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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2023年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#29

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第29弾です!

 

今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

移動と予備動作

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まず最初に紹介するシーンは、川崎vs新潟の試合から、川崎GKチョン・ソンリョン選手のプレイです。

 

左サイドの折り返しから、ファーサイドの長谷川選手にヘディングで合わせられますが、このシュートをラインギリギリで防ぎました。

 

折り返しのクロスが上がった際に、クロスの軌道から落下点を予測し、そのポイントに合わせて無駄なくポジションを修正していますね。

 

このポジション移動の際に同時に、シュートに対応するための予備動作も兼ねていたおかげで咄嗟の反応も可能にしました。

 

細かいひとつの小さな動きのおかげで、コンマ何秒か反応が早くセービングに移れます。

 

ライン際ギリギリのところでセーブできたのも、ポジション移動中に予備動作を入れて簡略化していたのは大きいですね。

 

こういう二つの動作をひとつにまとめて行い、少しでも動作のスピードを上げていくこともGKの能力として重要だと思います。

 

確実に弾くために

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続いて紹介するシーンは、横浜FMvs神戸の試合から、神戸GK前川選手のプレイです。

 

中央やや右よりの遠めの位置からの強烈なグラウンダーのシュートを見事な反応でセーブしました。

 

その後すぐに体勢を整えて、クロスもしっかりキャッチできたことで、連続して押し寄せたピンチも防ぎ切ったところもポイント高いですね

 

横に飛び、ただ手を伸ばしただけではなく、初めから弾くことを念頭におき、腕全体の力を使いながら力の込めたセービングでした。

 

グラウンダーでスピードのあるシュートに対して、キャッチが難しいとなれば、開き直って弾くことに専念した方がいいです。

 

このシーンでは、この判断は正解だと思います。

 

ちなみにフットサルでは、スピードのあるシュートに対してはベターなセービング方法です。

 

弾くと判断した時は、手だけ出すのではなく、できるだけ腕の力や身体を捻るなど、他の部位も活かしたセービングを心がけたいですね。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは、横浜FMの一森選手を選びました。

 

こちらも中央付近やや遠めの位置からの、グラウンダーの威力のあるミドルシュートを完璧なセービングでピンチを防ぎました。

 

ポストプレイヤーから、はたいたパスが出た段階で、ミドルシュートを予測していたと思います。

 

速くて力のこもったシュートを予測し、プレジャンプも小さめにして、打つタイミングでセービング動作に移行している理想的なセービングでした。

 

セービング時の膝も内側に力が向いているので、足がたたみやすい姿勢も作れていますね。

 

ポジショニングの悪さが原因の派手なセービングは評価しないけど、このシーンのような本当にすべき時に出た派手なセービングは評価したいですね。

 

紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)

●鹿島:早川…基本姿勢を忠実に守ったファインセーブ

【アビスパ福岡×鹿島アントラーズ|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第29節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

●G大阪:東口…ディフェンスの位置も考慮しコースを読み切ったナイスセーブ

【FC東京×ガンバ大阪|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第29節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

●札幌:高木…至近距離ながらも横っ飛びでナイスセーブ

【北海道コンサドーレ札幌×柏レイソル|ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第29節 | 2023シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

今節は、どの会場の試合でも横っ飛びのナイスセーブが多かった印象ですね。

 

横に飛ぶ動作は、しっかり練習していないとただ手を出すだけ、横に倒れるだけになってしまうので、身体の構造を上手く利用したセービング技術を習得してもらいたいですね。

 

受け身の取り方なども含まれるので、GKを志している人達は、これからもしっかり練習を積んでいって少しでもいいGKになって欲しいですね^^

 

絶体絶命のピンチを救うプレイは、個人的にはゴールを決めた時より嬉しい感情です。

 

っというより僕は、相手が悔しがる姿を見るのが好きだったりしますが(笑)

 

どちらにせよ。自身が身体を張ってピンチを乗り切り、チームが勝つ喜びを感じれるGKというポジションに魅力を感じる人がもっと増えていって欲しいですね。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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