こんにちは! Nishi です。
いよいよJリーグも長いシーズンの締めくくりの時期になりましたね。
優勝はひと足先に神戸が優勝を決めましたが、今日の試合が最終節になります。
それぞれのクラブのサポのみなさんは、今シーズンの振り返りを行っているでしょう。
そんなJ1最終節を前に、昨日J1昇格プレーオフの決勝が行われました。
東京Vと清水のオリジナル10同士の試合になった昇格プレーオフ決勝は、果たしてどちらに勝利の女神が微笑んだでしょうか…
土壇場で掴んだ16シーズンぶりの昇格!
東京Vと清水のオリジナル10同士の戦いになった昇格プレーオフ決勝。
かつて日本サッカー界を牽引していた名門・東京Vが16シーズンぶりのJ1昇格をするか、はたまた1年でのJ1復帰を狙う清水。
どちらも負けられない戦いだったこの一戦は、東京Vが試合終了間際も間際、残り1分もない時間帯でPKを獲得→ゴールを決め土壇場でJ1昇格を決めました。
年間順位が上(3位)の東京Vは引き分け以上で、昇格を決めることができ清水は勝つことが絶対条件でした。
試合は膠着状態が続き、先制点を上げたのは後半18分。
ハンドで得たPKを清水のチアゴ・サンタナが冷静に決め先制します。
その後清水は守備に人数をかけ、失点しないように堅固なブロックを敷きます。
東京Vもその守備ブロックを崩せず、後半アディショナルタイムへと突入します。
アディショナルタイムは8分と長めでしたが、チャンスを作れず、ついに目安の8分台に突入すると、東京Vがボールを奪い縦パスを送ると、東京Vの染野がディフェンスラインの背後を上手く抜け出します。
この抜け出しに清水の高橋が決死のスライディングで防ぎ、ピンチの芽を摘んだかと思われましたが、ファウルの判定でPKに。
このPKを染野がきっちり決め、土壇場で引き分けに持ち込み16シーズンぶりのJ1復帰を果たす劇的な展開となりました。
この場面ハイライトで見ましたが、率直に言えば、スライディングは余計だったかなと(^^;
ディフェンスの気持ち的なことは理解できるけど、ペナルティエリアに侵入されているとはいえ、角度のあるコースだったので、スライディングではなく、接触しない程度で身体を寄せて、プレイを遅らせるディレイ守備でよかったと思う。
こういう場面は経験したことありますし、「ディレイ(遅らせろ!)」の声かけの場面ですね。
または、「無理するな!」がいいですかね。
決死のディフェンスは見た目や心情的には肯定的に見られがちだけど、もし身体に接触して倒れてしまったら、見方によってはファウルになってしまう場合があります。
実際今回の場面も、スローで見ると先にディフェンスの足がボールに触れているので、厳密にいえばファウルではないかもしれませんが、判定を下す主審が人間な以上、印象はよく映りません。
足も絡んでいるのも事実なので、どっちの判定ともとれるかもしれませんね。
こういう事があるから、GKとしては試合の状況によるディフェンスへの声かけってとても重要だと僕はいつも思いますね~
当事者間からすると酷な場面だけど、サッカーを志す人々にとったら、参考になるいいシチュエーションとも言えるかな
すごい関係ないけど、スラムダンクの海南vs陵南戦の牧vs仙道の最後の局面を思い出しました(笑)
仙道がバスケットカウントを狙うため、わざと牧に追いつかせファウルを誘うダンクをかましたあの場面です(笑)
牧がディフェンスだったら、スライディングはなかった…っと勝手に思ってしまいました
おわりに
清水側からすると、とても悔しい一戦となってしまいましたね。
しかしJ屈指の規模とサポは健在なので、来年復活してまたJ1の舞台に上がってくることを願っています。
J3では、3位富山が最終節勝利したものの、鹿児島が最終節で引き分けたため、得失点差で鹿児島が上回っていたため2位は変わらず鹿児島がJ2昇格を決めました。
得失点差で最後決まるのも悔しい結果ですね(^^;
富山も来年、この悔しさをバネにしてJ2復帰を目指して欲しいですね。
カテゴリーは違えど、昇格や順位が決まる最後の局面はいろんなドラマがあっておもしろいですね。
昨年のワールドカップのグループリーグもそうでしたね(^^;
個人的には、ああいう時間毎で順位がコロコロ変わる展開はドキドキしてとても大好きです^^
まぁ当事者としては、神経すり減る思いなんでしょうけど(^^;
それもサッカーの醍醐味だと思うので、来年も最後まで気が抜けない、白熱した展開でリーグ全体盛り上がっていけばいいなぁっと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了