こんにちは! Nishi です。
当ブログは、一応サッカーメインでブログを書かせていただいていますが、同じサッカーの枠組みでも僕自身GK出身ということもあり、GKにまつわる事柄を多く盛り込んでいこうと思っています^^
11人中一人しかフィールドに立てないGKは、それだけ経験者も少ないし、試合中は何を考えているか、またどういうことを注意しているか少しでも多くの人に知って欲しいなぁという思いもあります。
先日、フリーキック時の”壁”の作り方についてざっと解説した記事を投稿したら、シブいところついて面白いと意外と反響が大きくて少し嬉しかったですw
という風に、GKの事って結構みんな気にしているんだって感じました^^
ある時、コメントの中で日本代表の川島選手についてどう見ていますか?というコメントがありました。
前回のワールドカップで結構叩かれていたことを気にしていたようですが、少し後出しジャンケンになるようで申し訳ないですが、改めて川島選手について僕なりの見解を述べたいと思います。
歴代の日本代表GKとしては最高評価
はじめに回答してしまいますが、僕の中ではこれまでの日本代表GKの中では一番だと思います。
中には、川口能活選手や楢崎正剛選手を推す人もいますが、実力的にも川島選手が一番だと思います。
また、実績でも川島選手が結果を出していると言えるので、僕が一番だと推す理由でもあります。
しかし前回のワールドカップで、失点に繋がるミスは複数あったのは事実です。
例えば、グループリーグ二戦目のセネガル戦では、正面のボールをパンチングで弾こうとするが相手選手の正面にクリアミスして失点してしまいました。
本人もそのシーンについては語っている通り、正面に来たボールは基本キャッチをして相手の攻撃をリセットすることが最優先です。
速いボールに対しては、キャッチが無理と判断したなら大きく外に弾くのが理想です。
あのシーンではキャッチにいけたボールでしたが、相手の選手が気になってパンチングを選択したミスでもあると語っています。
これはその通りだと思いました。
まぁひとつのミスでああだこうだ言うのもなんだと、批判はあるかもしれませんが、GKはそういうひとつの判断ミスが命取りとなります。
それを長年経験しているので、次に良いプレイを生む為にも的確な批判は良いと思います。
本人もそれを承知の上でGKでプレイしていますし、結果的には次のポーランド戦では試合には負けてしまいましたが最低限の仕事をできたと思います。
決勝トーナメント一回戦目のベルギー戦も最初の失点シーンはもったいなかったですね。
このブログでも散々述べましたが、GKは常に冷静になっていなければいけません。
二点差で勝っている状況ながら、ベルギーの必死の圧力に押されている雰囲気でした。
GKの川島選手もその勢いに飲まれていたと見ています。
だからこそシュートかクロスかわからない、曖昧なボールに対応が遅れてしまったと思います。
できれば、二点差で勝っているアドバンテージを使い、ディフェンスの指示ひとつにしても余裕のある守り方をして欲しかったと思います(^^;
海外のトップGKから見ると確かに劣ってはいますが、これまでの日本代表の歴代GKの中では一番の安定感があるGKだと思います。
安定感に加えここ一番でのセーブ力も十分ですし、レギュラーを務めたワールドカップでは三回中二回日本を決勝トーナメント進出に貢献しているのを考えれば結果も残しているとみてもいいと僕は思います。
目立つミスと目立たないミス
ここ最近の川島選手の酷評が目立つ傾向は、やはりワールドカップでの凡ミスが原因だと思います(^^;
GKの理不尽なところはそこにもあります。
ミスするとそこだけ大きくクローズアップされます(^^;
まぁ当然と言えば当然ですね・・・
敢えて言わせれば、初戦のコロンビア戦で川島選手は失点にはならなかったけど、やっちゃいけないミスがあったけど、そこは誰も指摘しなかったんだよなぁ・・・
(中継中、解説だった福西さんは指摘していました)
試合終了間際にコロンビアが、日本側陣内に大きくボールを蹴りましたが、パスが流れてしまい、GKがキャッチして時間の流れを止めればよかった場面がありました。
しかし、試合会場の歓声やフィールド選手達も時間を気にし過ぎて少し慌てていて、GKの川島選手の声が聞こえずに、外にクリアしてしまいました。
あの場面は個人的には危ないと思いました(^^;
GKがキャッチすればマイボールで試合を再開できるし、終了間際なので時間稼ぎもできます。
逆に安易にクリアして相手コーナーキックorスローインでも押し込まれながらのピンチが続きます。
ですからあの場面は、きちんと安全に処理できることをしっかり指示を出し、またGKが処理することをきちんとアピールしなければいけません。
あのあとすぐに試合もすぐ終わりましたが、審判によってはワンチャンス与えていた可能性もあるので、細かい指摘ですがあのシーンは危なかったと思います。
※下記動画11:05からのシーンです。
川島選手を凡ミスを筆頭に執拗に叩く人も、叩くならこのようなことも併せて指摘した上で叩かないとフェアじゃないと思います(^^;
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おわりに
っとまぁGKの失点に繋がるミスはホントに目立ちます(^^;
川島選手に限らず、どの選手でも言えますが、年齢的な衰えもありパフォーマンスが発揮されない場合もあります。
ただそのベテラン選手の領域になった、川島選手に変わって突き上げる選手がいないのも日本の弱さでもあります。
しかし今現状は、権田選手が所属クラブでも試合に出れるようになり頑張っていますね。
また若手には、広島の大迫選手もいますので、20歳前半の勢いのある若手選手ももっとアピールして欲しいところですね。
日本サッカーが強くなるカギはGKだと思っています。
日本からも世界に通用するGKがたくさん現れることを期待して、これからもサッカーを追いかけていきたいと思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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