こんにちは! Nishi です。
僕自身やってきたスポーツはサッカーだけだが、他のスポーツを観るのも好きである。
個人的には展開の早い球技が好きです。
バスケだったりラグビーだったり。
どのスポーツもそれぞれルールに従い、それに伴って面白味があります。
そして他競技を観ていろいろ勉強させられるところもあります。
今はちょうど、ラグビーのワールドカップで日本中大盛り上がり!
日本代表の躍進も、この盛り上がりをさらに加速させております。
その勝利に酔いしれるなか、興味深い記事を見つけた。
優勝候補のアイルランドからみたら、日本は格下だから今回の敗戦は相当ダメージかなっと思っていたら、これはまだリーグ戦という冷静な考え方だった。
やはり優勝を狙う強豪国だけあって、グループリーグの戦い方を意識している感じでした。
この試合は19-12で日本がリード。
最後のワンプレイはアイルランドボール。
自陣からのマイボールとはいえ、やり方によっては同点までこぎつけることもできると思っていた。
しかし、アイルランドは自らボールを外に出してゲームは終わった。
なんでだろう?っと思ったが、ラグビーは7点差以内の負けなら勝ち点1をもらえる。
仮に頑張って攻めて、トライ&コンバージョン決めても同点で勝ち点2獲得。
仮に頑張って攻めて、逆にボールを取られ、点を決められ点差が離れると勝ち点0。
両方のリスクを考えて、7点差の負けを受け入れて勝ち点1を獲得し、次の試合に臨む決断をした。
僕は納得しました。
やはり優勝を狙う強豪国だけあって、グループリーグの戦い方やリスク管理と損切りはしっかりしていると感心しました。
こういう戦略性は、ひとつの”勝ち”に一喜一憂するのではなく日本も見習うべきだと思う。
まっ現場レベルでは、しっかりそのへんは把握していると思います。
しかし僕ら一般視聴者も、戦略性も考えて観戦するとより面白味も増すと思いますのでその力を養っていきたい。
サッカーフリークとして記憶に新しいのは、昨年のサッカーワールドカップロシア大会。
日本は0-1で負けていたが、別会場で行われていたセネガルも負けていたので、このままの状況でお互い試合が終われば日本が決勝トーナメントに進めました。
そして日本は相手にボールを取られないように、およそ10分間パス回しに徹しました。
結果はみなさん記憶している通り、日本が決勝トーナメントに進みました。
この戦略について賛否両論飛び交いました。(否が多かったかなっと個人的には思った)
僕はなにも問題ないと思っている。
大会前にレギュレーション(順位の決め方)で決められているルールに従って、試合をしているしそれに違反しているわけでもない。
点を取って勝利を目指せという人もいたけど、あの試合展開を考えたら点を取りにいって失点するリスクの方が高かったと思う。
だから0-1の負けを受け入れる戦略をとったのも頷けました。
僕は逆に、日本も先の戦いを見据えて戦略的に戦えるようになったのかっと感心したほどです。
目先の勝利だけを目指しているのでは、世界大会では勝ち抜けない。
戦略をもって戦うのが、今も昔も当たり前のことだと思う。
日頃からスポーツニュースの記事を読むけど、そういう観点からの視線が少ないように見受けられる。
あくまでも個人的な感想ですが、特にオールドメディアといわれているところは。
僕が少年サッカーに携わる時は、技術以外にも時間の使い方も普通に教える。
点差によるペース配分や、残り時間も考えながら攻めの押し引きも小学生時代から言っています。
そしてきちんと理解をしてくれます。(忖度ではないことを信じていますが・・・^^;)
少し乱暴な言い回しですが、戦略的な思考は小学生でも理解できることです。
選手はもちろんですが、観戦する方も戦略的な物事の考え方が出来る人がもっと増えてくれば日本も強くなれると思う。
そして観戦する際もおもしろくなると思う。
これからも僕も頑張ろう。
ご拝読ありがとうございました。
了
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