こんにちは! Nishi です。
東京五輪U-23アジア最終予選は、我が日本代表は予選リーグ敗退でしたが、決勝トーナメントの試合は行われています。
日本と同組だった、サウジアラビアやシリアをはじめとした中東勢の躍進が目立つ中、西野監督が率いるタイ代表も奮闘しています。
そのタイ代表も決勝トーナメントに進出。
東京オリンピックへの出場枠獲得なるか注目されていましたが、敗れてしまいました^^;
僕はタイのような、新興国の台頭をとても好意的に感じています。
誰もがノーマークだった国の躍進は、サッカーの醍醐味のひとつでもありますしね^^
そのまま、ある程度の地位を確保し続ける事が出来るかも楽しみではある。
世界的にも年代とともに、その入れ替わりの歴史を見てみるとおもしろいです^^
1990年代前半は、ブルガリア、ルーマニア、コロンビア
後半は、ノルウェー、クロアチア、パラグアイ、チリ、ナイジェリア
2000年代前半は、トルコ、チェコ、セネガル、カメルーン、ウルグアイ
後半は、ウクライナ、スイス、コートジボアール、エクアドル
2010年代前半は、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルジェリア、チリ
そして今はクロアチア、アイスランド、エジプト、コロンビアあたりが躍進国でしょうか^^
だいたい5年周期くらいに入れ替わりがありますね。
だいたいあまり名前が知られていない国が躍進する時は、名選手と黄金世代を抱えているパターンが多いです。
例えば、1990年代のブルガリア、ルーマニアにはストイチコフやゲオルゲ・ハジといった世界的な名手がおりました。
僕が学生時代だと、ネドベドやチェフ、ロシツキーがいたチェコだったり、ハカン・シュクルやエムレ・ベロゾギュのトルコ、オコチャやカヌーのナイジェリアあたりは強かったですね^^
その名選手達に引っ張られる形で、周りにも良い影響を与えていき黄金世代を形成し、成績を積み上げていきました。
しかし、そのまま強国として生き残るのは極々稀です。
この名選手や、その前後の世代が歳を重ねて引退をすると、途端に成績が落ちるケースが多々あります。
チームを結成する上で、どうしても実力のある選手達で構成するのは仕方ありません。
ですが、彼らが去った時はどうするか?も同時進行で考えていかなければならない重要な課題です。
これは、僕ら草サッカーや少年団のレベルでも同じ事がいえるでしょう。
その時のだけの対応やプランではなく、長期的に継続させるプランが大事なんだと思います。
最近のベルギーの実績が長いのが珍しいパターンであり、見習うケースではないでしょうか。
その他、ポルトガルやスイス、クロアチアなども安定的な成績と定期的に良い選手を配給し続けています。
これらの国々の成功は、日本サッカーの未来の道標になる重要なヒントが隠されております。
ブラジルやスペインなど強豪国ばかり見習うのではなく、中堅国の強化体制も見習って欲しいです。
「同じ立場の国だから教えてもらうものはない」っと侮るのではなく、強くなるためにはそこは謙虚に見習うべきだと僕は思います。
将来、日本が世界のどの国からも認められる強豪国になる日をいつも楽しみにしています。
だからこそ、これからも僕は耳が痛くなるような辛辣な意見を言い続けたいと思います^^
愛のムチっていうやつですw
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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