こんにちは！ Nishi です。
Ｊリーグは今週末Ｊ2とＪ3が先に再開しますが、欧州各国でもリーグ戦が再開しております。
諸外国では、リーグ戦も終盤戦だったということもあり、優勝チームが出始めてきております。
その中でも、新型コロナによる中断前から優勝まで秒読み段階だったイングランド・プレミアリーグのリバプールが30年ぶりのリーグ優勝決まりましました！
選手の皆さん、並びに関係者やファンの皆さん、おめでとうございます！
今日はリバプール特集です＾＾
30年ぶりのリーグ優勝
まだリーグ戦は7試合も残っていますが、2位のマンチェスター・シティが敗れ、勝ち点差が23ポイントになったので優勝が決まりました。
大差が開いていましたが、一時期フランスやベルギーのように途中でリーグ戦打ち切りも囁かれていたので、危うく幻の王者になりそうでしたよね(^^;
打ち切りにならなくて本当に良かったです(^^;
30年ぶりのリーグ優勝ですので、ファンにしたら待ちに待ったと言ったところでしょうか。
毎シーズン優勝候補とされるも、なかなか優勝できなかったですからね(^^;
どちらかといえば僕は判官贔屓の人間なので、この優勝は嬉しく思いますｗ
僕のイメージでは、序盤戦で出遅れて中盤から盛り返してくるが一歩及ばずといったパターンのイメージをもっていましたが、クロップ監督就任後のここ最近は、スロースタート癖はなくなったかなっと思って見ています＾＾
今回のリバプール優勝の一報は、日本代表の南野拓実選手も所属しているということもあり、日本のメディアも注目していると思います。
チームの貢献度は？と問われたら賛否が分かれますが、今年1月に加入したばかりということもあるし、ここは素直にいっしょに喜んでいいのではと個人的には思います＾＾
リバプールの絶頂期とヘイゼルの悲劇
今回の優勝はプレミアリーグに変わってから初めての優勝ですが、以前のフットボールリーグ時の成績も併せて通算すると19回目の優勝です。
現在優勝回数1位のマンチェスター・ユナイテッドの20回が最多ですので、来季も優勝することになると最多優勝回数で並ぶことになります。
マンチェスター・ユナイテッドは、1992-1993シーズンにプレミアリーグになってから13回優勝しているので、それまでの間リバプールが長年最多優勝回数を保持しておりました。
リバプールは、130年前のリーグ創設頃からリーグ戦に参加している古豪クラブですが、本格的に強くなるのは1960年ころから強くなりました。
それ以降は、定期的には優勝しており、まさしく優勝争いの主軸を担う存在でした。
特に1970年から1990年の20年間は11回優勝しています(^^;
しかしこの絶頂期も、ある事件を契機に徐々に落ち目に向かいます。
1985年に欧州チャンピオンズカップ決勝でサポーター同士が衝突し、39人が死亡する暴動になってしまいました。
のちにヘイゼルの悲劇と呼ばれるこの事件ですが、当時イギリス国内が長い経済不況の時期でもあり、リバプール以外のイングランドのクラブチームのサポーター達が、その不満の捌け口にスタジアムで暴れる事件が多く見られておりました。
フーリガンの問題はこの頃から加熱していました。
運営側も衝突を避けるために、リバプールサポーター側と対戦相手のユベントスサポーター側が接触しないように観客席が離れるようにチケットを販売していました。
しかし、ユベントスサポーターにどうしても試合を見たいという人がダフ屋からチケットを買い、中立側の観客席にいて観戦する人がいました。
それに気づいたリバプールサポーターが、ユベントスサポーターを挑発し続け、暴動に発展してしまいました。
中立側の観客に多く被害が出たのはこの為でした。
事態を重く見たFIFAは、リバプールを含むイングランドのクラブチームは無期限の海外クラブとの対戦を禁止にしました。（のちにリバプールは7年、他クラブは5年）
この煽りを受けて、イングランドでプレイしていた優秀な選手達は、他の欧州クラブにたくさん移籍してしまい、リーグの競争力が弱くなり始めました。
リバプールが他のクラブよりも長い期間制裁を受けたことで、絶頂期の戦力を失い、立て直しに時間がかかったのもなかなかリーグ戦優勝できなかった要因のひとつかなっと思います(^^;
おわりに
個人的には、ジェラードやオーウェン、キャラガーなどがいた頃にリーグ優勝して欲しかったなぁっと思います(^^;
あの頃はいつか獲れるだろうなぁっと楽観視してましたが、結構時間かかったなぁというのが個人的印象です(^^;
とにかく今回の優勝は、サッカーファンとしては嬉しく思います＾＾
長年応援していた生粋のリバプールファンは格別な想いだと思います。
悲劇を乗り越え、待ちに待った優勝ですもんね＾＾
今夜は盛大にお祝いして下さい！
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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