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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】ルール改定によってついにハンドの境界線が決定?ハンドにまつわるお話

こんにちは! Nishi です。

 

前回はサッカーのルール改定の話題でしたが、今回もその続きです。

 

今回のルール改定で”ハンド”の基準が明確化(?)されました。

 

このハンドの境界や、足を使うサッカーにおいてハンドにまつわるお話を少ししたいと思います。

 

ハンドの境界線がついに決まる!?

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これまでのルールでは、ざっくりと肩より上の部分としか明記されていませんでしたが、その肩の部分はどこからどこまでを肩というのか不明瞭でした(^^;

 

今回決定した基準は、記事でもあるように”脇の下”に境界線を引くことで決まりました。

 

わかりやすく言えば、ちょっと袖が短めのTシャツくらいまではハンドにならないということです^^

 

ということで、たまにサッカーを観戦していると下の写真のようなシーンがあったと思います⇓

f:id:nishi30:20200410113344j:plain

このトラップはハンドにならないということですね^^

 

これまでは、審判の裁量によってハンドになったりならなかったシーンですね。

 

肩でのトラップは、本当に見る角度で印象が変わってしまいます(^^;

 

この写真も人の見方によって、ハンドだ!って思う人もいるはずです。

 

しかし、今回のルール改定によって明確な線引きがされたので、この議論には一応(?)終止符が打たれた形になりました。

 

このハンドの線引きが必要になった理由は、昨今導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がきっかけでもあります。

 

VAR判定時にハンドかどうか確認するためにも、どうしても明確な基準が必要になりました。

 

ですから僕は、このハンドの明確化はポジティブに捉えています。

 

手を後ろに組むシーン

f:id:nishi30:20200410114815j:plain

今回はハンドにまつわるお話なので、この機会にと思い、このシーンも取り上げます。

 

サッカーを観戦していると、ペナルティエリア付近での攻防になると、この写真のようにディフェンスが後ろに手を組んでいるシーンをよく見かけると思います。

 

最初に見たときは不思議に思ったかもしれませんが、もうご存知の通り、ハンドを取られないための対処法です。

 

特に写真のように、ゴールに対して角度がないところで、意図せずに手に当たってしまいハンドを取られてPKになることを防ぐ為です。

 

本当に上手い選手になると、わざと手を狙ってボールを蹴る選手もいます。

 

ロベルト・バッジョトッティがその技術は高かったですね^^

 

そういった”事故”を防ぐ為に、このようにペナルティエリア付近では後ろに手を組んでディフェンスするのは、もはやスタンダートといっても言いと思います。

 

年代関係なく、このディフェンスの仕方は覚えていた方がいいと思います^^

 

スアレスのスーパーセーブ!?

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最後はホントおまけ的な話ですw

 

2010年の南アフリカワールドカップの準々決勝ウルグアイvsガーナ戦で起きた珍事です。

 

試合は白熱の展開で、両者一歩も譲らずに延長戦に突入。

 

延長も刻々と時間が過ぎ、残り時間もほとんどない状況でその事件は起こりました。 

 

ガーナのフリーキックからゴール前での混戦になり、ガーナのアディアーの渾身のヘディングシュートをゴールライン上にいたスアレスがわざと手で弾き出しました。

 

もちろん、スアレスは一発退場になりました。

 

しかし、その後与えられたPKを外してしまいました。

 

退場になった後スアレスは、悲しそうにしていましたが、ガーナがPKを失敗したのを見届けると飛び上がって喜んでいました(^^;

 

その後PK戦になり、PK戦を制したウルグアイがベスト4に進出しました。


Urugwaj Ghana ręka Suareza

明らかな得点の阻止と、その後のPKを失敗し更にPK戦で敗退したことにより、ガーナに対して同情する声がかなり大きかったと記憶しています。

 

しかし、この場合ジャッジは正しくウルグアイの勝ち上がりは正当なものです。

 

なぜなら、スアレスは明らかなハンドの反則により、一発退場という罰則が与えられています。

 

さらにペナルティエリア内の反則の為、PKがガーナに与えられました。

 

スアレスが反則を犯したことによる罰則は、ルール上ここまでが限度です。

 

そしてルール通りスアレスは罰を受け退場になり、ガーナにPKというチャンスを与えられた。

 

PKを外したガーナのギャン選手は、同情はするがチャンスを決めることができなかった。

 

ただそれだけのことなので、その行為に関してはスアレスやウルグアイには否がありません。

 

サッカーは、ルールの上でも結果が全てという考えがあります。

 

仮にあのシーンでスアレスがいなくても、急に突風が吹いてシュートが外れた可能性もあったという認識です。

 

ですから、完全にゴールラインを越えていなければゴールになりません。

 

ラグビーには、認定トライという審判が状況を判断して認めればトライになることはありますが、サッカーの場合は審判の勝手な憶測でジャッジすることは原則禁止しているので、認定ゴールはこれまでもこれからもないと思います(^^;

 

厳しいようですけど、勝ち負けを決める世界ですから、ルールを感情によって決めるのは僕はよくないと思いますので、このシーンはスアレスやウルグアイが責められる筋合いはないと考えています。

 

おわりに

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ハンドの基準が一応明確化されたことによって、これまで不透明だった事象が解消され余計なストレスがかからない試合を期待したいですね^^

 

ルールが曖昧な為に、人によって裁量が違って混乱を起こして欲しくないというのが僕の考えです。

 

サッカー以外でも、そういった部分が世の中多かったりしますね(^^;

 

曖昧なままが、逆に良いバランスになったりすることもありますが、たいていの場合問題が生じてしまいます。

 

あまり問題を先送りにしないで、早急に解決することが望ましいのかなって僕は思います^^

 

それでは今日はこのへんで。

 

ご拝読ありがとうございました。

 

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