こんにちは！ Nishi です。
どのスポ－ツでも必ずルールというものがあります。
バスケならボールを持って歩くときは三歩以上はダメとか、バレーボールなら自コートでは三回まで触ってよいなどありますね＾＾
サッカーなら皆さんご存知の通り、GK以外は手を使ってはいけないというものがありますね。
他にも各競技ごとに細かいルールがあります
皆そのルールに従って、それぞれの競技を楽しんでいますね＾＾
しかし、サッカー以外の競技でもそうですが、一定期間ごとにそのルールも試合中に不具合が生じたり、競技性を高めるために細かい改定がされております。
サッカーも同じくほぼ毎年何かしら変更になっています。
ルール改定で大きく変わるものはあるか
試合の行方を左右されものはあまりなかったですが、変化といえば、PKによるGKの罰則が緩くなったことくらいでしょうか。
記事にもありましたが、PKの時に蹴る前にライン上から出たら即イエローカードはあまりにもGKには厳しすぎるものでしたからね(^^;
今回も既存ルールを少し緩和したり、付け加えただけの改定でしたね。
こうやって毎年微妙に何かしらのルールは変わっていきます。
最近の例で言えば、オフサイドの時でも最後までプレイさせるとういうものがありますね＾＾
それまでは、オフサイドがあった時点ですぐ副審が旗を揚げてオフサイド判定して主審が笛を吹いて止めていましたが、現在はオフサイドの反則があっても止めずに最後までプレイさせています。
これはVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）の採用に伴い、オフサイドの判定も後で確認できるようにルールも改定されました。（オフサイド・ディレイ）
しかし、試合の流れが劇的に変化するルール改定はそうそうにないのが現状です(^^;
ですから、見ている方としてもそれほど違和感なく観戦は出来るので、目くじら立ててルール改定に敏感に反応しなくても大丈夫ですｗ
大きく変わったルールといえば、30年前に改定されたGKへのバックパス規制がありました。
GKへのバックパスルール
GKへのバックパスルールとは、意図的に味方選手が味方GKにパスをした場合、手を使ってはいけないというものです。
ただし、足以外の部位でパスする分にはこのルールは適用されません。
また、審判の裁量によりミスキックやシュートによる接触などのように意図せずに足で当たったボールも適用されません。
バックパスルールに違反した場合は、キッカー以外の誰かが触らなければゴールにならない間接フリーキックが与えられます。
このGKへのバックパスに規制がない頃は、時間稼ぎのためわざとGKにパスしてそれをキャッチし時間稼ぎをすることがよくありました。
その時間稼ぎ行為をなくすために設けられたルールでした。
その為ルール改定後は、これまでろくに足技の練習をしていなかったGKがミスを連発し、FWにボールをかっさらわて無様にゴールを奪われるシーンなど目立ちました(^^;
また、うっかりキャッチしてしまい、間接フリーキックを与えてしまうシーンも増えました。
バックパスで間接フリーキックを与えてしまった時の例です⇓
ロベルト・カルロスのフリーキック！至近距離からの弾丸シュート！
現在では、バックパスルールの理解も深まり、滅多に起こることがなくなりましたが、たまぁにこういうシーンを見かけることもありますので期待して観戦しても面白いかと思いますｗ
間接フリーキックのシーンは滅多にない分、緊張感があって面白いです＾＾
おわりに
ルールの改定により、大きくサッカーの面白さが増減するわけではないですが、そのルール変更に伴い戦術が変わるきっかけになることもあります。
このバックパスルールの変更により、GKもフィールド選手並みの足技が必要になり、更にはGKの足技を巧みに利用し、攻撃のビルドアップに加わる現代サッカーの基礎に繋がりました。
たった一行の小さなルール改定でも、後々大きな変革に繋がるルールになるかもしれませんので、こういった細かい部分も注目してみるのも面白いですね＾＾
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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