こんにちは! Nishi です。
近代サッカーが誕生して、150年以上の歴史が経ちます。
150年といえば、日本の歴史でいうと江戸の時代から明治の時代へと時代が変遷するころでしょうか。
そう考えると、それだけ歴史の長いスポーツでもありますね^^;
その長い歴史があれば、栄えたものもあれば、廃れていったものもたくさんあります。
WMフォーメーションや4-2-4システムだったり、最近だとマンツーマンディフェンスや3-5-2のトップ下+FW2枚もあまり見なくなってきましたね。
このように、時代の流行り廃りは選手の技術レベルの向上と、戦術の進化によって必然的に起こるものです。
どんどん入れ替わり立ち代わりしていく戦術で、一番歴史が古く、今も使われているものはわかりますか?
それはカウンターアタックです。
今日は、カウンターアタックについてお話します^^
カウンターアタックは絶対なくならない?
攻守の入れ替えがある球技において、競技の性質上、カウンターはなくなることはありません。
それはなぜかというと、攻め側は得点を取りに行くときは相手陣地になだれ込みます。
そうすると、必然的に自陣が手薄になります。
その手薄の陣地を狙って、相手が攻めてきますので守備が甘くなります。
ですので、フットボール式の攻守の入れ替えがすぐに起こる球技には、宿命的な要素があるのでカウンターアタックはなくなることはないし、これから先も重要な戦術ファクトと言えるでしょう。
これはサッカーに限らず、ラグビーやバスケットボールにおいても同じです。
フットボール式の球技においては、共通してあるルールとして、チームの強弱によるハンデキャップはない状態で、同じ場所で戦わなければいけません。
その為、強いチームと弱いチームも同じ条件で戦います。
そうなると、弱いチームは強いチームの守備が揃っている時は攻めるのが難しいが、守備が手薄の所を狙えば得点の確率が上がります。
その為、失点のリスクを避けながら、できるだけ相手を自陣に食いつかせて敵陣の人数を減らします。
その手薄をついて得点を狙います。
手薄をつける分、それだけ効率がいい得点の取り方にもなります。
戦力的に乏しいチームにとっては、カウンターアタックは強者を倒す為のスタンダートな戦術として、今も生き残っている戦術になっています。
カウンターアタックの進化
その古くからあるカウンターアタックも、時代とともに少しずつ進化していきます。
中でも、特徴的なものを紹介します。
〇ショートカウンター
一般的なカウンターも、自陣にべったり張り付いていても、相手ゴールまで距離がある為、ゴールが遠くてその間に阻止されたりしてしまいます。
そのデメリットを解消する為に、自陣ペナルティエリアを固めるのではなく、それよりも前でボールを獲ってカウンターをしかけるというものでした。
この場合、だいたいセンターライン付近でボール狩りを行い、短い距離でゴールを目指せます。
最近は、このスタイルが主流になってきていると思います。
因みに僕はこのスタイルが昔から好きですね^^
しかし、このショートカウンターもプレスの包囲から抜けられると味方ゴール前が人数少ないので、たちまちピンチに陥りやすいので、しっかりトレーニングしないといけないですね^^;
〇強者のカウンター
カウンターアタックも弱いチームだけが使う戦術ではないです。
優勝が義務付けられている絶対的王者も、負けない為に敢えて引いて守ってカウンターに徹するチームもあります。
代表的なチームとしては、チェルシーやレアル・マドリーかなっと思います。
敢えて攻めさせて自陣まで引いて、ボールを取ったら素早く前線への高速カウンターを仕掛けてきます。
相撲で例えると、横綱がどんと相手の力を一度受け止めてから反撃して攻めるような感覚でしょうか。
この二チームは、伝統的に縦に速いFWの選手を多く獲得するのも、この負けられないという思い重圧があるのかもしれませんね^^;
特にレアル・マドリーは、それを顕著に出しているのではっと思います。
おわりに
今日はカウンターアタックを取り上げましたが、これからはひとつの戦術やフォーメーションの話をテーマにしても面白そうだなっと思いました。
よく耳にする言葉だけど、どういう意味なのか?とか、中身はどういったものなのか?僕もよく理解していない事が実はたくさんあったりします^^;
何事もそうですが、本当の意味や由来を知る事によって新たな発見はあると思います。
上辺だけの知識ではなく、物事の本質を知ることに力を入れたいですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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