こんにちは! Nishi です。
国内だけではなく、海外サッカーも中断中ですので、今シーズンの順位の行方がどうなるかも気になりますね。
今のところ、全世界のサッカーの今シーズンがどうなるか不透明の中、早くも来シーズンの動向が注目されているクラブがありました。
現在、マジョルカにレンタル移籍中の久保選手は来シーズンもレンタル移籍で他クラブでプレイしそうです。
その移籍先が、同じスペインリーグのレアル・ソシエダやイングランド・プレミアリーグの名門、アーセナルの噂もあります。
ここ数年、レアル・マドリーの強化方針は久保をはじめ、ウーデゴーやヴィシニウスなど若い人材を積極的に獲得して育てながら戦力にしています。
トップチームでやっていく力がまだ足りないと判断されれば、レンタルで貸し出して武者修行させます。
このやり方が、ここ数シーズンの安定した成績を生み出していると思います^^
一時期のような、贅沢な資金力を全面に使った選手の乱獲よりも効率はいいですからね。
一昔前の、ジダネス&パボネスと呼ばれた時代のような、スター選手と自前の若手選手との絶妙な融合をもう一度見せて欲しいと思います。
以前触りを紹介したと思いますが、少し詳しくお話しようかと思います^^
元祖ジダネス&パボネスとは?
2000年代前後のレアル・マドリーには、ジダネス&パボネスと呼ばれた強化戦略がありました。
ジダンやロナウドといった世界的スーパースターとパボンやカシージャスなど、自クラブの下部組織や国内の若手選手などを融合させチームを強化していくという戦略でした。
この姿は、強豪クラブのひとつの理想像だと僕は思いますし、そうあって欲しいと思っています^^
基本ベースは自前で育てて、足りない部分を助っ人にお願いするという形です。
豊富な資金を効果的に使う分には、何も文句はないですからね(^^;
正直、この頃のレアル・マドリーは憎たらしいほど強かったですねw
憎いなりにも、きちんとした強化方針があれば、納得してその強さを認めることができますね^^
しかし、この強化方針は長くは続きませんでした。
そこにはやっぱり”お金”が絡んでいました。
スター選手とそれ以外の選手の格差
若手とスター選手の融合は上手くいっているように見えていましたが、徐々に綻びがみえてきました。
時が経つにつれて、以前お話した通り知名度だけで選手を獲得するようになり、縁の下の力持ち的に活躍してきた選手達を冷遇していきます。
特に、守備で貢献してきた選手達への風当たりは冷たいものでした。
スター選手とそれ以外の選手との年俸格差が激しく、スター選手以外の選手はスタメンの選手であっても給料面で冷遇されていた。
獲得する選手も攻撃の選手ばかりで、守備で貢献してきた選手たちも我慢の限界に達し、給料をあげてくれ!っとお願いしても、ユニフォームが売れないからダメだと言う始末でした(^^;
こういった経緯があり、守備で多大な貢献をしてきた選手達はチームを去って行きました。
そして、あまりにもスター選手を集め過ぎたため、選手たちも傲慢な態度をみせたりと不協和音がピッチ内外から出始めるようになり、銀河系選抜と呼ばれていたチームは崩壊していきました。
原点回帰と現在
このままじゃいけないということで、現実に即した強化方針に転換し、時間はかかったものの、2010年以降はライバルのバルセロナと一騎打ちする状態に戻りました。
その強化方針の一環として、かつてのジダネス&パボネスのように自国や海外の若手選手にも積極的に投資するようになりました。
現在ベテランの域に達してきた、マルセロやセルヒオ・ラモスといった選手も若い時から獲得してきました。
それが今現在の久保であったり、ノルウェー代表のウーデゴーだと思います。
久保選手も、この2~3年のうちに大きく成長して、世界のレアル・マドリー背負う選手になって欲しいですね^^
この原点回帰が上手く軌道に乗った時、ハイスペックな試合を繰り広げるチームが出来上がると思いますので、それはそれで期待が膨らみます^^
前回のレアル・マドリーとバルセロナの因縁の歴史でも触れましたが、資金力があるクラブは的確なお金の使い方をして強化を進めて欲しいですね(^^;
それがサッカーをより発展するものだと思いますので、賢い投資をこれからも続けてもらいたいと思います。
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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