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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

サッカーに限らずスポーツクラブは地域密着型が望ましい。中国サッカークラブ活動停止から見る企業クラブの危うさ

こんにちは! Nishi です。

 

2021年もあっという間に2ヶ月が過ぎましたね。

 

3月になると、そろそろ春の兆しが見え始める頃かと思いますが、ここ北海道は寒波が続き、まだまだ春には程遠い季節です(^^;

 

そんなまだ季節の境目の今日この頃ですが、ラグビートップリーグやJリーグが開幕して、プロスポーツリーグが続々と始動し始めました。

 

こういう話題が聞かれると、春の到来を感じさせますね。

 

試合の話題が多くありますが、試合外の話題も増えてきました。

 

そこで僕がちょっと気になったニュースを紹介していきます。 

 

 バブル崩壊の中国サッカー 

www.footballchannel.jp

【DAZN】好きなスポーツを、好きな方法で、好きなだけ

当ブログでも再三に渡って取り上げてきたのが、アジアサッカーの日本のライバルにあたる中国サッカー事情です。

 

近年、対米貿易摩擦問題やコロナ禍などで国家全体で経済が失速している流れを受けて、サッカー界にもその影響が出て来ていました。

 

下部リーグの複数クラブが倒産していましたが、今回はアジアチャンピオンズリーグに参加するほどの強豪クラブが活動停止になりました。

 

贅沢な資金力があったにも関わらず、こんな簡単に倒産や活動停止に追い込まれるものか?っと疑問が出ると思います。

 

中国のサッカークラブは広州恒大や今回の蘇寧など、企業名が入っていることでわかるとおり、大企業がクラブを所有している形態です。

 

昨年中国サッカー協会は、この企業名を排除する事を決めましたが、会社の宣伝広告の意味合いを失うということでクラブから反発の声は大きかった。

 

そんな、企業中心のリーグ運営故に、有り余る資金力を使うことができたという事情がありました。

 

資金力に物を言わせて、高額年俸の選手や監督を獲得したりしてチーム力を上げることができます。

 

反面、サッカークラブ運営の根幹である、サポーターや地元との密着性が希薄になりやすい面もあります。

 

企業中心の運営をしていると、不景気になると会社運営としてはサブコンテンツ扱いのスポーツ事業は真っ先に切り捨てられます。

 

日本の社会人クラブもたくさん解散や廃部もしましたね。

 

クラブがなくなると、選手も競技を続けられないし、ファンも試合が見れなくなり二重三重の不幸が待っています。

 

Jリーグが地域密着に拘った理由が、ここにあるのも理解できると思います。

 

サッカーに限らず、スポーツクラブの運営は地域密着が望ましいと僕は思う理由は、こういった不幸を起こさない為に推進していく必要があると思っています。

  

スポーツニュース=野球?

www.zakzak.co.jp

そういう意味では、雲行きが怪しいスポーツに、日本の野球は大丈夫かと心配になります…

 

僕自身、野球が盛んな地域で生まれ育ったのもあり野球も好きですが、育成や周りの現状を見ていると不安に感じています。

 

上記の記事も、おかしな論評だなって思いましたので紹介します。

 

朝のスポーツコーナーの“ご意見番”という立場で出演している張本氏はプロ野球出身者ですが、当番組のスポーツコーナーを受け持っている以上、他の競技についてもコメントする立場にあります。

 

それでも野球に偏り過ぎていると思うのに、記事では、「この時期プロ野球はオープン戦が始まっているので、もっと取り上げろ」と批判しています。

 

それはおかしくないか?と僕は思う。

 

プロ野球のオープン戦は、勝ち負けで優勝やタイトルがかかるような公式戦ではありません。

 

スキーやスケートなど、今の時期がシーズン真っ只中のスポーツを優先的に取り上げて盛り上げていくのが“スポーツ”コーナーあるいはニュースの役目だと思う。

 

現に、ジャンプの小林選手や、複合の渡部選手など優勝して結果を残しています。

 

他にも、バスケットボールも今はリーグ戦の真っ只中です。

 

なぜ公式戦ではない野球を、優先的に取り上げなければいけないのか非常に疑問に感じます。

 

普段いろいろ言っていることには疑問符がつく張本氏だが、今回の件は張本氏の姿勢が正しいと思う。

 

野球の話題取り上げろというのであれば、衛星放送やネットで専門チャンネルで取り上げればいいと思う。

 

国民的スポーツという驕りとメディアが牛耳っているという既得権益が見えるなぁなって思うと同時に、そんな調子だから野球離れが進んでいるのではないのかなって思う。

 

ただ、明るい兆しとして、ダルビッシュ選手筒香選手など現役選手や最近引退した選手達が、そういう今まであった驕りの愚かさに気づいて陰ながら活動しているのは明るい話題です。

 

しかし、まだ少数派だと思っているので、まだ野球が一番と勘違いしている人達をどうひっくり返せれるかはわかりませんね(^_^;)

 

上述の中国サッカー同様、あまりに親会社やメディアに癒着しすぎると野球の未来はないかもしれません。

 

おわりに

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パ・リーグがここ最近圧倒しているのも、地元ファンを大事にしたことも要因だと思う。

 

ここ北海道では、買っても負けても日ハムの盛り上がりは健在だし、福岡、仙台、千葉、さいたま、大阪と各自地域密着路線に変わったことで野球の盛り上がりと力をつけていったと思う。

 

正直昔からパ・リーグが好きだったので、このパ・リーグ全盛時代は嬉しく思うし、スポーツのいい社会の循環だと思う。

 

サッカーも負けてられないと思いますしね。

 

中国サッカークラブの活動停止や倒産は、古い体質というか、ある一握りだけの利権になっているスポーツは没落すると警鐘なのかもしれないと思った。

 

ちょうど野球メディアの時代錯誤の記事が重なって僕には映りました。

 

何事も考え過ぎるクセがある僕なので、考え過ぎなところもいがめないので、真剣に考えないで肩の力を抜いて読んでいただけるとありがたいです(^_^;)

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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