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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2002年にプレイバック!日韓W杯のトルコ代表の躍進

こんにちは! Nishi です。

 

今年は、東京オリンピックが開催される予定でしたが、新型コロナウィルスの世界的な流行に伴い一年延期になりました。

 

昨年のラグビー・ワールドカップに続き、国際的なスポーツイベントが日本で開催されることもあり、楽しみにしていただけに残念に思いました(-_-;)

 

やっぱり普段中継とかで見ている国際大会が、自国で開催されるとなると胸躍るところがあります^^

 

普段スポーツに興味ない人もいっしょに盛り上がれますからね^^

 

昨年のラグビー・ワールドカップを見ていてつくづくそう思いました。

 

ラグビー・ワールドカップの前に、自国開催の国際大会は2002年のワールドカップ以来だと思います。

 

あのワールドカップも、日本代表の躍進もあって盛り上がりましたね^^

 

その日本代表の躍進ともう一つ躍進した国がありましたね。

 

それはトルコ代表です。

 

今回はトルコ代表についてウォッチしてみました^^

 

トルコ代表の躍進 

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自国開催の2002年日韓ワールドカップで、日本代表史上初めて決勝トーナメントに進出して一回戦で対戦する相手がトルコだったこともあり、鮮明に覚えている人も多いと思います^^

 

日本代表も自国開催の勢いもあり、更に上を目指していたこともあり、日本が一回戦で当たる可能性があったのは、トルコかブラジルでした。

 

ですから、当時はブラジルと当たらなくてよかったという僕の周りもそうだし、世論も多かったです(^^;

 

しかし僕は逆に、トルコとは当たりたくないなぁと思っていました(^^;

 

むしろブラジルと当たりたかったなぁと・・・

 

それは、優勝が義務付けられている国の方が、選手を温存したり格下相手という油断を付け入るスキがあると思っていたからです。

 

まぁ結果を振り返ればブラジルも良い状態だったんで変わらないんですけどね…(^^;

 

それにトーナメント一回戦なので、戦力を落とすことはそうそうにないですしね(^^;

 

それでも僕がトルコと当たりたくなかった理由は、トルコサッカーが当時波に乗っていた時期でした。

 

99-00シーズンのUEFAカップ(チャンピオンズリーグに次ぐ権威のある大会)でガラタサライが優勝し、各国リーグにも有力選手をたくさん輩出しサッカーレベルが格段に上がっていました。

 

GK視点のブログなので、敢えてGKに触れるならGKにリュストゥという強力なGKが君臨していました。

 

他に主力張った選手には、ハカン・シュクル、エムレ・ベロゾギュ、ニハト・カフベチ、ユミト・ダバラ、ハサン・シャシュ、バストゥルクなど、欧州五大リーグのクラブに所属し活躍している選手がたくさんいました。

 

蛇足的な要素として、ベッカムに次ぐ”貴公子”として、イルハンも話題になりましたねw

 

それだけ勢いと実力も兼ねそろえている相手と、早い段階で対戦するのは避けたかったなぁっという心情でした(^^;

 

まぁ、共にワールドカップ出場二回目ということもあり、お互い野心を持って戦ったので、結果的には当たってよかったのかなっと思います^^

 

トルコの歴史とサッカーの発展

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トルコ代表はこの大会で、1954年大会以来48年ぶりの大会出場でした。

 

トルコは地理的にはアジア地域ですが、東ローマ帝国の首都も置かれた事でも、歴史や文化・経済的にはヨーロッパという少し変わった事情があります。

 

サッカーでは、1962年から欧州サッカー連盟に加盟し、欧州で予選を戦っていますが、仮にアジア地域で予選を戦っていたら、アジアの絶対王者になっていた・・・かもしれませんね(^^; 

 

2002年日韓大会では半世紀ぶりの出場でしたが、1990年代にテリム監督が代表監督に就任すると力をつけ始め、欧州でも一目を置くレベルにまで急成長しました。

 

要因としては、テリム監督の手腕もそうですが、トルコリーグの発展もありました。

 

国の経済も欧州第8位と中小国としてはなかなかの経済力を誇り、経済的にも裕福な方で人口も多いです。

 

そして欧州に近いこともあり、五大リーグでかつて活躍していた選手が流れてくるケースもありました。

 

またアフリカ系(特にイスラム圏)の若手有望選手なども参加しやすいので、リーグのレベルはそこそこ高くなっていました。

 

日韓ワールドカップで躍進した時期は、ちょうどサッカーが強くなる要素が重なりあった時期でもありました^^

 

そして、ドイツに出稼ぎに行く家族の子供がドイツのサッカーを技術や戦術を学び、自国トルコ代表としてその力を発揮したことも大きく成長したポイントだと思います。

 

バストゥルクやこの後の世代ですが、アルティントップ兄弟ヌリ・サヒンなどがこのケースに当てはまります。

 

因みにドイツ代表が実力を取り戻した要因として、この移民二世の子がドイツ代表として活躍したのが要因とも言われています。

 

エジルギンドゥアンがその流れを組んでいます。

 

一世を風靡したトルコ代表は、欧州の舞台でも存在感をみせますが、その後EURO予選やワールドカップ予選ではプレーオフまで進むがそこで敗れることが続き、最近は国際大会の舞台には登場しておりません・・・

 

トルコ以外の中小国も力をつけてきたのもありますが、中東諸国の政治不安民族差別の問題などで、なかなか一筋縄にいかないのも一つの原因かもしれないですね(^^;

 

ドイツ代表のエジル選手が、現職大統領と懇意にしたことが問題になったり、ドイツ国内のネオナチの登場のきっかけにもなったトルコ系移民との軋轢など、難しい問題が多いのも更なる発展を阻害しているのかもしれませんね。

 

おわりに

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日本とトルコはサッカーでは、日韓ワールドカップで敵味方として対戦しましたが、国家間では非常に仲が良いといってもいいくらいの関係を維持しています^^

 

古くは、露土戦争やクリミア戦争などロシアの南下政策に頭を悩ましていたロシアを日露戦争で打ち破ったり、エルトゥールル号海難事故の際に現地日本人が救命活動した縁もあり超がつく親日国家としても知られています。

 

また、イラン・イラク戦争の時に日本が救出できなかった現地日本人を、トルコの航空会社が100年前の海難事故の救出活動の恩返しと言わんばかりに、日本のピンチを救ってくれたこともあります^^

 

現在、日本代表の長友選手がガラタサライに所属していますが、政治的な繋がりの他にもサッカーでも交流が深くなればいいなとも思います^^

 

サッカーが原因で、関係がこじれる事件もありますが、サッカーで結ぶ国際交流もあってもいいのかなっと僕は思います。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

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