリーグ戦が続々と終了しているところもあります。
日本でも人気の、イングランド・プレミアリーグも残り2試合になりました。
30年ぶりにリバプールが優勝し、残す注目はチャンピオンズリーグ出場権争いと降格争いが注目されています。
こちらも見逃せませんね(^^;
反対に、フットボールリーグ(実質2部)から昇格するクラブもこの時期になると決まってきます。
そのクラブのひとつに、僕と同じ世代の人なら懐かしいクラブの名前がありました。
リーズ・ユナイテッドの16年ぶりの昇格
リーズ・ユナイテッドが、久しぶりにプレミア・リーグに帰って来ます。
と言っても多くの方には、リーズはどんなクラブかわからないと思います(^^;
リーズは比較的歴史のあるクラブで、1900年初頭に創設しました。
1960年代後半に力をつけ始め、当時のイングランド1部リーグでも優勝をしています。
1980年代には一度低迷しますが、その後すぐに1990年代から強豪ともいえる安定した力をつけます。
特に若手有望選手の活躍が目立つクラブでした。
後にマンチェスター・ユナイテッドのディフェンスラインを牽引したリオ・ファーディナンド選手や、現在リバプールで活躍しているミルナー選手もリーズからデビューしました。
他にも、オーストラリア代表のキューウェルやビドゥカ、サイドバックながらフリーキックの名手だったイアン・ハート、他にもロビー・キーンやリー・ボウヤー、ロビンソンなど各国の代表クラスの選手がたくさんいました。
しかし、以前にも紹介した1990年代後半から2000年代初頭にかけて起きた、サッカーバブルの時期に金満経営に走り、そのあおりを受けて財政難に陥りました。
こうして、若手の有望株や良い選手達を手放さざる得なくなり、チーム力がガクンっと下がりクラブも03-04シーズンに降格してしまいます。
その後、クラブも破産してしまい、3部リーグにまで降格してします。
2部リーグに昇格はしますが、クラブの慢性的な財政難は変わらず続き、下部リーグで燻っていました。
かつての強豪クラブは、このまま歴史の中に消えると思われていました。
リーズ復活へ名将を召集
しかし、状況は好転します。
2017年にクラブオーナーが変わり、翌年には監督に名将・ビエルサ監督が就任します。
戦略面や采配面でも凄腕と知られている監督ですが、反面気難しい面もあり、なかなかクセの強い監督でもあります(^^;
ビエルサ監督が就任したことで、攻撃的スタイルを植え付けられたリーズは生まれ変わり、就任二年目の今シーズンに怒涛の快進撃を見せます。
そして、記事にもある通り、16年ぶりのプレミアリーグ昇格を果たしました。
本拠地リーズでは、90年代後半や70年代の全盛期を知るファンも数多くいると思います。
そういったファンからすると長く待ちわびた昇格ではないでしょうか^^
そんな歓喜を表現するかのように、街ぐるみでお祝いしています。
とあるストリートの名前を”ビエルサ通り”と名付けたり、クラブと地元が密接に関係しているのは羨ましいですね^^
コロナの影響で沈んでいた雰囲気も、昇格によって吹き飛んだようですね。
長いトンネルから脱出した、かつての強豪クラブが来シーズン名将・ビエルサ監督の元、強豪ひしめくプレミアリーグの大舞台でどれだけ飛躍するか注目でもあります。
おわりに
長い低迷期を過ごし、復活したリーズ。
国内でも東京ヴェルディやジェフ千葉など、かつてJ1で長く戦っていたクラブもあります。
低迷しているクラブも浮上のキッカケを模索していると思います。
選手の育成やクラブの運営方法など、様々な問題はあるかと思います。
時には思い切った革命も必要かもしれませんね(^^;
クラブ内の見直しも必要だと思いますが、併せて地元ファンも大切にして欲しいですね。
リーズの今回の昇格の原動力になったのは、監督や選手だけではなく、いつも支えてくれる地元の声援があったからこそだと思います。
そういう根強いファンがいたからこそ、ビエルサ監督も動いたのかもしれませんね^^
リーズの昇格は、かつて名門と呼ばれたクラブのひとつのお手本になるかもしれません。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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