こんにちは! Nishi です。
僕は学生時代よりサッカーを嗜んでおりますが、正直周りに比べると上手くはなかったです(^^;
ですから日々の練習も、人には負けないように真剣に取り組んでいました。
練習している時以外も、座学としてサッカーの雑誌を買い、テクニックだったり戦術の勉強をしておりました。
そんな日々から20年が過ぎ未だに購読しているのが、月二回発行のワールドサッカーダイジェストです^^
内容の深さでは、フットボール批評の方が上かな?っと思うこともありますが、20年間愛読していることもあって、いまだに購読しております。
そのワールドサッカーダイジェストで、今回のNo.557号でひとつ気になるコラムがありましたので触れたいと思います。
小柄な体格による偏見
今回のコラムで体格について触れるコラムがありました。
以前にも僕のブログでも身長の高さの優劣などに触れたことがあるので少し被るかもしれません(^^;
度々スポーツ番組などで、身長190cmの大型FWなど殊更身長が高いことを謳い文句に語るケースがあります。
実はこの傾向は、世界的にもいっしょで選手の大型化が見られ始めたからなのです。
身長が高い選手優遇の波は、ゾーンプレス戦術など守備戦術が浸透し始めた1990年代後半から2000年代は強かったと思います。
またその時代の流れに併せて、クライファートやイブラヒモビッチなど、大きくて上手い選手が活躍いていたのもあって、世界的にこの傾向が多く見られていました。
特にハイボールの競り合いなどが頻繁に起こる、GKやCBに身長の高さを求められる傾向が強くありました。
この時代では海外でも、育成年代の段階でも各地のセレクションで身長が低いからという理由で、不合格になった人が多くいたそうです。
コラムでは、グリエーズマンを引き合いに記事を書いていましたので、興味があれば購入して読んでみて下さい^^
しかし今は、メッシなどの活躍もあり、体格による偏見はなくなってきました。
2010年のスぺインの優勝や2014年のドイツの優勝が大きかったと思います。
スペインも身長だけに頼らないパスワークで優勝を果たし、ドイツもこれまでのドイツのイメージを覆すようなフィジカルを前面に押してくるサッカーではなく、ハイプレスとパスワークで優勝しました。
やはりサッカーはボールを扱うテクニックや、ボールを運ぶチームの連動性が高いチームが有利であり、また魅力的だという証明になったと思います^^
一時期足技で勝負をしない、フィジカル重視のサッカーになるのではと思われたけど、現代はそういう不安はなくなったように見えます(^^;
純粋にサッカーで適性を見極める
さてここからは育成年代のサッカーの話に移ります。
どうしても僕ら大人になってしまうと経験がついて、ついつい色眼鏡で見てしまい、身長の高さや足の速さなど気になってしまいますよね(^^;
書いている僕もそうですw
しかし、やはり偏った視点でものごとを見てはいけないと思います。
僕は身長が173cmなのでGKとしては小柄な方です。
しかし、身長がないからこそ、それなりにGKとしてできたと今も思っています
僕は身長のハンデを事前の予測力で補うようにしました。
クロスも簡単に上げさせないような先回りした指示だしと、シュートも楽に打たせないようにスペースを消したりと、受け身ではなく主体的に動くように心がけました。
もちろんGKは身長が高い方がいいと思いますが、小さいからなれないわけでないもないし、デカいとデカいなりのことしか考えなくなってしまいます。
よって頭を使わなくなります。
それはサッカーに限らず、思考を狭めることに繋がるので避けた方がいいと思います。
日本は世界の強豪からみると、足元のテクニックとかは通用している部分もあるが、サッカー全般ではまだまだだと思う。
敢えて厳しい言葉で言えば弱いです。
その弱者の日本が世界の強豪に競り勝つには、しつこいようだけど賢さが必要だと思う。
外国のこのレベルは無理だとか、体格で不利だとか、劣っている点は理解しています。
ではその劣っている点を克服するなり、弱点を消すことを考えなければいけないと思う。
このことは選手だけではなく、指導者層にも言えることだと思いますので、弱者は弱者なりに先入観を抜きにしてものごとを考えるように工夫して欲しいと思います。
おわりに
170cmちょっとの僕でもある程度上のカテゴリーでできました。
また世の中には、160cm台でも全国大会に出ている人もいます。
結構このブログでもGKなりDFなり身長は求められけど、それをカバーできればいいし、それよりもプレイの質を高めて欲しいと綴ってきました。
サッカーの強い弱いは、やっぱりテクニックと戦術の優劣で決まります。
純粋にサッカーのテクニックを極めて、その能力の優劣でこれからも勝負していきたいですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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