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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

サッカーワールドカップの予選のお話。アジアサッカー連盟東西分割論は再燃するのか?

こんにちは! Nishi です。

 

先日はサッカーワールドカップ予選のお話しをしました。

 

現在のアジアの枠は4.5。

 

アジアから出場できる国は4か国は確定。

 

もう1か国はプレーオフを戦って勝ったら出場できる。

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現在、サッカーのワールドカップは32か国で開催されているが各大陸の枠はだいたい

 

アジア 4.5

欧州 13~13.5

南米 5

アフリカ 5

北中米カリブ 3~3.5

オセアニア 0.5

 

開催される国によって若干枠組みは変わりますが、だいたいこんな感じで落ち着いています。

 

しかし、いまやサッカーが世界中で行われ、各国のリーグ戦の日程も過密化してきており、また移動の問題が今世紀に入ってから問題になっています。

 

特にアジアは東西に長く、移動距離の問題が他の大陸に比べたら大きな障壁になっていました。

 

そこで今から15年くらい前に実際このような提案がありました。

 

アジアを東西に分けよう

 

アジアサッカー連盟東西分割構想です。

 

そもそも、どうしてこの提案が急浮上したかというと、オセアニアサッカー連盟に籍があったオーストラリアがアジアサッカー連盟に移籍したためです。

 

なぜ、オーストラリアがアジアサッカー連盟に移籍したかというと、前述のワールドカップへの出場枠の関係です。

オーストラリアはオセアニアでは実力が飛び抜けておりました。

 

というもの、オセアニアはサッカーはそこまで人気のあるスポーツではなく、実力も強くはありません。

 

サッカーよりラグビーが人気の地域でもあります。(ニュージーランド、フィジー、トンガなど)

 

そのため、言い方は悪いですが、オーストラリア以外はまともにサッカーを取り組んでいませんでした。

 

そういう土地柄のオセアニアサッカー連盟。

 

レベルはオーストラリア以外は正直低い・・・

 

オーストラリアがいかに勝ち抜いても1枠もらえず、常に他の大陸とのプレーオフを戦わなければワールドカップに出場できませんでした。

 

しかも国同士で戦う代表戦以外でも、クラブチーム同士で戦うクラブ間の試合もあります。

 

先程述べた通り、オーストラリア以外サッカー人気はほとんどないため、クラブ間同士の大会も盛り上がりに欠け、利益がほとんど出ないという問題もありました。

 

そんな状況を打破するためにオーストラリアは、アジアサッカー連盟に移籍することを考え国際サッカー連盟にも承認されました。

さて、晴れてオーストラリアがアジアの一員になったのですが、今まででさえ移動距離の問題があったのに、さらに移動距離の問題が大きくなりました。

 

そこでアジアサッカー連盟東西分割という案が出されたのです。

 

まず東西の境目をインド・中央アジア辺りを境に東西に分ける。

 

東アジアはオセアニアと合併して東アジア・オセアニア地区。

 

これで少しでも移動距離の問題を解決しようという動きが実際ありました。

 

元々のアジア枠も西と東で2枠ずつに分配する構想でした。

 

当時その頃のサッカー仲間ともこのようなお話をしたら、「東アジアが激戦区になって日本はワールドカップ出場が厳しくなるから反対だ」っと言ってました^^;

 

東アジア・オセアニアの出場国

 

本命・・・日本、韓国、オーストラリア

対抗・・・中国、ニュージーランド

ダークホース・・・タイ、北朝鮮

 

この国同士で2枠を争う訳ですから、簡単にいかないのは理解できます。

 

しかし、これくらいの相手を横綱相撲で勝てないとなるのもまた問題かなとも思います。

 

日本代表はもっと高い場所を目指して欲しいので、これで厳しいとか言っているレベルで留まって欲しくないと思うのが僕の考えです。

 

実際、東西分割構想は一度流れた構想ですが、現在クラブのアジアNo.1を決める大会ではグループリーグの段階では東西に分けて行われております。

 

カタール大会後の2026年大会では、本大会48チームに出場国枠が拡大されます。

 

出場国枠拡大に伴い、再びアジアサッカー連盟東西分割&オセアニア統合の話しは起きるかもしれません。

 

仮に東西分割された時、日本サッカーも方向性を見失わないようにしっかりした体制を整えて欲しいです。

 

東南アジアの経済成長や人口規模を考えると侮れない存在です。

 

日本サッカー協会の、また僕もその一員として日本サッカーの明るい未来を作る為にも強化・育成を怠らないように、努力していかなければいけないと思う今日この頃。

 

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

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