こんにちは!Nishi です。
Jリーグが開幕して一週間が経ちました。
そして、週の真ん中にはリーグカップも開かれ、こちらのカップ戦もリーグ戦と並行して進められます。
今シーズンは、例年より2クラブ多い20クラブで戦うリーグ戦なので、試合数も多くなるので、コンディション管理の悩みは今年も引き続きありそうですね(^^;
リーグカップの試合を上手く利用して欲しいものですね。
公式戦が始まったということで、ニュースの量も多くなりました。
今日はJ2からの話題ですが、とても興味深い内容だったのでご紹介します。
GKとしての心得
J1経験のある松本山雅で、今シーズン開幕戦で正GKとして出場した圍(かこい)選手は、開幕戦のこの日再三の好セーブを見せ、勝利こそ掴めませんでしたが、終始粘り強い守備を見せ勝ち点1をもぎ取りました。
GKとしては、無失点で試合が終わることができたので、及第点であります。
ところが圍選手自身は、記事の前半部分では良かった点を述べていますが、後半部分は無失点とは言え、ミスがあったのでそこは修正したいとインタビューで答えています。
インタビューの内容も、「自分のゴールキックからピンチになってしまった」ことや、レフェリーがハンドを取ってくれなければゴールが認められて負けていた」など厳しいものでした。
最後にインタビューの締めくくりとして、「GKはノーミスでいかなければいけない。一つのプレーが大きく試合を左右すると、あらためてわからされた」と次の試合に向けてポジティブなコメントをしています。
この姿勢は、個人的にとても好感が持てます。
GKとして、僕も圍選手と同様、GKはノーミスで試合を終えなければ、ひとつのプレイで試合が変わってしまいます。
サッカーは失点しなければ、負けることはないスポーツです^^
その目標を達成するために、GKはどうすればいいか逆算して準備します。
この準備作業がとても重要で、準備がしっかりできているかどうかで、GKの優劣が決まると言っても過言ではないと思います。
サッカーと詰め将棋
僕は、サッカーは詰め将棋と同じだと思っています。
王将を最後に取るまで、一手、二手と徐々に王将を追い詰めていきます。
ゴールを守る時も、また奪う時も同じ理屈だと思います。
僕もGKとして試合に出場する時は、ノーミスで試合を終えるという目標を持って常に試合に臨んでいます。
そして究極目標は、ユニフォームを汚さないで帰るという目標を設定しています。
GKのユニフォームが汚れないということは、それだけシュートが来ない=自チームが攻め続けているということで、失点のリスクがないということです。
シュートを打たせないようにするために、自分自身のポジションの修正だったり、味方のポジション修正の指示を出します。
その為、GK自身の身体能力や技術の向上も大事ですが、味方に危険を知らせる指示能力が重要になってきます。
圍(かこい)選手の、完封したけど、ここがミスだったと細かく詰めていった結果完璧を求めるこの考え方は同意します。
おわりに
圍選手に限らず、GKの試合後のインタビューを取り上げる時、大手メディアでは、特に前半部分のようによかったことしか強調しないことが多いです。
番組の尺時間や誌面の都合かもしれないけど、実は反省点の方が重要だったりします。
むしろ反省点のフォーカスから修正の方が、GKとしてはより完璧に近づけるものです。
メディアがこういった、GKの本質を貫く記事を書いてくれると、GKの正しい認識がもっと広まるきっかけになるので、今回取り上げてくれたことは個人的には嬉しいですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了